【漫画】パタリロ! 55巻【感想/ネタバレ】
作:魔夜 峰央
「アシスタントの胸にナイフがつき刺さった音ですね」
1994年10月刊行物。
『サンライズ・サンセット』は世にも珍しい熱帯魚のお話と見せかけて、ミステリっぽい仕上がりに。でもミステリー編扱いではないんだよなぁ。
もしかしてミステリーと銘打つなって苦情が来たのかしらw
『海の底から』はオカルトだかSFだか。前話がミステリなのに、ほんとバラエティ豊かな作風である。
鮫に上半身を喰われてしまったベータ49号が、何らかの超常的な事象で生きているというオチかと思いきや、普通に死んでたのショッキング過ぎる。
普段は平気でタマネギを殺そうとしてるパタリロが真剣に怒ってるのグッときてしまうな。
『ニセ札騒動』もちょっとミステリっぽいよな。ニセ札というめちゃくそデカいお題をの割にストーリーが意外とこぢんまりしてるw
『アイスクリーム戦争』はなんだかんだでハートフルなオチに着地して気持ち良かったですね。アイス食べたくなってくる。
『白蜥蜴』は任務のために変装するバンコランが印象的。バンコランってあの長髪を切ると力が出なくなるって話、初出か?そんな拘りがあったのか。
バンコランがストリートファイトで苦戦するの意外だったな。もっと飄々と勝つかと思った。
ここ何巻か最後の1ページに文字を詰め込んで無理くりまとめ切る回が散見されるような……?
そういえば最近、ミーちゃんもアシの人達もあんまり本編中に出て来なくなったな。
燃:A- 萌:A 笑:A 総:A+
シリーズリンク
・パタリロ! 54巻(1994/07)
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