少年陰陽師 夕べの花と散り急げ
「あーあ、俺、まだまだだめだなぁ」
「じい様とか兄上に頼れなくても、何があっても冷静でいられるようにならなきゃいけないなと思ったんだ」
2010年9月の新刊。約10ヶ月2週間半の積み。隔月刊行。そんなに積んでた自覚が一切ありません。
通算31冊目にして、第第七章籠目編第1巻。
表紙のショタ昌浩にノックアウトされた方も多いのでは。
最近、このシリーズは3、4冊くらい溜めたところで、何かしらのキャンペーンが開催されて、それに合わせて読む、というパターンになってきてるな。
さて、今回は安倍の術師が狙われる事件が起こり、昌浩の近しい人達が危険な目に遭う話。
それと同時に昌浩に匹敵する霊力を持った陰陽師の少女、蛍が現れる。彼女は昌浩の曽祖父が交わした約定によると、昌浩の許嫁らしい……ということで、ここでまさかのラブコメクル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!と思ったら、彰子は伊勢だったでござるorz
昌浩が全編通して、成長痛に苦しんでいるが、成長痛ってそんなに辛いのか。自分も確かに痛がった憶えがあるけど、単に子供だから大層に感じていただけかと思ってた。
蛍は割とさばさばした良い感じの少女ではあるが、登場直後から、いきなり死亡フラグをおっ立てるという。
許嫁なんてスーパーラブコメワードが出て来たのに、何この鬱まっしぐらな展開。
しかもラストでは昌浩が殺人未遂+皇后呪殺未遂で首を刎ねられそうになって、さあ大変。
おいおい、一気にドン底に叩き落とし過ぎだろ……。
どうでもいいが、挿絵に出てる天后がイケメンにしか見えんのですが……。
次は2010年10月に新シリーズ『モンスター・クラーン 黄昏の標的』、2011年2月に『仄めく灯とひた走れ』、5月に『モンスター・クラーン 悠久の盾』、6月に『さやかの頃に立ちかえれ』。
刊行ペース早過ぎワロタ
そういや、角川文庫版は風音編に突入しましたね。
燃:B- 萌:B+ 笑:B 総:A-
シリーズリンク
・少年陰陽師 御厳の調べに舞い踊れ(2010/07)
・少年陰陽師 仄めく灯とひた走れ(2011/02)
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