新世紀エヴァンゲリオン 最終話「世界の中心でアイを叫んだけもの」
そして全ての子供(チルドレン)達に、ありがとう
弐拾伍話でまさかの心理描写オンリーで、最終回をどんな展開にするのかと思いきや、そのまま内面描写が続いて、シンジが立ち直って終了というまさかのラスト。まあ、事前情報仕入れてたから知ってたんだけど。
冒頭で殆ど尺足りないと明記されたようなもんで、びっくりした。どこまでわざとなんだろうな。演出も心理描写なのか単に作画が間に合わなかったからなのか判り辛い。台本まで出て来たしなw
有り得た他の可能性として、平凡な中学生として過ごすシンジの姿が描かれる。その世界ではアスカは強気な幼馴染みで、レイは陽気な転校生。何だこれ。アスカのキャラクターが現代のニーズにマッチし過ぎていて吹いた。
これがスピンオフ『鋼鉄のガールフレンド』へと続いていくわけだが、何が幸いするか判らんな。
最後は立ち直ったシンジが皆に祝福されて終了。これより先にGA文庫の『らじかるエレメンツ』でネタにされたのを読んでるから、笑ってしまったw
総評
そういうわけで、『新世紀エヴァンゲリオン』テレビシリーズ全弐拾六話、これにて終了。初めて視たいと思ったのが『スパロボα』やった頃くらいだから、六七年経ってようやくか。
要素要素を抜き出してみると、面白いとは思うんだけど、いかんせん情報の秘匿っぷりが酷いというか。もうちょっと理解り易く開示してくれても良かったのではないかと。
あとは、構成がなぁ。シンジが逃げ出してから戻ってくるのが早かったり、カヲル君登場からサクサク話が進んだり。使徒の数をもうちょっと減らして、それぞれエピソードを掘り下げる形にしたらもっと面白くなるのではないかと。
ラスト二話は冒険過ぎるw
最後の決戦は劇場版で語られるそうな。テレビでやってくれたら観るんだけどなぁ。
燃:C 萌:A 笑:B+ 総:B+
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