姉鬼あんりみてっど

姉鬼あんりみてっど (姉鬼あんりみてっどシリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)
著:会川 潮 イラスト:馨。

頭に角の生えた、真っ赤な目の女がやってくる。その背後にはゆらめく炎まで見えた。鬼火だ。赤い炎に照らされた、赤い鬼がやってくる。こいつはロリ顔巨乳の姉貴なんかじゃない。姉の姿をした鬼、姉鬼だ━━。

スーパーダッシュ文庫2011年1月の新刊。約6ヶ月3週間半の積み。スク水に釣られて買いました。今は反省している。
タイトルの「姉鬼」は「あねき」と読みます。

女顔の主人公、桃郎(ももろう)の腹違いの姉いばらは可愛いけれど、怒ると鬼の角が生えるという秘密を持っている。
そこへ、いばらの生き別れの兄を名乗る尊(たける)という青年が現れて……というお話。

ラブコメなのかなーと思いながら、読み進めていたんだが、何だか最後の方になると伝奇バトルのような気もしてきた。
桃郎達の過去に隠された出生の秘密、みたいな。

どっちつかずという典型的な地雷パターンを見せられた気がする。何だろう、詰まらないというより、面白くはないという表現が相応しいかな。
次は2011年8月だけど、もう買いません。

燃:C 萌:B+ 笑:C+ 総:B

スーパーダッシュ文庫

Posted by お亀納豆