緋弾のアリアⅩⅡ 狼狗に降る雪
「さあ、星の女神━━双剣双銃が来るよ」
2012年5月の新刊。約6ヶ月3週間半の積み。5ヶ月振りの新刊。
表紙は1巡目のカナとキンジをすっ飛ばして、レキ。カナはともかく、すっ飛ばされた主人公ェ……。
今回の内容からしても、キンジが表紙を飾るのに相応しい内容だったと思うんだけど、『Ⅴ』の売上が悪かったんだろうか……。
やはり前回のときと武装が異なるようだが、これまでは剣と銃という差別化だったのに対し、レキの場合は両方ライフルのよう。
サブタイは「フォル・オブリージュ」と読みます。
さて、長らく夢見ていた普通の学生生活を送れるようになったキンジ。どこまでも彼についていくと誓ったレキと一緒に、一般の高校に転入することに。
しかし、身体に染みついた感覚が抜けず、キンジは居心地の悪さを感じてしまって……というお話。
キンジさん、すっかり武偵として調教されちゃってるじゃないですかー!やだー!
冒頭では、『AA』のキャラ、夾竹桃がちょろっとだけ登場。
それはそうと、さりげなく登場して、かつ挿絵にも出るなんて、流石ジャンヌさんやで!
キンジは一般人の女の子、萌と仲良くなっていく。萌の正統派ヒロイン力パネェな!普段出て来る美少女達は一癖も二癖もあるもからなぁ。
また、キンジの昔馴染みで、ヤクザの娘、菊代も登場。キンジって、昔から物凄い知り合いが居たんだな……。
勿論、2人ともフラグが立つよ!
すっかりデレたジーサードが心強いなーと思っていたら、速攻やられた件。いやいや、どうせ次巻への引きのためのインパクト作りだろ?玉藻が、もう駄目とか言ってたけど、アッサリ耐えてるんだろ?
にしても、どんどんパワーインフレしてないか……?孫悟空とか出て来ちゃいましたよ……。
気になるのは、緋巫女と璃巫女。それぞれ白雪とレキだけど、残る1人である瑠巫女は、いつか出て来るのだろうか……。
ってか殻金の話とか、最近出て来ないから忘れそうなんだけど……。
後書きによると、『緋弾のアリアちゃん』のネタも赤松さんが考えてるっぽいな。マジか……。
次は2012年8月にⅩⅢ巻『反撃の九龍』、12月に『緋弾のアリア リローデッド キャストオフ・テーブル』。後者は短編集的なアレかな?
燃:A 萌:A 笑:B- 総:A
シリーズリンク
・緋弾のアリアⅩⅠ Gの血族(2011/12)
・緋弾のアリアⅩⅢ 反撃の九龍(2012/08)
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