理想の彼女のつくりかた3 第三稿 彼女と僕のアラウンド
いや、お前のものになった覚えはない。お前のものになるぐらいなら、コンセントにシャーペンの芯を差し込んで感電死した方が百万倍マシだ。
2011年4月の新刊。約1年9ヶ月1週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
さて、今回は夏合宿ということで水着回。しかし、ボケは超控えめで、直人のコンプレックスやら何やらに踏み込んでシリアス展開。
え、ボケなくなったら、面白いとこないじゃん!(酷
3巻終了が確定したから、終わらせにかかったらボケてる余裕が無くなったってことなのかなぁ。
それにしても、シリアスへの触れ方が急過ぎる気がする。それに、シリアス成分が強過ぎて、僅かに残っているギャグがスベっちゃってる感じ。
総評
ってなわけで、宮野の目玉を引き千切る電撃文庫『理想の彼女のつくりかた』全3稿、これにて打ち切り完結……なのか?リアルタイムで読んだなら総評は書かないけど、どう考えても続刊が出る雰囲気ではないので、書いちゃいます。
足掛け8ヶ月か。
1巻のコメディ路線は良かったと思うんだけどなぁ。本筋のシリアス成分のウエイトをどんどん重くしちゃうから残念なことに。
もっと、おバカなラブコメとか書けば良いと思うの。
この後、高村さんはメディアワークス文庫に移り、ポツポツ本を出している模様。
燃:C 萌:B+ 笑:B- 総:B
シリーズリンク
・理想の彼女のつくりかた2 第二稿 雨と紫陽花とセカンドガール(2010/12)
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