我が妹は吸血鬼である

我が妹は吸血鬼である (電撃文庫)
著:小鹿野 君則(おがの・きみのり) イラスト:zpolice(ゼットポリス)

「どうだ。見えるか!凄く僧帽筋が動いているだろう!こうして、プッシュアップをして、腕と背筋を重点的にパンプアップするんだ!」

電撃文庫2013年6月の新刊。約4週間半の積み。
タイトルの「妹」は「まい」と読みます。

第17回電撃小説大賞最終選考作を大幅改稿したものっぽい。電撃文庫MAGAZINEのインタビューによると、応募時点では短編だったそうなので原型を留めないくらい変わっているっぽい。

さて、で幼い頃に事故で両親を亡くした主人公、笹森総一郎は吸血鬼に攫われた妹、幾夜と再会を果たす。
生き別れた妹との再会を喜ぶ総一郎だったが、実は幾夜はオタク化していて……というお話。
どうでも良いが、総一郎、ムキムキ過ぎんだろ……。

スーパーヒーロータイムとか言われたら取り敢えず買うしかない。まぁ、殆ど関係無かったけどな!
ってか、『題名のない音楽会』のために7時半からスタンバるとか無理矢理過ぎんだろw

オタクな吸血鬼妹と過ごすポップでキュートなハートフルコメディみたいな印象だったんだけど、あれ、何この中途半端なシリアス具合……。
コメディ方面にハジケるわけでもなく、かといってガチバトルするわけでもなく。うーむ、これは……。迷うことなく切りですね。

そういえば、MF文庫Jに『アキハバラヴァンパイアナイト』ってあったなぁ。あれ、どうなったんだろうって思って調べたら、3巻すら出てねぇw

燃:C+ 萌:B+ 笑:C+ 総:B+

電撃文庫

Posted by お亀納豆