境界線上のホライゾン <Ⅵ>
作画:武中 英雄 原作:川上 稔 キャラクターデザイン:さとやす(TENKY)
「ええ、流石に御尻にブチ込むのは今までやり過ぎたと思うので、御尻からコップ二杯分の蛍光墨汁が問答無用で出ます」
2015年5月の新刊。
表紙はトーリとホライゾンということでページ増で最終巻です。
裏表紙には原作Ⅱ巻で登場する犬鬼がちょろっと登場。やだ可愛い……。
さて、ホライゾンを救うため進撃する武蔵アリアダスト教導院。激闘に次ぐ激闘で、物語はクライマックスへと。
原作ともアニメともまた一味違う描写で展開するんだけど、名も無き放送部員にも軽くスポットが当たっているのが面白い。
いずれ出会うことになる人々がチラホラ登場。既に俺の記憶から零れている人も居るよ!やったー!あれ、誰だよ……。
今回も巻末には川上さんの書き下ろし短編が。最後までぶれることなく尻にぶち込み続けましたね。
総評
そんな具合で統べての物語の始まるとなる原作1巻を緻密にコミカライズした電撃文庫原作『境界線上のホライゾン』全6巻でした。
コミックスだけでいうと完結までに3年2ヶ月か。
原作→コミカライズ→アニメという段階を踏むのではなく、アニメの発表とほぼ同時の開始だったと思うけど、ちゃんとコミカライズはコミカライズでしっかり立ち位置を定められた感じ。
アニメでは描かれていないシーンを切り取っているのが良かった。
後はもうちょっと女の子が可愛ければなぁ。
やっぱり原作Ⅰ巻のみで終了か。そりゃそうか。今からⅡ巻を始めたら、いつ完結するか分からなくなるもんな。アニメ3期がありそうな気配も無いし……。
燃:A+ 萌:A 笑:A- 総:A+
シリーズリンク
・境界線上のホライゾン <Ⅴ>(2014/08)
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