おジャ魔女どれみ19 ドラマCD付き限定版

おジャ魔女どれみ19 ドラマCD付き限定版 (講談社キャラクターズA)
原作:東堂 いづみ 著:栗山 緑 イラスト:馬越 嘉彦

「ありがとう。ハッピーラッキー、みんなにとーどけ!」

2015年12月の新刊。約2日の積み。半年振りの新刊。
表紙は見事教師になったどれみ。何だろう、違和感あるような無いような。

さて、高校を卒業し、それぞれの夢に向かって進み始めた元おジャ魔女達。今回はこれまでの構成とは一変、どれみ、はづきちゃん、あいちゃん、おんぷちゃん、ももちゃんの5人それぞれの一人称で語られるエピローグ的連作短編集となっている。

口絵は大奮発の8ページ。どうした今回と思ったら、その分、挿絵が1枚もなかったでござる。ぎゃふん。
おんぷちゃんが美人過ぎて辛い。

おい、あんまり小学校時代のことを振り返るんじゃない!涙腺にがっつんがっつんきちゃうだろうが!
エピローグみたいなもんなので、劇的な展開は起こらず、半ばダイジェストで語られていく。
どれみは無事一浪で済んで良かった良かった。

巻末には後書き代わりに栗山さんのインタビューが掲載されている。
ドラマCDの感想は別で。

総評

そんなわけで伝説の再動、講談社ラノベ文庫『おジャ魔女どれみ16』シリーズ全9巻、これにて終幕。丸4年やってたのか。

まさか今になって、またどれみ達の物語に触れることが出来るなんて思っていなかったので本当に嬉しかったですね。
ちょっと現実の厳しさを前に出し過ぎた感がないでもないが……。

前半は結構、クラスメイト達のエピソードも挟んでいたけど、後半はあんまり無かったよな。一切語られていない人も残ってると思うし、まだどっかで補完してくれても良いんですよ?チラッチラッ

結局、アニメ化には辿り着けなかったのか。いやまぁ、このままの内容でやったらメチャンコ重くなるだろうけど。
ただ、同じ時期に放送していた『デジモンアドベンチャー』は大人向けで続編アニメを作ったことを考えると、まだワンチャンあるのかもしれん。

巻末には「いつから、これで終わりだと錯覚していた?」的に画集の発売が告知されてるし。2016年春に出るそうです。
んほぉぉぉおおおおおおおぉぉぉお、まだまだ『おジャ魔女』から搾り取られちゃうぅぅぅうううううビクンビクン(錯乱)

せや!どれみが受け持ったクラスの子供を魔女見習いにして、どれみはその娘達を見守るポジションに配置すれば世代交代して新章始められるやないか!
そんで『魔法つかいプリキュア!』とコラボ映画や!これで勝つる!!

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

限定版リンク
ドラマCD おジャ魔女どれみ18

シリーズリンク
おジャ魔女どれみ18 2nd Spring has……(2015/06)
おジャ魔女どれみ20’s(2019/10)

画集リンク
おジャ魔女どれみ16 馬越嘉彦Illustrations(2016/06)