“文学少女”と美味しい噺 <2>
原作:野村 美月 作画:日吉丸 晃
キャラクター原案:竹岡 美穂 シナリオ協力:松田 美弥
二度目の恋はいつ始まっていたんだろう。
それをぼくははっきりと思い返すことは出来ない。
それほど彼女はいつも自然に、ぼくの隣にいた━━━━
1巻から発売のスパンが短いのは、劇場公開に合わせたからかな。
というわけで、『美味しい噺』完結巻です。今巻も1巻と同様に未来から原作の時代を振り返って、『今日のおやつ』編をコミカライズするというコンセプト。
麻貴先輩の子供がある程度大きくなって登場したりします。
琴吹さんが未だに心葉に刺し入れを持って来てるのが納得いかねぇ。つーか、心葉も断われよw
森ちゃんが予想外に可愛いと感じたのは俺だけではない筈だ。
総評
というわけで、『“文学少女”の今日のおやつ』編を元に構成されたコミカライズ『“文学少女”と美味しい噺』全2巻これにて完結。
やはり何と言っても未来から語られているという構成が面白かった。でも、この演出を面白いと思えるのは原作気読者だけじゃないのかな。まぁ、だからこそ意味があるのかもしれんけど。
原作を買わせるのが一番の目的だろうし。
原作とも本編コミカライズとも違う遠子先輩の可愛さが出ている点も忘れないでいただきたい。
これで終わりかと思いきや、反町と森ちゃんが主役の『“文学少女”と恋する詩人(ポエット)』が連載開始だそうで。これは森ちゃんの可愛さに期待せざるを得ない。
燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A+
シリーズリンク
・“文学少女”と美味しい噺 <1>(2009/12)
・“文学少女”と恋する詩人(2011/01)
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