【漫画感想】麻雀死闘黙死譚 凍牌 ~人柱篇~ VOL.16【16巻】
作:志名坂 高次
「あなたは、その圧力に負けたのだ」
2017年7月刊行物。
遂に高津さんの牙城を切り崩す時が来た。勝負に出る思い切りの良さは必須だけど、勝負に拘り過ぎても駄目ってことか。
その場のノリでルールをどんどん危険な方向に変え過ぎんだよなぁ。どんな鋼のメンタルだよ……。安定志向の俺からしたら信じられんわ……。
高津の死によって戦いは終わった。やっぱり優はギリ生きてたか……。意識不明ではあるが……。
そして新たな敵が動き出し、物語は最終章へと。それは良いんだけど、1つの章が終わるってのにアッサリ幕を引き過ぎじゃない?
もうちょっとエピローグに紙幅を割いても良かったのでは……。
ところでたまに使ってるフォントがドシリアスには合わないちょっと気の抜けるデザインじゃない?気のせい?
総評
そんな具合で裏の麻雀頂点を決める『麻雀死闘黙死譚 凍牌 ~人柱篇~』全16巻これにて終了。単行本だけだと足掛け5年9ヶ月。
『無印』の頃に比べて、より重いものを賭けた麻雀というコンセプトだったのかと想像するが、個人的には『無印』で内臓ぶちまけながら麻雀打っていた頃がピークだったように思う。
いや、人が死に過ぎて感覚が麻痺してるのかもしれんが……。
宮地やヒットマンとしてしか活躍しなかったキイチは最終章要員ってことかな。堂嶋さんについていった異国の双児も気になる。
続きを読むかは、また気分が向いたらかなー。まとめて読んだ方が盛り上がるのかなとも思うので……。
燃:A+ 萌:B+ 笑:C 総:A+
シリーズリンク
・麻雀死闘黙死譚 凍牌 ~人柱篇~ VOL.15(2017/03)
・凍牌 -ミナゴロシ篇- 1巻(2018/04)
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凍牌~人柱篇~ 16―麻雀死闘黙死譚 (ヤングチャンピオンコミックス) | |
志名坂高次
秋田書店 2017-07-20 |
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