薔薇のマリア 13.罪と悪よ悲しみに沈め
著:十文字 青 イラスト:BUNBUN
「死ねないのなら、生きるしかない。許されなくても、生きるしかない。お前はもうどこにも行けないだろう。それがお前の選んだ道なら、せめて踏みとどまれ、シブヤ・イチル」
約4ヶ月2週間の積み。7ヶ月振りの新刊。表紙はマリアとベアトリーチェということで、ルーシー編、いよいよクライマックスへ。って、分厚ッ!!500ページて。十文字さん、ハッスルし過ぎだろ。
しかも文字密度パネぇ。
ルーシー編は3冊目だけど、毎回分厚いから、もっと長いことやってた気がする。まぁ、俺が積んでた所為もあるんだけど。
散々好き放題ファンキーに暴れまくったSIXだけど、その最後は切なさを残すものだった。まさかベアトリーチェが勝利の鍵になるとはなぁ。
マリアの活躍は少なめ。語られていない部分ではかなりの重責を背負う羽目になってはいたが、目立つポイントはあんまり無し。
明確に骨盤の骨折を診断されたラノベ主人公なんて、そうそう居ないと思う。
そんなマリア自身にも、どうやらトマトクンレベルの謎が秘められているようで。え、そうなの?この人は、ずっと一般人扱いかと思ってたが。
そして遠い地で、世界の過去に触れようとするジョーカーとクローディア。ようやく、ようやく旧文明の謎が語られるときが来るのか……?
次は2010年8月。この間出ちゃったよ。
燃:B+ 萌:A- 笑:B 総:A
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません