【ボーダー】私が大好きな小説家を殺すまで【感想】
著:斜線堂 有紀(しゃせんどう・ゆうき) 表紙イラスト:くっか
「何がいけなかったんですか。私達にどうしろって言うんですか」
メディアワークス文庫2018年10月の新刊。約4日の積み。『キネマ探偵カレイドミステリー』3巻からは1年8ヶ月振り。
折込チラシでタイトルを見た瞬間にビビッときて購入。
母親から虐待を受けている少女、梓はある日、お気に入りの小説の作者である遥川悠真と出会う。先生と同じ時間を過ごす内、2人の関係に変化が訪れて……。
うーん、これはミステリーなんだろうか。かといって青春ものでもないし、サスペンス……サスペンスかなぁ?
好きな人のために全力で頑張ったのに裏目るのは何ともしんどいものである。先生の方に開き直れるだけのいい加減さがあれば良かったのだろうか……。
個人的にはもっとサイコな内容を期待していたのだが……。終盤で叙述トリックで全部が引っ繰り返されるようなやつ。いや、そもそもなぁ、帯がメチャクチャに煽り過ぎなんだよなぁ。
燃:C 萌:C 笑:C 総:A-
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