【コミカライズ】仮面ライダークウガ 11巻【感想】
原作:石ノ森 章太郎 脚本:井上 敏樹 作画:横島 一 企画:白倉 伸一郎
「お前は……五代と深く関わり過ぎたんじゃないか?」
井上敏樹ィ!
てめぇの血は何色だァ!?
まさか2冊続けて叫ぶことになるとは……。
2019年5月の新刊。
さて、サイコな面をどんどん加速させていく片桐章馬。一体くらいグロンギを倒すのかと思いきや、ガメゴに敢え無く敗退。
霊石を砕かれて無様に吊るされていたし、もう再登場の目は無いってことかな。
クウガもまたガメゴに歯が立たない様子。そろそろライジングの出番か?
そんな中、ガメゴにダメージを与えたのは沢木だった。間違いなくドクズな沢木だけど、このグロンギを前にして一歩も引かない姿勢は凄ぇよな。
翔一も少しながらも良い影響を受け始めた様子。
流石にゴと相対して無傷とはいかず、翔一から輸血してもらう沢木。翔一の血を貰ったことで変身出来たりして……みたいに言われているが、まさかギルスなのか……?
よく考えたらアギトとG3が出て、ギルスだけ出ない方が不自然か……。
密かに活動を開始していた未確認生命体対策本部の監視委員会。クウガを研究することでパワードスーツを開発するGプロジェクトも本格的に動き出した。
そんな監視委員会はサチさんの遺体を回収、保管していた。ただの研究用だった筈が、首が無いまま動き出してしまい……。
そうか、脳が無くなったら霊石の力で動き出すのか。頭部の方はどうなったんだろう。翔一が保管しているってことはないと思うが……。
会う人間会う人間の首を跳ばしていく元サチさんを目撃してしまった五代は多大なるショックを受けてしまう。
ここで闇の力が目覚めることになるのか……。
最初の頃、沢木と行動を共にしていた新谷ケイは五代から霊石をぶっこ抜くとかクッソ不穏な言動を示していたが、元サチさんに首チョンパされ敢え無く退場。Gプロジェクトは榎田さんがいればどうとでもなると思うが、この展開が吉と出るか凶と出るか……。
五代を人間と認める=グロンギも人間である=人権問題に発展するから面倒というロジック、人間の負の側面を凝り固めたような展開でエグいったらない。ほんと脚本よぉ……。どこまで読者を苦しめるつもりだよ……。
燃:A+ 萌:A- 笑:A- 総:S-
シリーズリンク
・仮面ライダークウガ 10巻(2018/12)
・仮面ライダークウガ 12巻(2019/08)
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