【映画】ONE PIECE FILM STRONG WORLD【感想】

「お前なんかに、仲間も！海も！好きにさせるかぁぁあああああッ!!」

2009/12/12公開。アマゾンプライムで視聴。そうか、もう10年近く前の映画なのか。
当時、『仮面ライダー×仮面ライダーＷ＆ディケイド MOVIE大戦2010』を映画館に観に行ったら殆どの客がこっちに流れていったのを見て白目になったのを思い出すわ。

『ONE PIECE』の映画史上、初めて原作者である尾田さんの製作総指揮として関わった作品で、あまり奮っていなかった興行収入をばちこりアップさせるきっかけになったんだよな。

かつてゴールドロジャーが活動していた時代の海賊、金獅子のシキ。彼がイーストブルーを滅ぼそうとしていることを知ったルフィ達はその野望に立ち向かう。
開始早々、いきなりナミの水着姿とかいうサービスカットで驚く。アニメの『ONE PIECE』って、どの辺の年齢層をターゲットにしてるんだろう。
個人的にはロビンの私服の方がエロいと感じましたね＜訊いてない

新しく上陸した島で住民達と知り合い、彼等を苦しめている奴がいるのでぶっ飛ばすという、完全にいつものやつである。
その流れを２時間足らずの映画の尺に詰め込んでいるので、いつもの長編のノリに慣れているとどうにも物足りなく感じてしまう部分はある。

攫われたナミを助けるためにシキの居城に乗り込んだルフィ達。てっきり持ち前の技を使って無双するんだと期待していたら、何処から持ってきたのか銃をぶっ放しだしてｱﾙｪｰ?となった。
ウソップが使うのは理解るんだけど、ルフィやゾロ、サンジ等、戦闘力高い組までが使っているのって違和感ない？

ルフィのフィニッシュ技、ゴムゴムの巨人の雷斧（ギガントトールアックス）は映画らしいド派手な技で良かったな。ゴムが帯電するかどうかはさておき。
しかし、どうにも敵を撃破した時の決めが弱かったような気がする。そこはくどいくらいに、どん！！！！という風にやってほしかったかなぁ。

燃：Ａ　萌：A-　笑：A-　総：Ａ