【ボーダー】舞面真面とお面の女 新装版【感想】
著:野﨑 まど イラスト:森井 しづき キャラクターデザイン原案:どまそ
「三隅さんてば、死にそうな蝉みたい」
メディアワークス文庫2019年9月の新刊。約1ヶ月2週間半の積み。『[映]アムリタ 新装版』と同時発売。タイトルの「舞面真面」は「まいつらまとも」と読みます。
新装版では表紙を全点森井さんが手掛けて、装丁も揃える方針の模様。こういうことされると新装版も欲しくなっちゃうよねぇ。
表紙のセーラー服と黒ストッキング良いですよね……。ストッキングに包まれたおみ足ほんと良い……。
ちゃんとオリジナル版のどまそさんの名前も記載されているのが細かい。
工学部系の大学院生、舞面真面は叔父から曽祖父が残した不思議な遺言の謎を解いてくれるよう求められる。
従妹の水面と共に調査に乗り出す真面の前に不思議な動物の面を被った女の子が現れて……。
ラストにどんでん返しがあったなくらいの記憶しかなくて新鮮な気持ちで読めました。
お手伝いの熊さんのコメディリリーフ感な。本筋に全く関係無いくせにやたらめったら存在感があるの何なのw
マレーグマは画像検索してみたが、確かにきもこわい……。
miniやnicolaとかいう雑誌名、久し振りに目にしたな。どの層に向けて書いてんだよw
真面の物語はまだまだ序盤といった風情で。普通に続刊があってもおかしくない終わり方ですよねぇ。
後書きで初代担当の湯浅さんがフリー素材扱いされてるの草。どういうことだよw
次は2019年10月に『死なない生徒殺人事件』と『小説家の作り方』、11月に『パーフェクトフレンド』と『2』。
燃:C 萌:A 笑:A 総:A+
オリジナルリンク
・舞面真面とお面の女(2010/04)
シリーズリンク
・[映]アムリタ 新装版(2019/09)
・死なない生徒殺人事件 ~識別組子とさまよえる不死~ 新装版(2019/10)
スポンサーリンク
KADOKAWA (2019-09-25)
売り上げランキング: 20,665
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません