【ラノベ】スカートの奥を征く者①【1巻/感想/ネタバレ】
著:マツ イラスト:鈴木 もえこ
「おかしいのは顔だけにしてください」
モンスター文庫2014年11月の新刊。約5年半の積み。まぁ、このタイトルなら買うよね~。
なろう発。
VRゲーム、フェアリー・ワールド・オンラインに後輩の誘いで降り立った主人公、篠山勇司。ゲーム内でスカートめくりが可能と知った勇司はひたすらスピードを追求するキャラビルドを選択して……。
導入自体はパッケージから期待した通りだったんだが、あれ、いつになったらスカートをめくりにいくんだ……?よし、ようやく1人目!と思ったら、その後が全く続かない……どころかリアルで甘酸っぱい青春ラブコメの様相……かと思えば、ギルド対抗戦……?何がしたいのかさっぱり理解らない……。
軸がブレッブレでなぁ。ひとつひとつの要素はそこまで悪くないのだが、等分で混ぜ合わせている所為で誰にも刺さりづらそう。
そのため挿絵のパンツ登場率も極めて低い。
後書きで高校生と知って驚き。しかしながら高校生が書いていたと思って振り返ると成程と納得出来る部分も。
妙に親に〇〇してから〇〇したという描写が目に付くと思ったら、多分普段の自分の生活をそのまま書いてるんだろうな。
で、最初からナンバリングが打たれているから当然2巻が出るものと思いきや、出てないんだよなぁ。出てないどころか、マツさん、なろうも退会してるやんけ……。
流石モンスター文庫さん、モンスターのように若い作家を食い荒らしたんだろうか。
燃:C+ 萌:A- 笑:B 総:B+
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