【ラノベ】少年陰陽師 こたえぬ背に哭き叫べ【51巻／感想／ネタバレ】
著：結城 光流 イラスト：伊東 七つ生
もしこれが夢でないなら。
もう、目覚めなどいらない。
2017年４月の新刊。約３年５ヶ月４週間の積み。５ヶ月振りの新刊。通算51冊目にして厳霊編第２巻。
表紙の構図からもう辛い。「背」を「そびら」と読むサブタイも悲惨でなぁ。
さて、黄泉から吹く風はあちこちへと脅威を広げていく。伊勢の斎の元にもその力は及んで……。
最早、これまでの関係者で逃れられている者は無しと言わんばかりに被害が拡大しとる……。遂に彰子も臥せってしまったし……。
ミスリードなんてこともなく、晴明の後継の寿命が後２年というのは昌浩のことと確定。今まで何度も落としかけた生命を無理矢理この世に留めた反動らしいが……。
もう、あっちもこっちもどっちもそっちも絶望ばっかりやんけ……。絶望の欲張りセットみたいなのやめて……(´；ω；`)
皆の前から姿を消した成親の目的は一体……。修行を経てパワーアップした昌浩ですら一捻りにしてしまうほど強かったとは……。
昌浩を鍛えたのは所詮人間。成親を一から仕込んだのは十二神将だったとのことで、そりゃ敵わんわ……。
もしかして成親は昌浩の命数を自分に振り返るつもりなんじゃなかろうな……。もしそうだったらどう転んでも辛いやんけ……。
次は2017年10月に『けがれの汀で恋い慕え』、11月に『現代編・近くば寄って目にも見よ 』、2018年10月に『おどみの殿でこころざせ 』、12月に『現代編・遠の眠りのみな目覚め』、2019年10月『まじなう柱に忍び侘べ 』。
燃：A- 萌：A- 笑：B+ 総：Ａ
シリーズリンク
・少年陰陽師 境の岸辺に甦れ（2016/11）
・少年陰陽師 けがれの汀で恋い慕え（2017/10）
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