【ラノベ】少年陰陽師 境の岸辺に甦れ【50巻/感想/ネタバレ】
著:結城 光流 イラスト:伊東 七つ生
藤花。安倍邸に帰って、どうか比翼の鳥のように昌浩と━━━。
2016年11月の新刊。約3年9ヶ月4週間の積み。3ヶ月振りの新刊。通算、遂に50冊目に到達。出し過ぎやろ……。
表紙の昌浩の指、どうなってんの……。関節グキってなりそう。後ろにいる不気味な女は黄泉醜女かな。結構怖くない?
さて、第十章『厳霊(いかづち)編』スタートです。前章の『道敷編』がきっちり区切られて終わったわけではないので、普通に前巻から地続きの展開となる。
ということは脩子が盛大に吐血したシーンの続きからなわけで、まぁ悲壮なこと。
流石に目の前でそんなのを見せられたら彰子も冷静じゃいられないよなぁ。普段は声に出さない昌浩の名前まで呼んじゃってなぁ……。
で、そんな彰子も咳をし始めてるやん……(´・ω・`)
北の方とそのお腹の子が助かったと思ったら、今度は成親が行方不明に。もう、あっちが浮けばこっちが沈む……。
しかも何?昌浩の敵として立ち塞がってくるってこと……?家族が人質に取られているんかいな。
今度は蛍も死にそうになってきたし、あっちもこっちも風前の灯火過ぎるんですよね……。
そして極めつけは、お前の後継の残る寿命は後2年発言ですよ。えっ、それ昌浩のこと言ってんの?はい、鬱~。
前2冊は特典小説のまとめの関係で挿絵が無いのかと思っていたが、どうやら今後は挿絵無しがデフォルトになる模様。え~、それはどうなのかなー。
まぁ、膨大なキャラの量のデザインを今から起こすのが大変なのは理解るが……。
おいおい、今回も初回特典の書き下ろしの現代版ペーパーあんのかよ……。サービス精神旺盛過ぎでは……?
本編では最早見ることの出来ない康史と敏次兄弟のハートフルな様子が描かれている。うぅっ……(´;ω;`)
次は2017年4月に『こたえぬ背に哭き叫べ』、10月に『けがれの汀で恋い慕え』、11月に『現代編・近くば寄って目にも見よ 』、2018年10月に『おどみの殿でこころざせ 』、12月に『現代編・遠の眠りのみな目覚め』、2019年10月『まじなう柱に忍び侘べ 』。
燃:A 萌:B+ 笑:B 総:A
シリーズリンク
・少年陰陽師 いつか命の終わる日が(2016/08)
・少年陰陽師 こたえぬ背に哭き叫べ(2017/04)
関連本リンク
・少年陰陽師 パラレル現代版 選ばれしものたちの受難と冒険(2017/01)
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