【アニメ】たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語　第１話「たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語」【感想／ネタバレ】

「ちくしょうめぇぇええええええええ!!」

ＧＡ文庫の気付けばそれなりに巻数を重ねていたシリーズがアニメ化。正直、全然アニメ化しそうなオーラ無かったのにな……。
制作はライデンフィルム。原作イラスト担当の和狸ナオさんは電撃文庫『アスラクライン』に続いて２度目のアニメ化ですね。

ＯＰカットで開始。軍人になる試験を受けるため、遥々王都へとやって来た少年ロイド。
自分の実力に自信の無い彼だが、実はロイドの出身地はラスダン前という人外魔境にあったため常人を遥かに超越した戦闘力を備えていて……。

うーん、近年流行りの無自覚最強系ってやつですか。ロイドの見た目が可愛い系というところはちょっと意外性あるかも。あまり男を感じさせないというか。
ただ、どうにも見せ方が中途半端というか。ロイドのハチャメチャな強さがあんまり伝わってこないというか……。デッカいイナゴ型？のモンスターも作画が微妙な所為かあんまし緊張感がな……。

ヒロイン格と思しきセレンの呪いが解ける下りもさらさらさらーっと流されて、呪いの重みが全然感じられなくない？本人は幼い頃から苦しんでたんだろうけど、視聴者からするとキャラがよく理解らない内に話が終わってしまったような……。

ロイドが居候させてもらっている魔女マリーさんは眼鏡美人で良かった。え、15才なの!?もっとお姉さんかと……。

ＥＤは本編が食い込んだので曲だけ。予算少なそうなんだし、本編を食い込ませなくても良かったのでは……。
文庫レーベル原作だから取り敢えず視てみたが、予想通りの仕上がりといった感じかなぁ。ＯＰを見るまでもなく、ここで視聴打ち切りですわ。

燃：C+　萌：Ａ　笑：B+　総：A-