【ラノベ】ゾディアック・ウィッチーズ2 十二星座の魔女【2巻/最終巻/感想/ネタバレ】

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著:朱門 優 イラスト:ななか まい

「特別」は強要されるものじゃない。
「特別」は━━「きっと」覚悟した者だけに与えられる「資格」なんだ。

2013年10月の新刊。約7年3ヶ月1週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は委員長。ストッキングのランガードがえっちだ……。

ピンナップは旧スクの委員長とビキニの妹ちゃんが鎖付きの首輪で繋がれているという半端無く背徳的な構図……の筈なのに妙に明るいトーンで描かれている。
採用されなかったが、おひっつんっていうニックネーム好き。

さて、今回ぶつかるのは〈獅子座(レオ)〉の魔女、為槌(いづち)いまり。いまりの生い立ちを知ったキミオは彼女も救いたいと願うが……。
いまりとの物語を進める中で十二魔女の設定も色々と出て来ていますね。1巻読んでから相当間が空いているから微妙かなーと心配していたが、意外や意外素直に楽しめた。

やはり星座モチーフは異能力バトルと相性BATSUGUNですね。2つある生徒会の設定も良い。
程良くボケを挟んでくるバランスも小気味良いね。

サジタリウスの頭文字を取った大魔術の詠唱の厨二臭さが堪らない。これはクライマックスを盛り上げる素敵な演出ですわ。
これは登場する魔女の数が増えれば増えるほど面白くなっていくってハッキリ分かんだね。

さぁ、これから盛り上がっていくぜ!と思いきや、3巻出てないんだよなぁ。てっきり打ち切り完結なんだとばかり思っていたが、それですらないのね……。ここで終わらせるには惜しいのに。悲しいなぁ。そう言うなら発売した時に読んどけよって話なんですけどね。

朱門さんはこの後は2014年6月に『修理屋さん家の破壊神』という本を出したっきりラノベ業界から姿を消してしまっている。殆ど動いていないTwitterを見る限りでは何かしらの創作分野で活動しているようだけど……。

燃:A 萌:A 笑:A- 総:A

シリーズリンク
ゾディアック・ウィッチーズ 十二星座の魔女(2013/06)

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ゾディアック・ウィッチーズ2 十二星座の魔女 (富士見ファンタジア文庫)