勇者王ガオガイガー FINAL「いつか星の海で」
これは命の限りに燃えた勇者王最後の物語である。
OPの歌詞が1番に戻り、映像が最終回仕様に。こういう細かい演出が好きです。
さて、機界新種ゾヌーダとして覚醒してしまった命。復興途中の東京へと降り立ち、圧倒的な速度で物質昇華を開始。
既に昇華され、身動きの取れなくなった勇者ロボ達のAIをガオーマシンに搭載しての、最後のファイナルフュージョンに燃える。
護はみんなを守るため、ギャレオンと共に機界新種に立ち向かう。
その姿を見て、華ちゃんはウッシー達に護の正体を話す。今まで何度もゾンダーの脅威に晒されながらも我慢して涙を零さなかった華ちゃんががボロボロ泣きながら、みんなに話す華ちゃんにもう涙腺爆発ですよ。これ書いてる今も涙出て来た。
ゾヌーダの圧倒的な力の前に、ファントムリングとゴルディオンハンマーがあっという間に昇華されてしまう。
ここでまさかのプラズマホールド使用ですよ。前に使ったのってnumber.02ですよ。何故、これほど使用率が低いのか。と思って調べたら、左腕内部の回路にかける負担が大きいんだってさ。初めて知ったぜ……。
ハンマーが無くなったら、もうヘルアンドヘヴンで突っ込むしかない。途中からは、もうヘルアンドヘヴンではなく、ガチ殴り合い。
もう『ガオガイガー』どころか勇者シリーズ自体が終わるからなのか、ガイの顔は凄いことになってるわ、命の胸には突起があるわ、ゾヌーダの解体ショーだわで、やりたい放題。
何とか核は抉り出したが、ゾヌーダは健在。ガオガイガーどころかガイまでもが物質昇華され、為す術無し。
そこで何を思ったか、勝利の鍵、獅子王凱は浄解ワードを唱える。
奇蹟が起こり、ガイは超進化人類エヴォリュダーに、命はセミエヴォリュダーにそれぞれ生まれ変わるのだった。この辺の理屈はよく理解らんが、勇気とGストーンの力ってことなんだろうなぁ。
物質昇華が停止し、システムが復旧したため、万能力作驚愕艦カナヤゴが降下してきて、瞬く間に昇華された東京を修復してしまう。
プライヤーズがカーペンターズとして生まれ変わったけど、まだディメンジョンプライヤーとしての機能って残ってるのか?
そして護の旅立ち。シーンとしては戦闘終了後、一気に展開してるけど、確かこの間にはある程度の時間があった筈。
一応、宇宙のどこかで生まれているかもしれない新種のゾンダーと戦う人々の手伝いをするためって言ってるけど、実際はソール11遊星主に呼ばれたんじゃなかったっけ。
最後はウェディングドレスを着た華ちゃんとの結婚式。あれ、デコチューだったんだよね?
『いつか星の海で』が流れて、もう涙腺が……。
総評
そういうわけで、最後の勇者シリーズ『勇者王ガオガイガー』テレビシリーズ全49話でした。
10年以上経った今視ても、すげー面白いよな。
リアリティある設定と勇気で何でも可能にする無茶加減が無理なく、絶妙なバランスで溶け合っている。
複線の張り方は細かいし、メカは軒並み格好良いしで、やっぱりロボットアニメはこうでなくちゃなぁと思わせる。
何だかんだで俺の大好きなアニメって基本、子供向けだよな。『ガオガイガー』『おジャ魔女』『デジモン』『プリキュア』等々。
燃:A+ 萌:A+ 笑:C 総:S
シリーズリンク
・勇者王ガオガイガーFINAL FINAL.01「勇者王新生!」
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