刀語 最終話「炎刀・銃」
「それでも私は、そなたに惚れて、良いか?」
次回予告視た時点で面白そうだったので、片手間じゃなくて、ちゃんと視ようと思ってたら、2ヶ月くらい寝かせちゃいました。
さて、右衛門左衛門の凶弾に倒れたとがめ。ヒロインなのに、さくっと死なせちゃう、それが西尾維新クオリティ。
開始20分くらいまで、七花ととがめの最期の別れのシーンだから、ちょっとしつこいかなとは思ったんだけど、その後の巻き返しが凄かったので問題無くなった。
回収された11本の完成系変体刀を手に、七花の前に立ち塞がる新たなる敵達。しかし、これまではとがめの命令で、刀を破壊せず、かつ自分も守りながら戦わなければいけないという制約があったため苦戦していただけの七花は易々と敵を葬り去っていく。
この個性ありそうなキャラをばっさばっさ殺していく展開がいかにもだよなぁ。
『ロックマン』シリーズの最終ステージのボスラッシュを思い出したわ。
そして右衛門左衛門との激突。その戦いはあまりにも壮絶で。燃える燃える。
エピローグでは、とがめの遺志を継ぎ、全国の地図を作る旅に出る七花の姿が見れる。その傍らには否定姫の姿が。右衛門左衛門が遺した不忍の仮面を頭につけてるのが泣かせる。ってか、否定姫、えらい可愛くなってない?
いかにもノーマルエンドって感じの終わり方だよなぁ。グッドエンドなら、とがめと否定姫で両手に花状態になるのではないかと。
総評
そういうわけで、西尾維新アニメ化プロジェクトの一貫として放送された大河アニメ、講談社BOX原作、対戦格闘喧嘩絵巻『刀語』全12話、これにて閉幕。
大河アニメって試みは面白いと思うだけど、放送日を忘れそうになるのが困りもの。また、尺が1時間なので、普段アニメばっかり視てると、どうしても敷居が高くなってしまうんだよな。
まぁ、ちゃんと最後まで視たら、捻くれっぷりが楽しめたんだけどさ。ヒロインが死ぬのはどうかと思うが。
アニメ化プロジェクトの次は『傷物語』になるのかな。
燃:A+ 萌:A- 笑:C 総:A+
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