【ラノベ】機巧少女は傷つかない16下 Facing “Machine doll Ⅱ”【16巻/最終巻/感想/ネタバレ】

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著:海冬 レイジ イラスト:るろお

「おまえが、世界一可愛い、俺の嫁だ!」

2017年7月の新刊。約4年8ヶ月4週間の積み。上巻と同時発売。
最初に表紙を見た時に何でラストを飾るのが新キャラやねんと思ったんだけど、夜々にそっくりな神性機巧だったのか。それなら納得ですわ。なお、上巻と繋がる構図になっています。

さて、夜々を取り戻すため一世一代の無茶を押し通そうとする雷真と、彼にアテられて力を貸してくれる人々。これまでに出会ってきた人々が雷真に感化されていく様はとても気持ちが良い。
姉を大切に思う気持ちを素直に認めるロキ、オトコマエ度がぎゅんぎゅん上昇中じゃん。

長い間、土門家を繁栄させるため裏で糸を引いていた綺羅婆ちゃん。予言を信じて行動していたわけだけど、巡り巡って自分の行動が裏目に出ていたと最後の最後に気付かされるのはきっついなぁ。まぁ、悪行三昧だったので因果応報ではあるんだけども。

胴体を真っ二つにされた筈のグリゼルダは切断される直前に自ら原子を制御して身体を分離させていたとのこと。そんなオープンゲット的解決策があったとは……。

そして神性機巧から夜々を取り戻す雷真。これ以上ない真っ直ぐな告白で満場一致のハッピーエンドでんがなまんがな。
実質、魔術回路を内包した人間みたいな存在になったので子供も産めるようになって大勝利です。おそとはしってくるしかない。
脇役達のその後が垣間見えるのも嬉しいね。
最後にきっちりスピンオフコミカライズ『ジーンメタリカ』と繋げてきやがった……やるじゃない。

総評

そんなわけで今宵も夜会の幕が上がるМF文庫J『機巧少女は傷つかない』全17冊、これにてフィナーレ。足掛け7年8ヶ月。
最初こそ萌え萌えバトルアクションといった風情だったけど、終盤に向かうにつれてシリアスが増していき、最後には爽やかに幕を引くという構成が見事でしたね。途中で長期間積んでおいて何言うてんねんって話ですけど。

戦前の現実世界が舞台というのも独特だったんじゃなかろうか。
本編後の夜々と雷真のいちゃいちゃはもっと見ていたかったという気もするね。

燃:A 萌:A 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
機巧少女は傷つかない16上 Facing “Machine doll Ⅱ”(2017/07)

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機巧少女は傷つかない16下 Facing “Machine doll II" (MF文庫J)

MF文庫J

Posted by お亀納豆