【ラノベ】ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編 9巻【感想/ネタバレ】
著:衣笠 彰梧 イラスト:トモセ シュンサク
「勉強は将来の自分への投資。そう思うことにしてんだ」
2023年2月刊行物。約1ヶ月1週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は一之瀬クラスの渡辺と網倉さん。網倉さん、ポニテスタイルが活発な印象で可愛いですね。
さて、2学期最後の特別試験。普段からの学力がものをいう地味な試験。しかしその裏では3学期へ向けての各クラスの思惑が交錯していて……。
生徒会では南雲会長の引退の時期が。堀北さんとバチバチに拗れるのかと思ったら、全然そんなことなかったな。
あくまでも堀北兄をライバル視していただけで、その妹であっても堀北さんは面倒を見るべき後輩ってことかなぁ。
いやしかし南雲との決着はつきそうで、なかなかつかないな……。3学期の終わりまでお預けだろうか。
そんな堀北さんは次期生徒会長に。堀北さんの目覚ましい成長っぷりに嬉しくなっちゃうよなぁ。隙あらば綾小路の能力を使ってやろうというスタンスも頼もしい。
堀北さんは櫛田さんを副会長として抜擢。交換条件として土下座を要求した櫛田さんがニッコニコなの笑っちゃうな。堀北さんの土下座が見れたのよっぽど嬉しかったんだな……w
遂にはクラスメイト達の前で自分がどうやって勉強に向き合うようになったかを語るまでになった須藤。もう何回も書いてるけどデッカくなりやがって……!
ひっそり繋がっている橋本と金田。それぞれリーダーには無断で動いてるってことかな。彼等の行動が大きなうねりを生むか……?
神崎達からの依頼もあり、一之瀬さんに接触していく綾小路。綾小路の影響もあって変わりつつある一之瀬さんは静かに決意を固めていって。
前に綾小路は一之瀬さんが退場すべきは学年末試験の時、と言っていたような気がするけど、この様子だとそれも突破して成長するのかな。
綾小路への気持ちも諦めないと決めた一之瀬さん。こう書くと彼女の成長を感じさせるが、龍園が何かを感じ取る描写や挿絵の雰囲気からすると正統進化というより亜種進化って感じがするんだよな……。
で、綾小路が一之瀬さんを構っている間、寂しい思いをしている軽井沢さん。これも綾小路の実験の一環なんだろうけど、このまま破局を迎えてしまうのか……?
後書きによると次巻は冬休み編。3学期はこれまでよりも過酷な展開が待ち受けるらしいが、ただ退学者が出る以上のことが起こるってのか……?
燃:A+ 萌:A 笑:A 総:A+
シリーズリンク
・ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編 8巻(2022/10)
・ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編 9.5巻(2023/06)
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