【ラノベ】ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編 9.5巻【感想/ネタバレ】

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著:衣笠 彰梧 イラスト:トモセ シュンサク

「星之宮は性格が軽すぎる。茶柱は性格が重すぎる」

ひどいw
2023年6月刊行物。約1ヶ月3週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は坂柳さん。うーん、清楚。

さて、冬休み。軽井沢さんがタイミング悪くインフルエンザに罹ってしまったことで、予定の空いた綾小路は知人達の普段とは違う側面を垣間見ることに……。
ジムのスタッフのお姉さんにアプローチしたい真嶋先生、一之瀬さんと一緒に写真を取りたい宝泉、ヨーグルトメーカーが買えなくて意気消沈する綾小路と、どうした急に男キャラの可愛い一面をゴリゴリ見せてくるじゃない。
特に宝泉が意外過ぎる。女なんて性処理の道具くらいにしか思ってないとばかり……。

Aクラスの女子達との接点が増えていく。修学旅行で同じ班になった山村さん、敵というよりむしろ味方になってくれそうな雰囲気を感じるが……?
新たに登場した森下さんの奇行も興味深い。マジで何なんだこの人……。

綾小路が軽井沢さんと接触出来ない隙を突いて、次々と現れるヒロイン達。
一之瀬さんは覚悟を決めてどんどんアプローチしてくるし。
これまでも散々匂わせを続けていた坂柳さんもここにきて真っ直ぐな告白をしてきて、おーっとこれはこれは……。こんなに素直に気持ちを伝えられたら好きになっちゃうよねぇ……。

綾小路としてはまだ軽井沢さんを捨てるつもりは無いようだけど、その日はもうそんなに遠くないようにも見えるんだよな……。
佐藤さんが軽井沢さんの良き理解者となってくれているので、彼女が癒しとなるか……?いちゃいちゃしている2人の図はとても尊いですねぇ。
なお、綾小路と軽井沢さんはいくとこまでいったという理解で良い模様。やってんなぁオイ!

ここにきて椎名さんも綾小路に猛烈なアプローチを仕掛けてくる。今までは良いお友達みたいな雰囲気だったのにどうした……。くそっ、めちゃくちゃ可愛く思えてくるやないか……。
綾小路が椎名さんと仲が良いことに何やら不満な様子の平田マン。どうした?軽井沢さんを幸せにしないと許さねーぞってこと?

ふえぇ、みんな魅力的で選べないよぉ……。怖いのは、今回幕引きが椎名さんとのシーンというところ。まさか退学フラグなのでは……。
こうなってくると1ミリもヒロインレースに参加してくる気配の無い堀北さん何なのwwwww
作品のヒロインは堀北さんであっても綾小路のヒロインはそうじゃないよってことか……。

ふと思ったんだが、綾小路が堀北クラスから出て行きそうなフシを見せているのは、もしかして5つ目のクラスを立ち上げるということだったりする……?こいつはと思った生徒を引き抜いて構成する、みたいな。

1年生達があまり存在感を主張してこないのはあくまでも綾小路達の学園が物語のメインストリームだからってことなのかなぁ。まさか3年生編が終わった後、主人公を交代させて続けようって魂胆があるのかしら。

燃:A+ 萌:A+ 笑:A 総:A+

シリーズリンク
ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編 9巻(2023/02)
ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編 10巻(2023/10)

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ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編9.5 (MF文庫J)

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Posted by お亀納豆