角川つばさ文庫,雑記

フライングリサーチ対象にするほど買うものが無いので、フライングしているかどうかは判りません。ブツは、

・ぼくとレギオスの旅2 生まれゆく都市

ぼくとレギオスの旅2 生まれゆく都市 (角川つばさ文庫)

の一冊のみ。

来月は『少年陰陽師 異邦の影を探し出せ』が発売される。『ハルヒ』がほぼそのままの内容だったので、こっちも恐らくそうだろうな。また、続きが刊行されるのかどうか。

富士見ファンタジア文庫,角川つばさ文庫

ぼくとレギオスの旅1 歩行する都市 (角川つばさ文庫)
原案:雨木 シュウスケ 著:川村 ひであき イラスト:今野 隼史

『イエス、ボーイ。帰る場所(マイホーム)があるから、旅だってできるんだっずぇい!もし帰る場所がなかったら、それは旅じゃなくて、お別れ(グッバイ)なのさ』

 約二ヶ月四日の積み。『レギオス』の公式外伝が角川つばさ文庫から登場。
 物と話が出来る少年アッシュと電子精霊ステラがなりたい自分を探す旅に出る物語。旅の途中ではあのニルフィリアが加入したりもする。
 また、イラストは『七人の武器屋』で御馴染みの今野さんということで、買わない理由が一つも無い。
 そう言えば、キャラクター原案として深遊さんの名前は入ってないんだな。

 物と会話出来るアッシュの能力は生まれついてのものらしいけど、それって念威が変質した能力なのかな。

 正直、児童書ということで、そんなに期待してなかったんだけど、かなり良質で驚いた。児童書らしい教育的なメッセージを盛り込みつつ、これまで語られていなかった『レギオス』世界の設定も開示し、ハートフルエピソードあり、ラブコメありと盛り沢山。

 ステラ可愛いよステラ。ボクっ娘って『レギオス』では初めてじゃない?
 また、本編からのゲスト的登場のニルフィリアは周囲が年下なので、姉ポジション。嗚呼、ニルフィリアお姉ちゃんに蔑まれたい(ぇ

 そういうわけで、『ぼくとレギオスの旅』一巻でした。ソフトカバーのシリーズよりは断然面白かったです。これは続きが楽しみだ。

燃:A- 萌:A+ 笑:B- 総:A+

鋼殻のレギオス (富士見ファンタジア文庫)
鋼殻のレギオス (富士見ファンタジア文庫)

角川つばさ文庫

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川つばさ文庫)

著:谷川
流 イラスト:いとう のいぢ

 

「俺は戻りたい」

「こんな状態に置かれて発見したよ。俺は何だかんだ言いながら今までの暮らしがけっこう好きだったんだな。アホの谷口や国木田も、古泉や長門や朝比奈さんのことも。消えちまった朝倉をそこに含めてもいい」

「……何言ってんの?」

「俺は連中ともう一度会いたい。まだ話すことがいっぱい残ってる気がするんだ」

 

 約二週間の積み。角川つばさ文庫に『ハルヒ』が登場です。せめて表紙は描き下ろしにしてほしかった……(´・ω・`)

 ザスニの表紙だかに使用されたイラストです。まぁ、ハルヒ可愛いから良いんだけどさ。

 

『スレイヤーズ』みたいに原作者じゃない作家さんが書き下ろすオリジナルストーリーなのかと思いきや、スニーカー文庫の中身そのままでした。

 カバー折り返し部分に文庫の表紙イラストを収録。カラー口絵は全カット。挿絵は完全収録。あとは、各所で使用されたイラストをちょこちょこと挿入といった感じ。

 ちなみに後書きまでそのまんま収録です。

 

 変更点は全ての感じに振り仮名が振ってあることと「輪姦」が「いたずら」に置き換わっていることの二点くらいか。でも、「えっちぃ」とか「エロい」はOKという不思議。

 流石に輪姦は無理だったかw

 と言うか、丸々そのままと判った時点で最早楽しみはそこくらいしかなかったです(ぇ

 

 文庫で二回読んでるので、読むのはこれで通算三回目となるわけだが、やはり出だしで一文一文がやたら長ったらしくて、ウってなるw

 

 果たして続刊は出るんだろうか……。流石にもう買わんかなぁ。

 

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

角川つばさ文庫

時をかける少女 (角川つばさ文庫)

著:筒井 康隆 イラスト:いとう のいぢ/清原

 

「じゃあ、いってしまおう。きみが、好きになったからさ」

 

 LOVE

 

 三月三日に創刊された角川つばさ文庫のファーストラインナップの一冊。表紙がのいぢさんとか釣り過ぎると思いつつも購入してしまいました。本作だけ各書店で品薄になるという状態に陥った模様。

 のいぢさんのカラー絵はズルいよなぁ。

 

 ちなみに、のいぢさんはカバー絵とその折り返しのみで本文挿絵は案の定別の人が書いています。

 

 児童書を装っておきながら、明らかに大きいお友達狙いの作品が混じっているのが非常にアレでナニ。ちびっこをラノベに引きずり込もうという思惑もあるらしいが。

 

 表題作の他にショートショートを三本収録。

 

 さて、筒井さんの代表作なわけですが、これって別に特別に漢字を開いたりしてないよな?とすると、「彼女」がデフォルトで「かの女」と書かれていることになるが、すんごい読み難いんですが……。

 

 まぁ、内容は普通です。でも主人公ポジションの二人が和子と一夫って、もうちょっと捻りようはなかったのかと言いたくなるようなネーミングだな……。

 

燃:C 萌:A 笑:C+ 総:B