漫画

まほらば 2 (ガンガンWINGコミックス)

作:小島 あきら

「いい思い出にせよ、悪い思い出にせよ、そのひとつひとつが今の僕を作ってる」
「大切な要素(もの)になってるから…」
「…だから、この自分の性格を嫌だとはあんまり思わないんだ」

表紙は黒崎母娘で、背景に鳴滝荘の住人達。今度は灰原さんも居ます。
今回は珠実による梢に白鳥君が相応しいかチェックから始まり、かくれんぼ、王様権発動という名目のデート、お絵描き大会、黒崎母娘の絆といったエピソードを収録。
徐々に、この作品らしい雰囲気になってきている印象。

鳴滝荘には美少女美女がいっぱいなわけだが、既に白鳥君の気持ちは梢にしか向かっていないし、梢以外の女性陣も特に白鳥君を男性として意識しているわけではない。
ぱっと見は、べったべたなラブコメ作品なのに、実はそうでもないという。

この巻から既に今後へ向けての伏線が張られ始めている。梢の人格の内の一つ、千百合のと海外に居る桃さんの恋人の存在と小夜子さんが学生結婚であることが示唆されるシーンが。
どの伏線も回収は結構後じゃなかったっけ?

ところで、桃さんのスーツ姿はエロいと言わざるを得ない。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

漫画

まほらば 1 (ガンガンWINGコミックス)

作:小島 あきら

「ようこそ!!鳴滝荘へ!!!」

わ!』と『まなびや』を読んだら、伝説の神漫画が懐かしくなり再読開始。ラノベと違って、漫画ならそんなに時間も掛からないだろうと。

全巻初版で持ってるけど、一巻が出た2001年当初って、新刊に何でもかんでも帯を巻く時代じゃなかったんだなぁ。あれか、出版不況&シュリンクする店が増えたからか。

表紙はメインにヒロイン梢を据えて、その少し後ろに主人公の白鳥君。背景に鳴滝荘の住人達。灰原さんがハブられている件。裏表紙には居るけど、表紙からは極力萌え要素以外のものは排除しようってことなのか。梢の制服のスカートも心持ち短くなっている気がする。

さて、物語は絵本作家を目指す専門学校生白鳥君が一念発起して状況してくるところから始まる。
今巻はまだまだ梢の各人格と鳴滝荘の住人の紹介にページを割いていることもあってか、ごく普通のハートフルラブコメ漫画といった印象しかない。
あからさまなサービスカットも多めだし。
ただ、この頃から既に小島さん独特の雰囲気はあったんだなという印象。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

アニメ,漫画

「地球を征服するのだ!立ち上がれ、ぷりんの戦士達よ!!」

ああ、OP格好良過ぎて涙出て来た……。
よく見ると、サビの強化サンシュートが大気圏を突破するカットでビームの威力が落ちており、更に最後のカットのサンシュートのチャージ率が10%から17%に上がっていることが判る。
いずれフルチャージされるんだろうか。

本編はいつも通りだが、ヴァンプ将軍のさっと一品がパワーアップして、ヴァンプとかよ子のさっと一品になりました。原作でもそうだっけ?

そして遠い星の彼方から奴等がやって来る!ってところで続く。何、この無駄な引きw

燃:A+ 萌:B 笑:B+ 総:A-

天体戦士サンレッド 1 (ヤングガンガンコミックス)
天体戦士サンレッド 1 (ヤングガンガンコミックス)

漫画

雀鬼サマへの道 1 (近代麻雀コミックス)

作:谷口 亜夢

「これはルールじゃなくて意志なんだよ。雀鬼流のルールだからじゃなくて、自分で守ると決めたことなんだから守りなさい」

二十年間無敗と噂の雀鬼、桜井章一さんが創った雀鬼流麻雀を麻雀初心者の少女漫画家谷口亜夢さんが実際に学びながら解説していくという麻雀講座漫画。
部室に放置されていたので読んでみました。

掲載されている配牌を見て自分でも考えながら読むので時間がかかることかかること。

雀鬼流にはかなり細かいルールが決められていて、その全てに納得は出来ないが、色々と学べるところはあると思う。出和了りするためにリーチをかけるんじゃなくて、ツモ和了るためにリーチをかけるとか、三色や一通の見方とか。

ただネットで見ると、結構賛否両論あるみたいね。

燃:C 萌:C 笑:C+ 総:B+

アニメ,漫画

と言っても元を正せば、かよ子の金である!

というわけで、一期の終了から半年ぽっきりで二期がスタート。今回も地上波は神奈川テレビのみで、ニコ動での配信がメイン。あとはキッズステーションで視聴可能。
ピンポイントで『マイトガイン』と被っているワナ。あっちはリピート放送が何回もあるから、別の時間帯に放送されるのを録画して視ることにします。

二期と言っても、タイトルはそのままでナンバリングも一期から引き続きカウントされている模様。一期のときはエピソード毎に区切って書いてたけど、どこまでを一エピソードとして扱うかが曖昧になるので、素直に数えることにしました。

アバンでは二十年くらい前の戦隊シリーズをパロった気象戦隊ウェザースリーのOPが流れた。クオリティ高過ぎて吹いた。しかも後半に合体ロボット出て来たしな。
もう録画保存はしないと決めた気持ちが速攻揺らいだw

で、こいつがOPだと思っていたら、普通にちゃんとしたOPがあったw
え、糞格好良い!!構成上手過ぎるやろ!!サンシュートがパワーアップする下りは特にヤバかった。消し飛んだ。

本編は全くもっていつも通りでした。

燃:S- 萌:A- 笑:A- 総:A+

天体戦士サンレッド 1 (ヤングガンガンコミックス)
天体戦士サンレッド 1 (ヤングガンガンコミックス)

漫画

聖☆おにいさん 4 (モーニングKC)

作:中村 光

「バナナの皮を制する者が、マリオカートを制するのです!」

あちこちでやらた売れているらしい本作ですが、早いものでもう四巻目です。
今回はちょっとテンションダウンしたかなぁ。前回がハッスルし過ぎだったという見方もあるが。

相変わらず聖人ネタの絡め方が上手過ぎる。
問題は安定し過ぎていて殆ど書くことが無いということですね。

燃:C 萌:C 笑:A- 総:A-

漫画

まなびや 1 (ガンガンコミックスJOKER)

作:小島 あきら

「他の人がどういう動機で写真を撮るのかはわからないけど…」
「俺は『いいな』って思ったら、それを撮るんだ」
「だから俺の携帯には俺が『いい』と思ったものがいっぱい入ってる」
「宝箱なんだ」

ガンガンジョーカーコミックス。『わ!』一巻と同時発売。表紙の構成を『わ!』と揃えているところが面白い。並べて平積み、若しくは面陳しろと言わんばかりの構成。こういうの大好きです。
何で揃えてくるのかと思ったら、舞台が同じ高天原学園なのね。
ということで、一部のキャラクターは作品を跨いで登場。よく見ると、モブキャラに『わ!』のレギュラーが紛れていたりする。

あちらが片恋模様を描くのに対し、こちらは映像写真部に所属する男女の青春模様を描く。
こちらもはやはり懐かしの『まほらば』テイストです。LOVEは薄目。今後、寄せてくるのかどうか。メインヒロイン白雪はデレたときの破壊力が尋常じゃなさそうですね。

謎の自称エスパー少女等の伏線もあることだし、続きが気になるところなのだが、生憎ドクターストップがかかったため、『まなびや』の方は休載中らしい。

そしてカバー下ではもう一人のヒロイン瑠璃の自宅での一コマが描かれているのだが、お母さんの後ろ姿がものすげー見たことある気がするんですよ。
って、『まほらば』の桃さんじゃねーか!!旦那も出てるし!家に遊びに来てる、間延びした喋り方のお姉ちゃんって珠実なんだろうなぁ。

慌てて、『まほらば』最終巻を引っ張り出して確認したところ、最終話で登場している桃さんの娘は瑠璃って名前でした。
ただ、名字があっちでは「紫羽(しば)」だったのが、こっちでは「芝」になっているから、厳密に同一世界ってわけではないらしい。パラレルワールドと認識した方が良いのか。
いやぁ、いいとこでファンサービスしてくるなぁ。

燃:C 萌:A 笑:B 総:A

まほらば(12) (ガンガンWINGコミックス)
まほらば(12) (ガンガンWINGコミックス)

漫画

わ! 1 (ガンガンコミックスONLINE)

作:小島 あきら

「好きだ!」
「わたしも!!」
「ごめんうそ」
「知ってた」

ガンガンコミックスONLINE。ガンガンジョーカーコミックス『まなびや』一巻と同時発売。
ラノベ関係以外の漫画はなるたけ買わないように買わないようにしてるんだけど、神漫画『まほらば』の小島さんの新作となったら買うしかないじゃないか!!
連載開始当時はガンガンONLINEで不定期連載していたものが、十月からガンガンジョーカーに移籍したそうな。

舞台は高天原(たかまのはら)学園で、七人の男女の片恋模様を描く四コマ漫画。片想いから出来る人間模様の「輪」がタイトルの由来。
どうでも良いが、書店で店員さんに訊き難いタイトルだな。だって「わありますか?」って訊くんだぜ?タイトルの部分聞き逃したと思われてもおかしくねぇw

『まほらば』は唐突に四コマにシフトするときがあったけど、あれが延々続きながら少しずつストーリーが展開していく感じ。
全編通して、小島さんテイストが溢れている良作だと思う。ドカンとした面白さではないけど、こう腹にジワジワ効いてくるというか。

街のファンシーショップには『まほらば』で白鳥君が梢にプレゼントした犬のぬいぐるみに似たものが陳列されている。もしかして『まほらば』と同一世界なんだろうか。
いやしかしザンギュラの可愛さは異常。もふもふしてー。

折り込みチラシで知ったんだけど、十一月末にアジアンファンタジーをテーマとしたガンガン戦(IXA)ってのが創刊されるらしいな。『戦国BASARA』ブームに便乗しようというのか……。
ただ、ネーミングは上手いと思います。

燃:C 萌:A 笑:A- 総:A

まなびや 1 (ガンガンコミックスJOKER)
まなびや 1 (ガンガンコミックスJOKER)

漫画

しゅごキャラ! 10 (講談社コミックスなかよし)

作:PEACH-PIT

「ラ━━━━━━━━ブ!!恋の火災現場はここかぁ━━!!」

アカン、エルが面白すぎるwwwww

さあ、イースターとの戦いも大詰め、遂に御前の正体が明らかに。まぁ、アニメで全部ネタバレされたんだけどな!!
若干エピソードの順番が入れ替わっている程度で、殆どアニメと同じ流れ。

イクトは世界中を演奏旅行で回る楽団に入ることになり、あむの前から消えてしまう。話の流れとしては別に良いと思うけど、このタイミングでイクトを退場させることに何か意味があるんだろうか。

で、新章突入。卒業式を間近に控えたあむ達はガーディアンとして過ごしてきた月日を振り替える。
その最中、海里が帰ってキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
あむ達が卒業すると、ガーディアンはややしか残らないわけだが、海里が戻ってきてくれるんなら安心だな。いや、本当に戻ってきてくれるのかはまだ判らんが。

そして、あむの前から姿を消したラン、ミキ、スゥ。ダイヤが彼女を導いてくれるらしいが……。
うぉぉおおおおおおおおぉぉぉおおおぉおお、基本の三フォームへのキャラなりが不可能になるだと!?これはテンション上がってきたぜぇぇええええええええッ!!
これで次は春とか焦らしプレイにも程があるぜ……!

燃:A+ 萌:A 笑:A- 総:A+

漫画

らき ☆ すた (7) (角川コミックス)

作:美水 かがみ

「…先輩、今日は…申し訳ありませんが――」

一年近く間が空くと、もう良いかなとモチベーションが下がるが、まぁ元バイト先に入ってたら買っちゃよね☆
こうしてズルズルと……。

こなた達は進学したため、大学組と高校組に分かれて展開。休日なんかは混ざり合ってるけど。
通常ネタで気になるのは泉家の二階にトイレがあるということ。二階にトイレがある聞けば、俺なんかは『フルーツバスケット』を思い出すわけですが、皆さんいかがですか<超どうでもいい
それと、ひかる先生とふゆき先生のカップルっぷりに萌えざるを得ない。男前過ぎるぜ、ひかる先生……!

巻末の方にはストーリー漫画を収録。ゆたか、みなみ、ひよりの三人にスポットを当てたエピソードだが、『日和、南にありてゆたかに』ってタイトルが上手いな。

更にその後には様々な媒体で発表された四コマがカラーで収録。こういう細かい心遣いは嬉しい。
って、近代麻雀なんかに載ったことあんのかよ!どういう繋がりなんだ。
また、みゆきさんは銀河の歌姫だから音痴の筈ないってネタがあったが、あれって歌ってるのは別人なんじゃ……。

ところで、いつの間にかスピンオフコミック『宮河家の空腹』とかいうのが始まってるけど、あれ何なの?

燃:B- 萌:A+ 笑:B 総:A-

フルーツバスケット (1) (花とゆめCOMICS)
フルーツバスケット (1) (花とゆめCOMICS)