特撮

「きっとこの世界はもう終わっているんですね……」

 

 電王世界前編。この世界での士の役割は探偵?と言うか桜井さんじゃん。

 で、いきなりモモさんに憑依される士。M士はその辺を歩いていた人間をとっ捕まえ、憑依していたモールイマジンを引きずり出す

 更に、そのまま電王に変身して、モールを撃破。もう特異点の設定とかガン無視ですか……。まぁ、『さらば電王』でも変身してたけど。

 

 夏みかんの笑いのツボ攻撃でモモさんは士から追い出されるが、今度はユウスケに憑依。

 彼曰く、突然実体化が出来なくなってしまったという。その原因と思われるモールを狩っているとのこと。

 

 その後も士はウラ、キン、リュウタに次々と憑依される。憑依される度にがらっと衣装が変わってるけど、いつもより相当衣装代掛かってそうだな……。

 ウラ達はディケイドが実体化不能の原因と考え、襲ってくる。やっぱり鳴滝が吹き込んだんだろうなぁ。

 

 ディケイドを倒そうと思ったら、士に憑いているわけにはいかない。かと言って、実態が無いと変身出来ないので、夏みかんが犠牲に。U夏みかん、K夏みかん、R夏みかんとバリエーションが豊富。ファンサービスがきいていて素敵。

 

 で、電王ガンフォームに変身する夏みかん。これは一応、女性がライダーに変身するという非常に珍しい展開という分類にして良いのだろうか。

 どうでも良いけど、夏みかんってニーソ率高いな。

 

 ディケイドはアギトへカメンライド。アックスフォームに対抗して、フレイムフォームへフォームライド。フレイムセイバーはディケイドライバーから出て来るのかと思ったら、普通にフォームチェンジした直後に手に持ってました。

 更にストームフォームに。電王はロッドフォームに。

 って、ED流すの早いよ!まだAパートじゃん!

 

 ディケイドと電王の戦いの途中に、イマジンなのか何なのかよく理解らん配下を引き連れたシルバラが出現。アリゲーターイマジンも現れてたけど、これって二体が手を組んでるってことか?

 つーか憑依した相手の願いを叶える形で実体化って設定は無くなってるのか?

 

 この戦いの途中で、鳴滝の世界移動っぽい現象が起こり、何もない荒野のようなところへ飛ばされたディケイドと電王。

 夏みかんはライダー大戦のときに来ていたワンピースに変わっていたけど、意味のある演出なんだろうか。

 そこへ現れたデンライナーに拾われる士達。当然、中にはコハナ、ナオミ、オーナーが。何でジーク居ないんだろう。

 ふと思ったんだけど、アギトとナオミの絡みが見てみたいな。

 

 一方、単独行動をしていたMユウスケの前に海東が現れる。海東はモモさんにデンライナーにファイナルフォームライドしてくれと迫る。このとき、彼はデンオウデンライナーのFFRカードを見せている。しかし、今後実際に電王が変形するのはモモさんなわけで、これが何を意味するのかというのは気になるところ。

 にしても、ディケイドが居なけりゃFFRするもなにもないと思うんだが。

 

 喧嘩腰のモモさんにサソードとサガをけしかけるディエンド。今更だけど、マスクドフォームが無かったことにされているという事実に全俺が泣いた。

 で、電王ソードフォームがフルボッコされたところで続く。

 

 取り敢えず前編を視て判ったことは、いくらオリジナルキャストだからと言って、『電王』の直接的な続編とは考えない方が良いってことですね。

 つーか、良太郎の「り」の字も出ねぇ……。普通にリョウタロウを出しちゃ駄目なのか?

 

 以下雑誌ネタバレです。

 次はカブト世界。人間を滅ぼそうとするワームが暴れているそうな。オリジナルの世界では人間社会に潜伏して乗っ取ろうとしてたんだっけ?

 

ザビーに変身するのはゼクト隊長弟切ソウ。ファーストネームは矢車さんのなのね。

どうもフィロキセラワームの擬態っぽい。

また弟切の部下にガタックが居るらしい。

 

クロックアップをキャンセルするクロックダウンシステムとかいうのが出て来るらしい。

そしてクロックアップVSファイズアクセルフォームクル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!これは楽しみだ。

でも普通にフォームライドでなれるの?

 

最後が響鬼世界。電王世界に続き、大量にオリジナルキャストが登場。イブキ、トドロキ、ザンキさん、アキラが確定。このキャスティングに物語的な意味はあるのだろうか。ただ、オリジナルキャストが揃え易かったからファンサービス的なことでそうしてるだけという可能性もあるしなぁ。

 

この世界ではヒビキ流、イブキ流、ザンキ流、三つの音撃道が存在する。トドロキ流でないところに捻りを感じる。

 

 アスムがヒビキの弟子として登場したり、アキラは天鬼(あまき)という鬼に変身したりと、オリジナルで見れなかった部分が見えそうで楽しみだ。

 

 新しい魔化魍として、人間サイズの牛鬼が登場。頭部のデザインが鬼に似ていることから鬼のなれの果て、変身を嫌がる響きなのではという推測が飛び交っているが果たして……。

また、この世界でのヒビキがオリジナルのアスムではないかという意見もある。

 

そして夏の映画公開が確定。まぁ、これは判り切っていることだが。昭和ライダー登場確定ってホントなの?

 

燃:S- 萌:A- 笑:B+ 総:S

特撮

「かえって足手まといだ!」

 

 シタリが調べたことにより、ある事実が判明する。志葉家には代々当主しか使えない封印の文字があり、それによってドウコクは先代志葉家当主に封印されたのだ

 だが、その文字を使いこなすには相当のモヂカラが必要で、先代も完全にドウコクを封印することは出来なかった。

 

 その事実を知ったドウコクはブチ切れ、現世に大量のナナシが出現する。

 

 流之介達、家臣もそのことを知り、改めて丈瑠を守ろうとするが、丈瑠は足手まといと切り捨てる。

 本当は仲間に傷ついてほしくないからなんだろうけど、折角絆が深まりかけていたのに、また一歩下がっちゃった感じだな。

 

 丈瑠を始末するため、強力なアヤカシ、ウシロブシが送り込まれてくる。丈瑠を守って、倒れる流之介とことは。目の前で仲間をやられて、相当ショックだったと思われる。

 

 そこへ今度は十蔵が乱入してきて、三巴の戦いに。ウシロブシは水切れで撤退。十蔵は丈瑠が本調子でないことに落胆し、撤退

 何とか窮地は切り抜けられたが、シンケンジャーの間に暗い影が落ちる。ってところで続く。

 

 EDはまた二番に。基準が判らん……。

 

燃:A 萌:B 笑:C 総:A

映画,特撮

劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン コレクターズパック(仮) [DVD]

「戻ってくるよ。あいつは戻ってくる!」

昨年の秋に公開された『電王』シリーズ完結編。まぁ、タイトルが公開された時点で翌年に「帰ってきた電王」やるんだろって言われてたけど。
やっぱり『電キバ』はお遊び的なものだったようで、今度はちゃんとテレビシリーズの最終回から続いている内容。

久し振りに良太郎の時代にやって来たコハナとタロウズは謎のイマジン、ファントムイマジンとシャドウイマジンに襲撃される。既存のスーツの改造臭いフォルムです。
何かコハナの髪型変わってる?
シャドウのキャストはキバットがゲストとして登場。

更にゴーストイマジンに憑依された良太郎が変身する仮面ライダー幽汽スカルフォーム。ゴーストの中の人は神谷浩史さん。また、思いっきり釣りなキャストを……。

何で未だにタロウズ以外のイマジンが存在してるんだとか言っちゃ駄目なんだろうなぁ。まぁ、ジークみたいな特例もあるわけで、そういう例外的なイマジンが他に居ないとは言い切れないが。

幽汽はモロに牙王のスーツの改造。アップになると傷だらけなのが判るんだけど、良いのかアレ……。スクリーンで見たら、もっとはっきり判るんじゃ……。
幽汽って一応、良太郎の特異点の力で変身してるんだよな?と言うか、そう考えないと納得いかん。
腰にはちゃんとデンガッシャーを装備しているが、オリジナルの剣を使用。

電王に変身出来ず、圧倒されるタロウズ。ゼロノスゼロフォームも駆け付けるも苦戦。
そこへ青い車体のデンライナーに乗って、NEW電王ストライクフォームが現れる。契約相手は青鬼モチーフのテディ。
テディがマチェーテディに姿を変えて、NEW電王の武器に。ファイナルフォームライドみたいだけど、と言うことは、ストライクフォームは変身者自身の力ってことなのかな。
テディソードはデネビックバスターみたいなものと考えれば良いのか。つーか、もしかしてマチェットと掛けてるのか?
デンガッシャーも標準装備。

テディのキャストは小野大輔さん。無口キャラなので、あんまり喋らないけど、声聞いたら妊娠する!

さくっとシャドウを撃破。
NEW電王の正体は未来から来た良太郎の孫、幸太郎だった。迫りくる強大な危機に備えて、オーナーが呼んだらしい。

死者の世界を走る幽霊列車を使って生者と死者の時間を入れ替えようと企む男、死郎。彼の目的は最愛の人、ソラを生き返らせること。
特異点である良太郎自身に先祖を殺させることによって、時間を歪ませ、その影響で生者と死者を入れ替えようとしたってことでFA?どうもその辺が最後までよく理解らんかったわけだが。

幸太郎はモモさん達を舐めきっていて、一人で出撃。ファントムを倒したところまでは良かったが、幽汽に圧倒される。そんな彼を救ったのは良太郎の意志の強さと後から追いかけて来たタロウズだった。
デンバードの代わりにオーナーが自転車を漕いでデンライナーを走らせてきたわけだが、オーナー超人かwwww

良太郎が残した手がかりを頼りに約三百年前へと跳ぶ幸太郎達。そこでは助っ人としてジークが待っていた。
って言うか、この時代ではイマジンって外国人扱いなのかよw
情報集めではU幸太郎が活躍。

決戦の火蓋が切って落とされる。モモさんは必死で幽汽の中に眠る良太郎を呼び覚まし、彼を取り戻すことに成功。ここから一気にクライマックスフォームでのとどめが燃える
ゴーストを倒したと思ったら、彼が使っていたライダーパスを死郎が手にし、幽汽ハイジャックフォームに変身。良太郎が変身していたものとは色が違うが、死郎も特異点ってこと?
取り敢えず何や理解らんときは特異点ってことでひとつ。

コハナが人数分のライダーパスを届けてくれたことで、侑斗も加えて、全員で変身。並び立つライナー、ソード、ロッド、アックス、ガン、ウイング、ゼロの六フォーム。次々と決め台詞を言っていくのは戦隊モノに通じるアツさがあって燃える。

結局、特異点である良太郎の影響でイマジン達も変身出来るようになったって解釈で良いのか。まぁ、燃えるから多少の無理矢理は良いと思うけど。
でもイマジンが普通に変身出来るなら、『ディケイド』で良太郎が出て来れなくなっても全く困らんなw

で、VS復活イマジン軍団。死郎の特異点としての力ですね、分かります。
何気に幽汽のデンガッシャーソードモードって電王のとちょっと違うのね。サヴェジガッシャーとかいうらしい。

最後はライナー&ソード&ストライクVS幽汽。何故か、ライナーは途中でデンカメソードを落として、そのままデンガッシャーを使ってました。拾えよw
必殺技を三人でブチ込むのはお約束で燃える。

幸太郎は未来に帰り、めでたしめでたし。あれ、何一つ「さらば」な要素が無ぇ!?

結局、『超・電王』シリーズ始動に向けて、主人公を良太郎から幸太郎に交代させるためのエピソードという印象。いや、凄い面白かったけれども。
既にこの時点で、良太郎と侑斗は特別出演扱いだしな。

果たして、『超・電王』は素直にこの劇場版から繋がっているんだろうか。限りなく近いパラレルワールドと思っていた方が無難そうだけど……。

燃:S- 萌:B 笑:A- 総:S

映画,特撮

劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事 コレクターズパック+電キバ祭り [DVD]

「俺達、参上!!」

『電王』が人気過ぎて、去年の黄金週間に公開された特別番外編の映画。タイトルの「刑事」は当然のごとく「デカ」と読みます。
元々はVシネマとして制作されていたものを急遽大人の事情で劇場版にしたんだとか。言われてみれば、VS戦隊シリーズ臭い雰囲気だな。

放送中だった『キバ』もゲスト出演。電王とキバがダブル主役なのかと思ってたんだけど、『キバ』陣は完全におまけ扱いでした。
前座として、『モモタロスのキバっていくぜ!』が。イマジンズとキバットのコントです。

『電王』と『キバ』の世界が混ざっている時点で設定無視のお遊び的なストーリーであることは判っていたけど、『ディケイド』がある今なら、無理矢理並行世界の一つとしてカウント出来ないこともない気がする。
まぁ、無理矢理設定に添わせるよりは完全なエンターテイメントとして観た方が良いんだろうけど。

オーナーが所持していたライダーパスの予備がはぐれイマジンに盗まれた。犯人を探すために、オーナーはデンライナー署を設立し、警察の捜査に介入する。
もうこの冒頭に出た設定で大分フリーダムw

導入の戦闘ではモロに兎カラーのピンクラビットイマジンとホースファンガイアが登場。トータスイマジン、どんだけ使い回されるんだ……。
ホースはまんま『キバ』本編の使い回し。一応ファンガイアには同種族が居るって設定があったから、そこは問題無いのか。ラットファンガイアとか死ぬほどいっぱい居たしな。
はぐれイマジンの名はネガタロス。モモさんのスーツの改造だろうけど、誰だよ、命名したのw
キャストは緑川さんということで、狙い過ぎです。
彼は指名手配中のヤクザ黒木と組んで、最後に勝利する悪の組織を作り上げる。
ネガタロス自身もイマジンとファンガイアを手下として集めていた。

共同捜査のため、警察から鈴木刑事がやって来た。キャストは『ディケイド』でユウスケ役で絶賛出演中の村井さんです。

デンライナーの中に設立されたデンライナー署な地味に作りが凝っていて、壁に色々なポスターが貼られている。その中に、牙王が従えていたイマジン達が指名手配犯としてはり出されている。
となると、このストーリーは劇場版第一作を下敷きにしていないということになるな。ああ、設定周りは考えるだけ無駄だと判っていても考えてしまう……orz

オーナーはノリノリでデカ長を名乗ってらっしゃいます。何でデンガッシャー持ってるんだw

良太郎と鈴木刑事は捜査中、偶然、渡と静香に遭遇する。ブレザータイプの制服着てる静香可愛いな。
ここで注目したいのは今後恐らく二度と見れないであろうM渡。ワイルドな渡だが、そんなに違和感なかったな。

潜入捜査を行っていた侑斗とデネブ。U侑斗という面白い組み合わせが見れたので満足した。イマジン憑依合戦っぽい今度の『ディケイド』が楽しみだ。

最後の戦いではネガタロスがデンオウベルトを取り出し、ネガ電王に変身。電王の色違いというデザイン的には超手抜きだが、侑斗曰く「俺達が全員で掛かっても五分五分」らしい。
デンガッシャー(正確にはネガガッシャーかも)も使いこなし、ソードフォームしか無いのに、4モードに切り替えて攻撃してくる。更に各モードでのフルチャージも可能というチート性能。

ネガ電王に対抗するのは電王ソードフォーム。ゼロノスは新イマジン、クラウンイマジンと激突。
クラウンって何かのスーツの改造なのか?あんな感じのイマジン、テレビシリーズに居たっけ?

電王に変身している以外のタロウズは雑魚ファンガイアと戦闘。スーツを数だけ用意すると金が掛かるので、生身の人間の頬にファンガイアのペイントがされているだけという。予算……(´・ω・`)

何がびっくりするって、コハナ強過ぎだろw
ライナーフォームくらいなら倒せるんじゃね?そう言やライナーフォーム出て来なかったな。ゼロフォームも。もしかして、時系列的にクライマックスフォーム登場以降、ライナーフォーム登場以前なんだろうか。

ネガ電王の前に為す術が無い良太郎達。だが、そこへ渡がファンガイアの存在を知り、駆け付ける。
キバの登場で勢いづき、クライマックスフォームに。ダブルキックでネガ電王を撃破。チャージアンドアップのキックだったけど、電仮面は移動せず。

そのまま終了するのかと思ったら、ネガタロスはデンライナーネガ(?)で時を超えて逃走しようとする。
ということで最後は巨大戦。デンライナーネガにはギガンデスが搭載されていた。取り敢えず、使えるもんは全部使っとけと言わんばかりの展開。

デンライナー、ゼロライナー、キャッスルドランの合体攻撃で撃破するわけだが、どうやって時の流れの中に入って来たんだ、キャッスルドラン……。まぁ、時を超える扉が内部にあるくらいだから、それくらい簡単に出来るのかもしれん。

捜査に協力してくれたお礼ということで、鈴木刑事に彼が生まれる前に亡くなったという父親の姿を見せてあげることに。
そこで跳んだ22年前。当然のように音矢が出て来ます。

鈴木刑事のお父さんは、『剣』の始です。さらっと関係者出て来るなw
ネガタロスも倒せて、無事デンライナー署の目的は達成された。これでめでたく解散と思いきや、全然そんなことはなく、デンライナー署の活躍は続くのであった、というオチ。
そういうわけで、『電王』劇場版第2弾でした。設定周りを無視さえすれば、良質のエンターテイメント作品だったと思います。
劇場版『超・電王』でもディケイドはおまけ扱いなんだろうか……。

燃:A+ 萌:B+ 笑:B+ 総:A+

特撮

仮面ライダーアギト VOL.7 [DVD]

「いずれ必要になる……君のような人間が」

 

 危うくガスでブッコロされそうになった涼だが、相良が帰って来て一命を取り留める。つーかギルスでも普通に死ぬんかい。変身してたら耐えるとかそんなんかな。

 当然、喧嘩になる相良と真澄。真澄は反論する。木野さんから電話があり、涼を殺すべきだと言われた、と。

 涼はその隙に逃げ出すが、急に態度を変えた相良が追撃してくる。そんなに木野さんというのは影響力の強い人物なのか。

 

 翔一は真魚に記憶が戻ったことを話す。夢の中で見た女性は彼の姉で、沢木の恋人だったが、自殺してしまったらしい。

 翔一は姉の自殺が信じられず、その真相を知りたいと思うが、まだ全ての記憶を思い出したわけではなく、フェリボートに乗った後の記憶は無いらしい。

 

 そんな彼は沢木と接触することに成功。彼から雪菜の話を聞くことに。

 そこで雪菜が制御出来なくなっていく超能力に苦しんでいたことを知る。姉は自分が思っていたような、いつでも明るい人間ではなかった、と。

 

 で、涼をフルボッコした相良の前に現れるクロウロード・コルウス・ルスクス 。駆け付けたアギトが応戦。

そこへ更にクロウロード・コルウス・カルウスも出現。

アギトはトリニティフォームで対抗。よく考えたら、トリニティフォームって商業的には殆ど意味無いんだな。ストームハルバードとフレイムセイバーの販促を同時に出来るってくらいで。いや、それが大きいのかもしれんが。

 

 で、ファイヤーストームアタックでカルウスを撃破、ライダーキックの強化版ライダーシュートでルスクスを撃破。ライダーシュートは両脚キック。

 キバも確か、パワーアップしたキックは両脚だったなぁ。

 

 戦闘終了後、何故かまた記憶を失う翔一。何でだw

 何だか二クール目のラストの山場を作りたかったから、取り敢えず記憶を戻してみた、みたいな印象を受けるなぁ。

 それだったら、もっと記憶を小出しにする感じで思い出せば良かったのに。

 

 涼は気絶したまま川を流れていきました。死んでる?

 

 あれ、予告で「目覚めよ、その魂!」って言わなかったぞ?

 

 ところで、アギトより先にG3がパワーアップしたわけだが、主役ライダーより純粋なパワーアップが早いのって、『龍騎』のナイトとG3だけだよな。

 

燃:A 萌:B 笑:B- 総:A

特撮

仮面ライダーアギト VOL.7 [DVD]

「津上さんの独特のペースに巻き込まれると、普段の自分を見失ってしまうんです」

 

 G3-Xでアンノウンを撃破したことで正式に氷川が装着員に決定する。北條は案の定文句をつけるが、出動要請を無視してしまったので、どうしようもない。

 

 榊さんの死亡以降、久し振りに登場の真澄の家に涼が訪ねて来た。真澄はギルスの力を恐れ、涼を拒絶する。

 彼女と相良の会話から、篠原佐恵子が死んだことが判る。あれ、篠原さんって死んだっけ?

 

 そんな二人をクロウロード・コルウス・イントンススが襲う。ギルスが助けに入るものの、途中で苦痛に苛まれ、イントンススには逃げられてしまう。

 

 相良は気絶した涼を助け、真澄の家で介抱するが、真澄は頑なに拒絶。遂にはガスを漏らして、涼を殺そうとする。ガスくらいで殺せるのかなぁ。

 

 一方、木野さんと会う約束があると出かけた相良は気付かぬ内に沢木に接触され、超能力を覚醒させられる。

 

 記憶を完全に取り戻した翔一は美杉家を出、自分が発見されたときに持っていた手紙を頼りに、沢木が居たという研究室を訪ねる。そこには既に沢木は居なかったが、写真が残されていた。そこに映っていたのは沢木と女性。この女性が翔一の夢の中に出て来ていたあの人か?

 ここで翔一が呟いた言葉により、視聴者が沢木と呼称していた人物こそが津上翔一であることが判明する。写真の人物が津上翔一であることを確定させる要素は一つも無いので、確定ではないが、ミスリードでもない限り、沢木=津上翔一と考えて良いだろう。

 

 続いて、翔一は沢木の家を訪ねる。もう少し出会えるというところで、アンノウン出現を感じ取り、翔一は出撃。沢木とはニアミスに。

 

 イントンススと激突するアギト。そこへ更にクロウロード・コルウス・ルスクスも登場。

 フレイムフォームで応戦するが、一対二は厳しい。そこでアギトはトリニティフォームを発動。いきなり出て来た――――――――――――!!??

 胴体がグランドフォーム、右腕がフレイムフォーム、左腕がストームフォームという構成。武器はストームハルバードとフレイムセイバーを同時装備。

『キバ』でドガバキフォームを見たとき、デザイン超適当!って思ったけど、前例があったのね。『電王』のクライマックスフォームがこんなんじゃなくて良かった……。

 

 問題は何で急にフォームチェンジしたかですよ。ウィキペディアを見たら、翔一の記憶が戻ったことにより使えるようになったって書いてあるけど、何の関連性があるんだろう。あれ、俺、トリニティフォームになれるんじゃね?ってことだろうか。

 

 必殺技のファイヤーストームアタックで、イントンススを撃破。

 

最後は沢木の回想。嵐の中で雪菜という女性の手を離してしまった沢木。この女性が翔一の姉なのか?

 

燃:A+ 萌:B 笑:B 総:A

特撮

仮面ライダーアギト VOL.7 [DVD]

「君は人間のことを考えるのを忘れている」

 

 G3-Xで出撃した翔一は見事、スティングレイロード・ポタモトリゴン・ククルスを撃破。だが、それを影から見つめるスティングレイロード・ポタモトリゴン・カッシスの姿が。こういうパターンのときってアンノウンのスーツってちゃんと二体作ってるのかな。それともCGで細部のデザインや色を変えているのか。

 

 翔一がG3-Xを使いこなせたのは性格的な理由なのかな。それともアギトだから変身していなくてもある程度の身体能力の向上があるとか。

 にしても、猿でも出来ますよ発言は酷いですよw

 

 勝手にG3-Xを民間人に装着させたことで叱責される氷川。彼は翔一にG3-Xでアンノウンを倒させることによって、以前の暴走の責任は全て自分にあると主張するが、小沢さんも責任を被ろうとして庇い合いに。

 また、V1システム開発は頓挫。高村教授はG3-Xが完璧なシステムだと認めたからである。

 結果として、採用されたのはG3-Xで装着員が北條というところに落ち着いた。

 

 小沢さんは再び高村教授の元へ。そこで彼女はG3-XAIが完璧過ぎるという事実を突きつけられる。AIのレベルを下げるべきだと。

 

 北條は民間人の装着員がどんな人間なのかを知るために美杉家を訪ねた。そこで翔一にマジックを披露され、種明かしに必死になっている間にカッシスが出現。

 しかし、北條は電話に気付かず、氷川が出撃することに。

 凄い理由で足止めされたなw

 

 先にアギトがカッシスと激突。だが、そこへギルスが乱入してきて、アンノウンを倒すどころではなくなる。

 そこへ駆けつけたG3-Xがカッシスが撃破。

 

 ギルスに圧倒され、川に落とされたアギトは変身解除。涼は満足して撤退。平成ライダーって、相手にとどめ刺さずに満足する奴多いよなw

 

 川に落ちたときのショックからなのか、翔一は記憶を取り戻す。夢の中に出てきている女性は彼の姉のよう。また、女性は「こっちに来て」と言っているが、これって風谷邸の柱から出て来たビデオに録音されていた声の言っていたことと同じだよな?

 翔一は言う。全て思い出した、と。

 

燃:A+ 萌:B 笑:B+ 総:A

映画,特撮

劇場版 仮面ライダー電王 俺,誕生!ファイナル・カット [DVD]

「そういうの往生際が悪いって言うんだが、知ってるか?」
「ああ、最後までクライマックスって意味だろ?」

何、この格好良過ぎる会話。

結局、『ディケイド』における電王世界がオリジナルなのかは未だもって不明なままだが、取り敢えず電王編開始前に観ておくことに。

『電王』の映画はこれまでの平成ライダーの映画とは異なり、厳密にテレビシリーズとリンクしている。具体的にはテレビシリーズの23~27話。
リンクしたため、劇場版で恒例だったファイナルフォームの先行登場は無し。

物語はモレクイマジンを追いかけて過去へ跳ぶところからスタート。それは牙王の仕掛けた罠だった。
モレクの契約者を追い掛けるシーンではR良太郎がダンスを披露しているが、いつものダンサーズではなく、劇場版スペシャルバージョンでした。何の意味があるんだ……。
モレクを倒すのにモモさんは幻の俺の必殺技パート1を使用。変身して使ったことなかったからなぁ。デンガッシャーの剣身を飛ばさないで斬りつける技。

電王が不在の隙を狙い、牙王とその配下のイマジンは時の列車を狙う強盗集団として名が通っているとか。
牙王の目的は太古に造られし、時を支配する列車ガオウライナーを手に入れること。
最後まで、彼の正体は語られることはなかったが、一体何者だったんだろうか。もしかして、彼も消えた時間の特異点だったのかな。
彼に従っているイマジンはその方が旨みがあると考えたんだろうな。どうせカイは全てのイマジンの存在を把握しちゃいないだろうし。

劇場版に登場したイマジン達は特撮関係の人達で、『龍騎』の浅倉、『ボウケンジャー』の真墨、『カブト』の地獄兄弟が特別出演。
2年前に浅倉が出れるなら、『ディケイド』にも出れそうなもんだけどなぁ。
『響鬼』のトドロキと『カブト』の田所さんは顔出し出演。トドロキ、何処に出てたんだ?

神の路線とはデンライナーやゼロライナーでは行き来出来ないくらい遥か昔や未来にも行くことの出来る路線で、オーナーの持つマスターパスが無いと入ることは出来ない。
しかし、侑斗は無理矢理ゼロライナーを神の路線に乗っけてた。そんな方法アリなの!?

過去で気絶してしまった良太郎を介抱するため、無人となっていたミルクディッパーを訪れるハナさん。ハナさんが久し振り過ぎるw
そこには幼い頃の良太郎が居た。更には、この時代に送られていたジークもやって来る。
良太郎は牙王に蹴り飛ばされたショックでかモモタロス達と出会ってからのことを忘れていた。そのため、モモさんは彼に憑依することが出来なくなってしまう。その代わり、子供時代の良太郎、小太郎に憑依することになってしまう。
でも何故かジークは普通に良太郎に憑依出来る不思議。ジークは教養の差って言ってたけど、実際何が理由なんだろう。ジークの生まれ方が特殊であることに由来するんだろうか。
また、良太郎との繋がりが消えたため、モモさん達は実体化したが、その理屈が理解らない……!

侑斗の協力を得て、様々な時代を旅しながら、奪われたデンライナーを追う良太郎達。
その最中、江戸時代で襲ってきた忍者?と戦うため、モモさんは小太郎に憑依し、チビ電王に変身する。『ゲキレンジャー』でチビジャンが変身したときも思ったけど、特撮ヒーローが子供の縮尺になると、物凄い違和感あるなw

ウラ達は捕まっているし、チビ電王を多用するわけにもいかないので、必然的にハナさんも戦わなければいけない状況になり易いわけだが、この人、地味に強いな。刃物持ってる人に素手で立ち向かってるしw

ジークが付いてきたのは恩返しをするためだった。電王ウイングフォームに変身して活躍。ぶぁさって出て来た翼って変身時に展開して、すぐ消えるのかよ!
彼の出番はここで殆ど終了。戦闘終了後に背中に牙王の攻撃喰らって吹っ飛ぶという残念な終わり方でした。

牙王はそのまま目覚めたガオウライナーで良太郎を拉致、彼が生まれた時間をガオウライナーの力で消すことで邪魔をする良太郎を消そうとする。
ガオウライナーは時の運行を変えるのではなく、時間そのものを消滅させるため、特異点といえども、その力からは逃れられないらしい。

そこへ、色々な時間から良太郎を集めて来た侑斗が駆け付け、電王4フォーム揃い踏み。これは燃える。
ソードフォームが牙王と激突するが、フルチャージ×2が格好良かったです。

その後、予算放出しまくりの巨大戦です。例年のことだけど、巨大戦要るかなぁ。

そういうわけで、『電王』の劇場版1発目でした。設定面でモヤモヤが残るのはいつものことだし、それ以外は綺麗にまとまっていて面白かったです。

燃:A+ 萌:B+ 笑:B+ 総:A+

特撮

「お前に道案内してもらう必要は無い!」

 

 デルタの攻撃を喰らいかけていた士はユウスケの乱入で助かった。やっぱりさくっと耐えたなw

 

 海東のこの世界での狙いはG4チップだった。姐さんは盗られるくらいなら、とG4チップを破壊。あくまでもG4チップは大切な人を守るために作ったものに過ぎないから特に必死こいて守ろうという気は無かったようだ。

 

 ユウスケは姐さんのためにショウイチを連れ戻そうとするが、アントロードに襲われる。

 ここでディエンドがブレイドを作り出し、ファイナルアタックライドでアントロードを一掃。軽く無双入ってました。

 

 そして対峙する士とバッファローロード・タウルス・バリスタ。バリスタは普通に言葉話してたけど、ということは上位種ってことか。

 

 ショウイチがディケイドライバーを奪ったのは士がアンノウンの狙いに含まれるのを防ぐためだった。

 

 そしてショウイチの中のアギトが覚醒する。クイーンアントロードをライダーキックで撃破。

 続いてファイナルフォームライドで、アギトはアギトトルネイダーに。最初からスライダーモードなのね。

 上にディケイドとG3-Xを装着したユウスケが乗ってFARでバリスタを撃破。

 

 結局ショウイチが姐さんの元に戻ったこともあり、ユウスケは旅を続けることに。

 この世界のクウガに当たる存在がどうなったのかは一切触れられなかったけど、下手に死んだことにしたりすると、叩かれそうだったからやめたのかな。

 

 物語の舞台は電王世界へ。また勝手に移動したようです。

次回予告を見る限りでは、イマジンズが士に憑依しまくったり、シルバラが登場したりするようです。やっべ、早くこれまでの劇場版見なきゃ!

 そう言や、これまでの『電ディケ』のCMでアームズモンスターが映ったことってあったっけ?

 

燃:A+ 萌:B+ 笑:B+ 総:S

特撮

「ヤバい!ぎゅってしてあげなきゃ、ぎゅって!」

 

 茉子姉さんはダメンズにハマって身を滅ぼしそうです。

 

 兜折神、舵木折神、虎折神が揃ったことで新たな力が使えるようになった。三体の折神獣が合体したダイテンクウである。

 乗り手は虎が丈瑠、舵木が流之介、兜が茉子。千秋は自分が選ばれなかったことに歯嚙みする。無理矢理、アヤカシ・オカクラゲ相手に兜折神のディスクを使おうとするが、力を発揮させられず、彦馬に怒られてしまう。

 

 己の力の活かし方に気付いた千秋は吹っ切れ、結果的に兜折神の乗り手となる。

 

 そしてオカクラゲの飛行能力に対抗するため、侍合体ダイテンクウ天下統一。

 必殺技は三枚の巨大な秘伝ディスクを展開して、その中を突きぬけて突撃するというもの。え、それ、ディケイドのファイナルアタックライドじゃ……。

 

 ちなみに彦馬はバイクに乗るが、その理由は馬が腰にクるかららしい。生々しいなw

 

 今回、丈瑠と彦馬が千秋のことを話すシーンで丈瑠はずっと獅子折神をアニマルモードにして遊んでいたが、そのクオリティを『ディケイド』のキバーラに分けてあげてください……。

 

燃:A 萌:B+ 笑:B+ 総:A