特撮

「天下御免の侍戦隊!」
「シンケンジャー!!」
「参る!!!!」

遂に最終回。ドウコクの圧倒的な力の前に一度は敗れる丈瑠達。だが、薫が怪我を押して再び作成した火のモヂカラを最大限に活かすディスクと丹波が用意した「双」のディスクを携えて、もう一度出陣。

戦隊シリーズ最終回のお約束、生身での名乗り。盛り上がりどころなんだけど、どうせならOPかいつものBGMを使ってほしかった。あれ、好きなんだよなぁ。バーバババーンバーババンバンバンっていうやつ。

烈火大斬刀二刀流を使って一の目を撃破。二の目は巨大戦だが、シンケンジャーは生身で折神に搭乗。
サムライハオー→テンクウシンケンオー→シンケンオーと合体がどんどん解除されていくのは最後っぽくて良かったけど、どうせならもっとボロボロになったら燃えたのに。ボロボロになってたのコクピットだけだったし。

捨て身の一撃でドウコクを撃破するシンケンオー。ドウコクさんは最後の最後まで良い悪役だったなぁ。
シタリは生き続けることが自分の外道と言いながら、三途の河の底へと沈んでいった。今年は敵組織を完全粉砕出来ないパターンか。

そして別れの時。皆はそれぞれの道を歩み始める。『ゴーオンジャー』は最後やかましい感じだったけど、今年はしんみり。

総評

そういうわけで、『侍戦隊シンケンジャー』テレビシリーズ全四十九幕、これにて一件落着。全話リアルタイム視聴達成。
何だかんだで今年も面白かった。特に良かったのは殿萌えと外道衆のキャラ造詣。前作『ゴーオンジャー』の敵ガイアークが憎めない悪役だっただけに、これぞ悪役って感じのドウコクさんやアクマロやシタリはいっそう魅力的に映った。

問題はパワーアップがあまり盛り上がらなかったことかな。特にサムライハオー登場回がぐんにょりしたなぁ。
何回もパワーアップするのは良いと思うけど、販促とシナリオをもうちょっと上手いこと絡めてほしいというのが正直なところ。

後番である『天装戦隊ゴセイジャー』には、その辺も期待したいところだが。

燃:A+ 萌:B 笑:C+ 総:A+

エピソードリンク
第四十八幕「最後大決戦」

Vシネマリンク
帰ってきた侍戦隊シンケンジャー 特別幕

シリーズリンク
天装戦隊ゴセイジャー epic1「護星天使、降臨」

特撮

「行く先を変えよう。お前のゴールは刑務所だ」

片平を攻撃しようとするアクセルを止めるダブル。照井の怒りの理由は、去年の八月にダブリューのメモリの持ち主に家族を殺されたからだった。そのときに氷漬けにされていた彼の父親が「ダブリューのメモリ」という言葉を遺したことから、照井は仇を探し続けている。
怒りに燃える彼の前に現れたのがシュラウドと名乗る女性。彼女は同じ苦しみを持つ照井に力を授ける。同じ苦しみってのは家族を失った苦しみってことなのかな。園咲母が来人を失った苦しみ、という風に解釈も出来るが……。
原っぱに突き立ったエンジンブレードの周りが燃えていたのって、もしかしてブレードの余剰力か何かで、シュラウドの力とは関係無いんだろうか。

照井の過去を聞き、フィリップは「それが君のビギンズナイトか」とか言ってたけど、映画終わったのに、まだその不自然な単語使うのかよw

フィリップはメモリの頭文字「W」と凍結能力から検索を進めるが、引っ掛かったメモリは〈ホワイト〉と〈ウインター〉だけだった。

メモリの持ち主は片平ではなく、彼女の息子、清だった。片平は息子を庇っていただけ追いつめられた清は変身して襲ってくるが、アクセルの敵ではなかった。〈エンジン〉のマキシマムドライヴでさっくり撃破。
翔太郎のハーフボイルドに影響された照井は清を殺さず、署へと連行しようとする。
そこで判明したのは清が使っていたのは〈アイスエイジ〉のメモリ。つまり頭文字は「I」。加えて、彼がメモリを手に入れたのは二週間前。照井の仇は別に居る。

エピローグで、すっかり探偵事務所に馴染んでしまった照井。となると、今後は警察の捜査情報は彼が教えてくれるだろうから、刃野さんと真倉の出番は減るんじゃ……。
つーか、もう仲良くなるのかよ!

一方、冴子と若菜はミュージアムと関係の深い、ある男と会っていた。彼はメモリの力がもたらした突然変異の化物であり、琉兵衛さえもが危険というような人物。
冴子は自分のものにしようと狙っているようだが……。
顔こそ映らなかったものの、その男のメモリこそが「W」。時刻表示の所為で肝心の部分が見えないワナ。調べたところ<ウェザー>のよう。
そもそも、このメモリはダブルと関係あんのかな。

もしメモリが風の力を有しているならば、それは作品の舞台となっている風都に通じるし、強大な敵となりそうだが……。
さあ、盛り上がって参りました。

燃:A+ 萌:C 笑:B+ 総:S-

特撮

「それでも一緒に居てくれる者達が居ます」

薄皮太夫によって復活を果たしたドウコク。未練を晴らした太夫はドウコクに取り込まれ、消滅する。ドウコクさんの包容力に惚れそう(ぇ

封印の文字を使うには時間がかかるということで、流之介達が時間を稼ぐ。流之介にはインロウマルが、千明には恐竜丸が託された。やはり恐竜丸には特に使用制限のようなものは無いのだろうか……。

薫は封印の文字を放つが、ドウコクには効かなかったはぐれ外道である太夫を取り込んだことで無効化出来るようになったとか。チートktkr

封印の文字が効かないと判った以上、自分が当主である意味は無いと考えた薫は丈瑠を養子として迎え、今度こそ本当に丈瑠は志葉家十九代目当主となった。
年下なのに、ちゃんと薫のことを母上と呼ぶ丈瑠萌え。

そして三途の川は溢れ出し、外道衆の現世侵攻が始まる。久し振りに丈瑠を中央に置いての一斉変身でテンションダダ上がり。
次回、いよいよ最終幕です。あれ、例年、戦隊の最終回と『プリキュア』新シリーズの一回目は被らない筈だが……。
そうか、『フレッシュプリキュア!』が三回放送休止してるのに、五十回あるからズレてんのか。閏年が関係してたりするんだろうか。

燃:A+ 萌:B 笑:B+ 総:A+

特撮

「絶望が、お前のゴールだな」

『A・Iが止まらない!』とは関係ありません。てっきり「Eなニューカマー」みたいな感じのタイトルだと思ったんだけどな。

鳴海探偵事務所は二階にあったのか……。一階はビリヤード場になっていた。全然気付かなかったぜ……。
そんな事務所に風都署に新たに設立された超常犯罪専門の部署のエリート、照井がやって来る。彼は最近街を騒がせている連続凍結事件の犯人の捜索への協力を要請。

被害者の池田という男が入院している病院でアイス・ドーパントと遭遇。便宜上、アイスって書くけど、公式サイトではまだ謎のドーパント扱いなんだな。
照井はエンジンブレードを手にアイスへと突っ込んでいく。どうも個人的な恨みがあるようだが……。
てっきり登場時から、アクセルドライバーを持ってるもんだと思っていたが、そうではないらしい。メモリとブレードだけ。
ブレードは凄ぇ重いのな。これ、普段どうやって持ち運んでるんだ……。ケースにでも入れてバイクに括りつけてるのか。

照井は翔太郎にダブルに変身するよう命令。翔太郎は照井が自分達のことを知っていることに驚くが、取り敢えずはドーパント退治を優先。
フィリップの「〈ヒート〉しかない」という、ちゃんと属性を意識した戦い方にぞくぞくするねぇ。

アイスの正体がフラワーコーディネーターの片平という女ではないかと疑った翔太郎達は片平を探す。息子から居場所を聞いてやって来たのは「風都園」という遊園地。やっぱり遊園地キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

翔太郎と亜樹子に片平を探させている間、照井は謎の女シュラウドと接触。自分用のドライバーが完成したのかと訊いていたから、恐らくメモリとエンジンブレード、更にダブルに関する情報は彼女から提供されたと思われ。
気になるのは彼女が単独行動しているのか、それとも仲間が居るのか。また、アクセルドライバーが入ったケースを出したときの不思議な力は何なのか。
今のところ、この世界では不思議な力=メモリなんだけど、シュラウドがドーパントである様子は無い。それともヒューマン・ドーパントとでも言うつもりか。一切肌を見せない、その出で立ちは何かを隠しているようにも思える。メモリの副作用でどうにかなってるんだろうか。
やっぱり園咲母なのかなぁ。

VSアイス第二ラウンド。ヒートジョーカースタートは燃える。翔太郎側のメモリはジョーカー以外でスタートしたことないけど、ただの偶然か?
属性効果を狙ったものの、アイスの凍結能力で〈ヒート〉までもが凍てついてしまう。

そこへアクセル登場。照井って、もっとクールに振る舞うのかと思ったら、結構アツいのね。ここでCMへ。入るタイミング遅ッ!

逃走するアイスを追ってバイク形態に変形するアクセル。これは『ディケイド』のファイナルフォームライドからの発想なのかな。
いずれはダブルがアクセルに乗るみたいな展開もあるのだろうか。凄まじくBL要素を感じますが。

最後は<アクセル>のマキシマムドライヴで撃破。しかし、それは氷で作られた分身に過ぎなかった。
逃走したアイスを追ったアクセルが見付けたのは<アイス>のメモリを持った片平だった。生身の片平に襲いかかるアクセル!というところで続いたけど、本当に片平が<アイス>の持ち主なのか?息子って可能性は?

一方、園咲家では若菜が地下施設の存在を教えられていた。ミュージアムから遠ざかりたいと思えば思うほど、中枢に近付いてしまうという。
このときの琉兵衛と冴子の会話で、<アイス>は最近売られたメモリではないことが判る。興味深いというのは単純に強いという意味なのか、それとも何かしら特殊性があるのか。

燃:A+ 萌:C 笑:B+ 総:A+

A・Iが止まらない! 完全版 7 (7) KCデラックス
A・Iが止まらない! 完全版 7 (7) KCデラックス

特撮

「志葉家当主じゃない、丈瑠自身に積み重なってきたもの、ちゃんとあるよ」

丈瑠の元に向かう茉子姉さん、千明、ことは。侍として身動きが取れなくなる流之介を諭したのは、かつて舵木折神封印の際に出会った元黒子、朔太郎だった。

丈瑠と十蔵の戦いに遂に決着が。最後の最後で裏正に止められ、衝撃を受ける十蔵。丈瑠の一太刀の前に敗れた十蔵は退場。ひょっとしたらラスボスかと思ったけど、その役目はドウコクか。
丈瑠が空っぽじゃないと言う家臣達で、もう涙腺崩壊です。

薄皮太夫はわざと三味線を破壊させ、詰まっていた怨念を解き放つ。それは一気に三途の河の水嵩を増して、遂にドウコクが復活する。威圧感が半端無いな。

燃:A 萌:B 笑:C 総:S-

エピソードリンク
第四十六幕「激突大勝負」
第四十八幕「最後大決戦」

映画リンク
侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!

特撮

「風都……やっぱり、良い風が吹くなぁ……」

うわぁあああぁあああああああん、

霧彦さぁぁぁあああああああああん!!

激突するファングジョーカーとナスカ・ドーパント。その力は拮抗していたが、霧彦さんが〈ナスカ〉の高速移動に耐えられず戦闘終了。翔太郎は風都くんをデザインした霧彦さんにとどめを刺そうとするフィリップを制止する。

冴子が自分の知らない隠し扉から出て来るのを目撃した霧彦さんはその先で園咲家の地下にある施設に辿り着く。琉兵衛はそこをミュージアムと呼んだ。ここで園咲家は地球の記憶を手に入れたんだとか。
琉兵衛曰く、ガイアメモリのデータは純粋な子供の方が正確に集められるとかで、それを聞いた霧彦さんは琉兵衛に刃を向ける。
だが、既に彼の身体は〈ナスカ〉の力に蝕まれていた。もうすぐ死ぬと宣告されてしまう霧彦さんは〈バード〉をメモリブレイクする方法を聞き出し、逃走。
スミロドン・ドーパントに追撃されるが、若菜が助けてくれたので事無きを得る。これは、今後若菜がどういう立ち位置になっていくのかが更に楽しみになったな。

一方、事務所では茜こそが最初の〈バード〉の持ち主だったことが判明。副作用で狂的にメモリの力を求めるようになってしまう茜。麻薬問題への風刺なのか。
再び〈バード〉を手にした茜と戦うことになるダブル。「どうしてこうなっちまうんだよ!?」っていう翔太郎の怒りがやるせないな。

戦闘中に〈バード〉が進化し、バード・ドーパントの攻撃力が増加。そこへナスカが現れ、ダブルに協力してくれる。メモリブレイクするには正確に体内のメモリを攻撃しなければならない。
ナスカがバードの動きを止めている間にサイクロントリガーでマキシマムドライヴ、トリガーバットシューティングで撃破。バットショットの効果って、高精度の一点集中攻撃ってところかな。

霧彦さんは強がってダブルの前から姿を消す。冴子を呼び出し、一緒に園咲家から出てほしいと頼むが、この一言で彼女は完全に霧彦さんを用無しと認定し処刑。嫌ぁぁああぁああぁあああぁあああぁぁあああああああああ!!
死体が残ってるなら、まだ復活の可能性あるけど、消え去ったからガチで退場か……(´・ω・`)
結局、前回見せた冴子のデレは使えない駒が多少使えるようになったことに喜んでた
だけだったのか。
茜に〈バード〉を渡したのも冴子だったし
彼女には園咲家の一員としてではなく、自分だけの明確な目的があるようだが、今一つわざわざ霧彦さんと結婚した意味が判らない。それとも結婚当時はステータスとして、メモリのエリート売人と結婚したけど、思いの外役立たずと判ってうんざりしたとかなのか。〈ナスカ〉は回収されたけど、また出て来るんだろうか。

そして姿を現す照井竜。彼は風都が嫌いなご様子。ダブルとぶつかりながら、風都を好きになっていく流れか。
次回、『Iが止まらない』。てっきり「E」を使ってくるものとばかり……。

ところでメモリの使い回しは本来出来ないっていうけど、じゃあ何で〈ファング〉はダブルドライバーで使えてるんだ?ドライバーが絡むと、また話は変わってくるのか。

それから「ファングジョーカー、キャラ弁」ってワードで検索してきた人がいるみたいだけど、それはつまり弁当箱にご飯敷き詰めて左半分に海苔乗せて完成ってことですか。

燃:A+ 萌:B+ 笑:B+ 総:S

特撮

「決して嘘だけではない筈……!」

今回のアヤカシはオボロジメ。こいつはシタリが自分の命を半分削ってパワーアップさせたアヤカシで、もう何でも良いからとにかく人間を苦しめて、ドウコクを復活させようという魂胆。シタリ、良い味出すなぁ。

とは言え、薫率いる侍達がさくさく撃破。すると、三の目が出現。丈瑠が居ないと勝てない!って展開かと思いきや、サムライハオーでさくっとどうにかなって拍子抜け。せめて次回まで引っ張ってほしかった。

一方、丈瑠は十蔵と熾烈な戦いを繰り広げていた。そこへ爺が駆け付け、丈瑠を説得。次回こそ丈瑠の復活なるか。

ところで、『シンケンジャーVSゴーオンジャー』にゴセイジャー出るらしいね。『ゴーオンVSゲキレン』にはシンケンジャー出てたんだろうか。出てたら、もっと大々的に宣伝するか。

燃:B+ 萌:B 笑:C 総:A

特撮

「〈ファング〉捕獲用の罠にカブトムシが捕まった……」

ビートルフォンじゃねぇかw
前回、アームズ・ドーパントに腕を踏まれたときに翔太郎は骨折していたんだとか。さくっと治ってますが。ダブルに変身すると治るのか?

予告を見たときに、「ふぅん、次回はNの頭文字のドーパントが出て来んのか」って、ぼんやり思ってたけど、よく考えたらNって〈ナスカ〉じゃん!気付けよ、俺……orz

さて、理髪店で偶然、尻彦さんと再会した翔太郎。いきなりバトルに発展。パワーアップした尻彦さんは調子に乗って、ファングジョーカーと戦いたがるが、〈ファング〉はまたも行方不明になっていた。
理髪店のマスターを巻き込むわけにはいかないと戦闘終了。ここで尻彦さんはフルネームを名乗ってるんだけど、翔太郎は以前に潜入した邸が園咲家だったことに気付かないのか。そこまで珍しい名前じゃないからかなぁ。

マスターの依頼で、家に帰ってこない娘の茜を探してほしいと頼まれた翔太郎。
茜自体はすぐに見付かるが、彼女の友人の一人、有一という少年が〈バード〉のメモリを使用して襲いかかってくる。
今までの平成ライダーでも鳥モチーフは沢山あったけど、もっと種類を限定してたよな。梟とか烏とか。鳥全体という括りって、もしかして初めてか?

所詮中学生の喧嘩、軽くバード・ドーパントをあしらうダブル。有一は変身を解除するが、すると今度はもう一人の少年、統馬がバードに変身
それを見た尻彦さんはメモリを使えるのはコネクタ手術を受けた者だけ、一つのメモリを使い回すことなど想定されていないと驚く。
成程、生体端子はそうやって作るわけか。『ダブル』はここどうなってるの?ってのをちゃんと説明してくれるから嬉しいなぁ。

副作用で苦しみ出す有一。正しい使い方をしないと端子が焼けただれたようになり、のたうち回ることになるようだ。
子供にまでメモリを売っているミュージアムに怒りを露わにする翔太郎。

尻彦さんはメモリを売るのは薄汚い大人にだけの筈と、統馬達にメモリを売った人物を調べるように冴子に頼む。おお、夫婦仲が回復してる!w
尻彦さんの中では、メモリに手を出すような意志薄弱な大人はどうなってもおkってことなのかな。

〈バード〉の力に味をしめ、店を襲ったりするようになった統馬を止めようとする翔太郎。
今回はフィリップも出撃。〈ファング〉捕獲作戦がちっとも上手くいかないので、自ら危険に飛び込んで〈ファング〉に来てもらおうという作戦に変更。
作戦は見事成功するが、だからじゃあ何でスミロドン・ドーパントに襲われたとき、出て来なかったんだってば。きっと今後説明してくれる筈!そう信じたい!

で、早くもファングジョーカー再登場。もう暴走の危険は一切無いのか。
勿論〈ファング〉メモリの販促なんだが、ちゃんと使用する理由付けがあるのが良いよね。

バードはファングストライザーでさくっと撃破。攻撃を行いながら、〈ファング〉をガシャコンガシャコンしてマキシマムドライヴに移行する流れが素敵。確か『カブト』でも同じような戦い方してたよね。

メモリブレイクした筈なのに、メモリが壊れない。これも副作用なのか。
というところで、再び尻彦さん登場。意気揚々とファングジョーカーに襲いかかってくる。

一方、園咲家では琉兵衛から若菜へ〈クレイドール〉の返却が行われていた。「落としたことを言い出せなかったんだね?」って逃げ道塞いでくるパパンが怖過ぎる件。
また、尻彦さんが〈ナスカ〉の高速移動に覚醒したという話を聞いてレベル2とか言ってました。メモリは使えば使うほど力を引き出せるようになるということなのかな。

若菜の手元にメモリが戻ったから、これで劇場版へと繋がるが、時系列としてはあってるのかなぁ。劇場版は『レディオでQ』以前と考えられなくもないんだよな……。
テレビシリーズの方でクリスマスがはっきりと描写されてないから特定出来んな。

更に、刃野さんと真倉は今度風都署に配属される新人の話をしていた。勿論照井竜のことですよね。ビートルフォンはライバルの偵察のつもりなんだろうか。

今回は全体的にやたらコメディテイストだったな。

次回、尻彦さん大ピンチの巻。彼の一時退場と入れ替わりにアクセル登場かな。
尻彦さんが三人目のライダーだったりするんだろうか……。シュラウドと接触とかありそうだけど。

燃:A+ 萌:C+ 笑:A- 総:S-

特撮

「俺は殿様じゃない自分は初めてだ。びっくりするほど何も無いな……」

丈瑠は薫の影武者に過ぎなかった。衝撃の事実に動揺する流之介達。
十七代目と外道衆の戦いの折、志葉家は疲弊し、存続の危機に見舞われていた。そこで影武者の計画が立ち上がる。侍の家系ではないが、モヂカラの才能を持った一族を選出し、影武者として育成。本当の十八代目薫は密かに育てられ、封印の文字の特訓に明け暮れた。
本来はそのまま、十九代、二十代と繋いでいく筈だったが、隠れていることを良しとしない薫は根性で封印の文字を習得、自ら表舞台に現れた。

十七代目が使った封印の文字は不完全だったらしいが、それでもあれだけドウコクを抑えられるなら、完全な状態であれば、もっと長い間封印出来るということか。

たとえ納得していなくても、外道衆が現れれば戦わなければならない。薫と共に出陣する家臣達。
名乗ってたけど、薫のシンケンレッドはちゃんと丈瑠のレッドとは決めポーズが違うのね。

今回はアヤカシの登場は無かったが、オオナナシが登場。
巨大戦ではトラシンケンオー天下無双。

空っぽになってしまった丈瑠。そんな彼の前に十蔵が姿を現す。彼にとっては丈瑠が殿様であるかどうかなど関係無い。
一番最初に丈瑠自身を認めたのが家臣達ではなく、十蔵ってのは皮肉だな。
最後にナレーションが入らなかったのって初めてじゃね?そうでもないか。

燃:A- 萌:B- 笑:C 総:A

特撮

「僕にも意地というものがあってね。訓練を重ねていた。君のために」

ジャンクションの「さあ、貰ったお年玉を数えろ!」で吹いた。

さて、二週焦らしプレイの末に待望のパワーアップ回。フィリップの前に現れた冴子。フィリップは冴子の冷たい雰囲気から、彼女が敵だと本能的に悟る。
冴子の口ぶりからすると、フィリップの記憶は一回消えてるんだな。だから若菜のことを知らないわけか。
ちなみに翔太郎の姓が「左」であるのに対し、フィリップは「来人=Right=右」ってことらしいですね。

冴子はタブー・ドーパントに変身して襲いかかってくる。タブーを見た途端、フィリップは「あれはビギンズナイトの幹部!」って、何という露骨な映画宣伝w

逃げ惑うフィリップの前に〈ファング〉ライブモードが現れるが、彼は拒絶。
翔太郎が亜樹子に語るには、ビギンズナイトでファングジョーカーに変身した後、フィリップは自分が自分でなくなる感覚に怯え、二度と使わないと決めたんだそうな。ダブルドライバーに自分の作った〈ファング〉をぶっ差してみたら、思いの外凄い力が発揮されてビックリしたってことか?
この辺は映画で語っておいても良かった気がするが。尺の問題か。

〈ファング〉は命令を聞いて、自律行動するメモリなのかと思ったけど、がっつり自意識があって、それに従って行動しているっぽい。以前スミロドン・ドーパントに襲われたとき、姿を現さなかったのは何故なんだぜ。単にフィリップの位置を特定出来なかっただけなのかな。
冴子の見立てでは〈ファング〉はフィリップの護身用のメモリらしい。というか、存在を知らんかったってことはフィリップがこっそり造ってたってことか。

囚われた翔太郎と亜樹子は結構ハードな状況に。これくらいのピンチの方が盛り上がるのは確か。
翔太郎のドライバーが消えないのは〈ジョーカー〉が刺さりっぱなしだからか。

そこへ駆け付けるフィリップ。彼は依頼人、冬美の相棒を気持ちを聞き、〈ファング〉を使う決意をする。いよいよファングジョーカーの登場。恐竜の鳴き声が響くのがイカス。
〈ファング〉をガシャガシャすると、ソウルボディ側にファングが現れ、それを使って攻撃。
変身するのがえらい早いなと思ったら、そこから一回暴走して、翔太郎の声で正気に戻るという流れ。二人で一人の仮面ライダーっていう部分が強調されて実に良い展開。
決め台詞のときのポーズがフィリップ仕様になっているのが面白い。

そしてマキシマムドライヴ、ファングストライザーでアームズ・ドーパントを撃破。ドライヴスロットにメモリを刺すのではなく、メモリを操作するだけで発動。
あとはファングメタルとファングトリガーに変身可能なのかが気になる。暫くは販促のためにファンクジョーカーばっかり使うことになるのか。

冴子さんはファングジョーカーの力にビビり、逃走するが、翔太郎にバトンタッチして追走。一気にタブー撃破までいくかと思われたが、何と尻彦さんが間一髪タブーを救出。彼は冴子に黙って特訓を重ね、〈ナスカ〉の高速移動に覚醒したんだそうな。おお、尻彦さんがヘタレてない!
これで夫婦仲も安泰……か?

刃野さんはダブルが自分の名前を知っていたことに違和感を覚えるが、キャラクター的に正体に迫るわけではなさそうだな。知ることになっても、相当終盤だろうな。

翔太郎は一年間姿を現さなかった〈ファング〉が出て来たことに、戦いの激化を予感する。
事務所にビートルフォンが入ってきたところで続く。アクセルの登場は三週後かな。

若菜のシーンは少しだけあったものの、彼女の元に〈クレイドール〉が返ることはなかった。折角劇場版とリンクさせようとしてるんだから、そこはちゃんと描いてほしいが……。

雑誌情報によると、アクセルに変身するのは風都署のエリート刑事、照井竜。ダブルにライバル心を抱いているとか。
彼にドライバー等の変身アイテムを授けたのはシュラウドという謎の女性。園咲母かなぁ。
琉兵衛達を止めるために、正しき心の持ち主にドライバーを渡しているとは考えられないか。

燃:A+ 萌:C 笑:B+ 総:A+