特撮

「さっきから五代さんの言うてること、綺麗事ばっかりやんか!」

「そうだよ。……でも、だからこそ現実にしたいじゃない」

 

 ちょ、絶対子供向けに作る気無いやん!

 

 水中に潜んだゴ・ジャーザ・ギをライジングペガサスフォームで狙い撃ちにしようとするクウガだったが、白い服の男の気配に邪魔をされ、肩に銛を喰らってしまう。壁に串刺しとか!だから、クウガの苦しみ方も怖ぇよ!

 で、時間切れがきてしまい、グローイングフォームに。

 

 ジャーザはネットで犯行予告を書き込んだり、わざと生かした人間に警察へのヒントを託したりと、挑発しまくり。

 ザギバス・ゲゲルというのはつまり、ダグバと戦うということなんだろうか。

 

 二時間変身出来なくなった五代は落ち込んでいる奈々を励ます。

「あの、東京タワー……奈々ちゃん!?」ってボケがわざとらし過ぎるw

 彼女はオーディションに臨んだが、その最終課題が「目の前で未確認に親しい人を殺されたときの演技をする」というものだったのだ。

 一緒にオーディションを受けていた知人は言う。先生が死んだことが役に立った、と。

 それは決して言ってはならない言葉だった。

 暴力に訴えようとする奈々を説得する五代。ここでEPISODE2223の伏線を拾ってきたか……!凄ぇぜ!

 奈々が居たところって、もしかして『555』で結花が死んだところか?

 

 ジャーザの今度の殺人が船の上で行われることが判明。クウガはゴウラムに乗って、出航した船の上に。

 ゴウラムに乗るときにドラゴンフォームになり、そのまま戦闘に突入。更にライジングドラゴンフォームに。

 ジャーザは銛だけでなく剣も使用。更にフォームチェンジもこなす。後で調べるまで姿が変わったって気付かんかった。

これに対抗するためにタイタンフォーム→ライジングタイタンフォームへと超変身。

 ライジングタイタンソード二刀流によるダブルライジングカラミティタイタンでジャーザを撃破。

 この戦いの合間合間に、奈々が先生の死を冒涜した相手に話をつけにいく姿が描かれる。

 クウガと奈々の戦い。やり方こそ違えど、大きな意味を持つ二つの戦いを同時に描く演出にやられた。

 

 そしてダグバがヌ・ザジオ・レを始末したっぽいシーンが映って続く。ザジオは殺されるって最初から判ってたんだろうか。

「続く」は今回も薄い黒。

 

燃:A+ 萌:B 笑:B+ 総:S

特撮

「誰かを殺してやりたいと思ったことある?」

 

 ダグバの虐殺で殺されたグロンギは実に一六二体。ばっさばさ殺されてます。

 

 ヌ・ザジオ・レが今回はグロンギのベルトらしきものを磨いています。ゴ・ジャーザ・ギのゲゲルが終わるまでに完成させろとラ・バルバ・デに言われていたが、やはりダグバのものなのか?

 

 というわけで、今回のグロンギは四十四号ジャーザです。あれ、バルバがイブニングドレスっぽい衣装に変わってる。

ジャーザは飛行機の乗客の中に紛れ込み、離陸直後に乗客二四三名を皆殺し。だから殺し方怖ぇぇぇええええぇええええEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!

 

 未確認生命体対策本部ではトライチェイサーが戻ってくるという話が。更に配備数も増えるとか何とか。このシーンで警察の皆さんに呼びかけて来る五代が好青年過ぎる。

 

 城南大学では榎田さんを招いて、クウガとグロンギの戦闘能力のメカニズムについて検証。武器を作り出す力は、手にした物質を原子分子レベルで分解再構成しているらしい。

 クウガとグロンギに似たような力があるということはグロンギにもフォームチェンジの可能性があるのではという意見が。

 また、以前ゴ・ジャラジ・ダと戦っている最中にちらっと映ったのはアルティメットフォームらしい。真っ黒で四本の角を持つ戦士。

 

 ジャーザの出現の報を受け、波頭へ向かうクウガ。だが、そこへ白い服の男が気配だけで干渉してくる。ってところで続く。「続く」が薄い黒に。

 

燃:A+ 萌:B 笑:C+ 総:A

特撮

「ダグバが来るまで何人死ぬかな」

 

 ダグバは各地で次々とグロンギを始末していく。

 

 それも気になるが、目下の驚異はゴ・ザザル・バとズ・ゴオマ・グ。ザザルの方はたとえ倒せたとしても爆発の際に強力な酸が飛び散ってしまうので倒す場所に注意しなければならない。

 そこで、まずドラゴンフォームでスプラッシュドラゴンを叩き込む。続いて超マイティキック。その間にゴウラムはビートチェイサーと合体しておく。サポートメカ、優秀だな。

 ある程度、ダメージを与えたら、撃破予定ポイントの地下までビートゴウラムで運搬。

 今は使われていない地下鉄の施設の奥に放り込んで、ライジングブラストペガサスをブチ込む。時間切れになる前に、マイティフォームに戻り撤収。あとは警察がシャッターを閉めて爆発を封じ込めて終了。

 一連の流れが非常に軽やかでした。

 

 続いて、ゴオマ。一条さんが超音波撹乱装置を使ってサポートするものの、カラミティタイタンでつけた傷はすぐ治るし、マイティキックに至っては片手で弾かれる始末。強ぇええええええええええ!!

 負けるかと思ったそのとき、ゴオマはダグバの気配を感じ、姿を消す。

 後を追った五代と一条さんの目の前に気に引っ掛けられていたゴオマの死体が降ってくるのでした。怖ぇぇえええぇぇえええぇええええええEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!

 死体が出て来るまでのタメ怖ぇぇええええええええ!!

 

 桜子さんは九朗ヶ岳の遺跡の棺の中に眠っていた先代クウガが0号の復活まで生きていたことを知る。アマダムの力で耐えていた模様。彼のお陰でグロンギは封印されていたということか?

 

 ポレポレには神崎先生がやって来ていた。研修で東京に来たそうな。って、東京は今グロンギは出現するから危険なのに、そんなことお構いなしに研修に行かされるのか。

 

 ヌ・ザジオ・レはゴオマがベルトに埋め込んだような欠片をいくつも磨いていました。

 

燃:A+ 萌:B 笑:C+ 総:A

特撮

仮面ライダークウガVS剛力怪人ゴ・ジイノ・ダ

てれびくんだったかの応募者全員サービスのビデオのために制作された作品。予算がギリギリなのか、役者は五代しか登場しないし、戦闘場所は明らかにスタジオそのまんまだし、尺は十分ちょいと短いし、半分以上総集編だしで、所詮子供騙しかといった内容。

 前半は五代がクウガの基本五色に初めてなったときのことを回想する。その後、ゴ・ジイノ・ダの出現の報を受けて、出撃。

 何でゴをライジングにならずに倒せるんだとか突っ込んじゃ駄目なんだろうなぁ。でもゴ・ジイノ・ダは未確認生命体四十号で正史扱いされているくさいんだよなぁ。変なの。

燃:A- 萌:C 笑:C 総:B

特撮

「気ままな冒険があいつには一番よく似合う」

 

 ズ・ゴオマ・グとゴ・ガドル・バとの戦いは突然、ゴオマが苦しみ出して撤退したため、お流れ。ガドルも姿を消す。

 一条さんはラ・バルバ・デから今度のクウガはダグバと等しくなるだろうと聞かされた後、吹っ飛ばされて全治三週間の怪我。

 逃走したゴオマは髪が白くなり、更にパワーアップを果たした模様。でも物凄く身体が耐えられない臭いんですが……。

 彼の目的はダグバを殺すことだそうだが、殺して自分がンになるつもりなんだろうか。

 ちなみにゴ達の会話によると、ズやメはダグバに殺されるそうです。整理が何とかかんとか。

 その一方で、ゴ・ザザル・バがゲゲルを再開していた。

燃:A+ 萌:B 笑:C+ 総:A

特撮

「辛いけど、それだけでも触れ合えた方が良いと思います」

 

 よく見たら、OPにビートチェイサーのカットとゴ・バダー・バとのバイク対決のカットも加わってるのね。

 ズ・ゴオマ・グとゴ・ザザル・バの戦いはうやむやのまま終局。

 グロンギサイドには新キャラ登場。鮫モチーフのゴ・ジャーザ・ギとバッファローモチーフのゴ・バベル・ダ。

 どうもグロンギは階級が上がるにつれて、着ている服が一般市民に近づいている気がするのは気のせいか?グロンギがリントの中に潜むのが上手くなってきているのか、それとも単に特殊な衣装を作る予算が無くなったのか。

 で、ダグバの名が出ました。ネタバレ見たから知ってるんだが、こいつこそが第0号で正式名称は鍬形モチーフ、ン・ダグバ・ゼバ。

 一方、ジャンは久し振りに科警研を訪れていた。前から榎田さんを下の名前で呼んでたっけ?相変わらず気まずいです。

 ゴ・ガドル・バが調子に乗っているゴオマを倒そうと動き出した。ゴオマの反応を追って、五代と一条さんもやって来る。

 そして一条さんは三度、ラ・バルバ・デと遭遇することになる。どうにも演出が二人の間にラブロマンスがありそうに思わせるんだよなぁ。

燃:A+ 萌:B 笑:C+ 総:A

特撮

「私も五代君の笑顔のために頑張ります!」

 

 よく見たら、OPカットが一部差し替えられてる?ゴ・バダー・バのカットが無くなって、血文字のカットが追加されてる臭い。

 さて、桜子さんの考察によると、九朗ヶ岳の殺害現場に描かれた血文字はクウガを示す文字と思われるが、そもそも戦士クウガを示すリント文字は他のリント文字とは一線を画す構造をしており、元はグロンギ文字だったのではいかとのこと。また、血文字自体は0号の署名である可能性も。

 また、五代は周囲の物体を武器に変化させるメカニズムがゴの力を似ていることに気付いていた。

 一方、東京では第四十三号ゴ・ザザル・バがゲゲルを開始していた。ルールはタクシー運転手を溶かすというもの。怖ぇええええぇえぇえええぇええぇぇええええ!!

 ピアスをかぎ爪に変え戦う。

 そして遂にズ・ゴオマ・グが動き出す。どこから手に入れてきたのか判らないが、0号のベルトの欠片を自らに埋め込み、パワーアップ。人間体はムキムキ頭モジャモジャ、怪人体も頭モジャモジャ。日光も大丈夫になった模様。

 ザザルに喧嘩を売って、渡り合っていたところからすると、かなりパワーアップしているのか?

 そこへクウガドラゴンフォームが乱入して続く。

燃:A+ 萌:B 笑:C+ 総:A

特撮

「大丈夫。理解り合えるよ。だって人間同士なんだから」

 

 九朗ヶ岳で三十四体もの死体を作ったのはどうやら第0号らしい。死体はどうもグロンギのものらしいことが判る。また、九朗ヶ岳でラ・バルバ・デの姿も目撃されているとか。

 殺害現場にはリント文字らしき血文字が。

 で、VSゴ・ジャラジ・ダ第二ラウンド。ターゲットを恐怖のドン底に叩き落としてから殺害する手法に怒りを抑えられない五代は憎しみをジャラジにぶつける。

 ビートゴウラムでジャラジを人気の無い場所まで運び、タイタンフォームにチェンジ。更にライジングタイタンでフルボッコ。

 憎しみに心を捉われ、普段の五代からはとても考えられないような戦い方。

ジャラジは倒せたものの、「続く」の画面も真っ黒になり、不穏な気配が漂う。

燃:A+ 萌:B 笑:C+ 総:A

特撮

「君達が苦しむほど楽しいから」

 

 OPの歌詞が二番になりました。ビートチェイサー登場に合わせてあるのか?

 さて、今回のグロンギは四十二号ゴ・ジャラジ・ダ。緑川学園の男子生徒のみを狙って殺害。大賞の頭部に武器を侵入させ、頭の中で形を変化させて、細胞や神経にダメージを与える。更に、ターゲットの葬式等に頻繁に姿を現し、彼等が怯える姿を見て楽しむ残忍な性格。

 その頃、九朗ヶ岳遺跡付近で謎の殺人事件が起きていた。

 また、ゴ・ガドル・バの怪人体が初登場。

 そしてジャラジと対決するクウガ。ドラゴンフォームで挑む。ってところで続く。

 EDの歌詞も二番に。

燃:A+ 萌:B 笑:B- 総:A

特撮

「もしかして翔一君って農家の子だったりして」

「それはノーかな!」

 

 しょうもねぇw

 仮面ライダー三十周年記念作品。まだ『クウガ』視終わってないけど、諸事情により視聴開始。

 舞台は『クウガ』のパラレルワールドの二年後。これは『クウガ』の続編を望む声と、クウガが守った世界に再び危機が訪れるのは嫌という声の両方を聞いた折衷案らしい。

 サブタイトルは残念ながら無し。あった方が良いと思うんだけどなぁ。一応公式サイトや新聞のテレビ欄等には記述があったらしいが、作品内に表記されてないので書かないことにしました。

 OPカットで、沖縄に謎のオーパーツが流れついたところから物語は始まる。続いて、G3の性能テストのシーン。G3を開発したのは未確認生命体対策室ということで、この辺りから『クウガ』との繋がりを感じさせる。

 G3を装着するのは氷川という青年。何か滑舌悪くね?

 主人公、翔一は居候先の家主美杉教授に頼まれ物を届けるため、城北大学を訪れていた。その帰りに涼という青年とニアミス。涼の方は何かを感じとったようだが……。

 翔一は記憶喪失で、美杉教授に拾われたらしい。彼は美杉家で料理と家庭菜園を担当している模様。もう一人の居候、真魚との絡みのシーンが少し。この真魚は『電王』のナオミとして再登場しているわけですが、後半のハナさん退場により、実質ヒロイン枠に昇格してたよな……。

 涼は水泳選手で以前に交通事故に遭い、選手生命は絶望的と思われたが、復帰。しかも事故前よりも記録が伸びているという不思議。本人も違和感を覚えているようだ。

 その頃、巷では木の洞に死体を突っ込むという殺人事件が連続して起きていた。一人目は学生、二人はその父親。

 氷川は母親に事情を訊こうとするが、その直前に母親も同様の方法で殺害されてしまう。『クウガ』でグロンギの殺害方法が怖いと苦情が来たため、アンノウンは人間には不可能な方法で殺害を行うという設定になったそうだが、十分怖ぇよ!

 今回殺害を行っていたのは黄豹モチーフ、ジャガーロード・パンテラス・ルテウス。

 どうもアンノウンが活動を始めると、翔一と涼は頭痛を感じるようだ。

 ルテウスを発見した氷川はG3出撃を要請、Gトレーラーが発進する。装着シーンとか専用バイクのガードチェイサー発進とかは格好良かったが、ルテウスには専用武装も効かないし、攻撃を受ける度に何処かにエラーが発生するという、残念な結果に。

 絶対絶命かと思われたそのとき、アギトグランドフォームが姿を現す。アギトのモチーフは龍だそうな。この次が『龍騎』だったから二年連続で龍モチーフだったのか。

 アギトはすぐさまキックを放ち、ルテウスを撃破。キックの際、地面にアギトの紋章が浮かび上がり、角が展開。クウガのキックは今一つ派手さが無かったから、こういう演出を盛り込んできたんだろうか。

 ルテウスは超能力を発揮したときと死ぬ直前に頭上に天使の輪のようなものが現れていた。あれはアンノウン共通の特徴なんだろうか。

 そしてアギトの戦いを影から見つめるジャガーロード・パンテラス・アルビュス(雪豹)とパンテラス・トリスティス(黒豹)。彼等は「アギト……」と呟いた。

 つーかアンノウンの名前憶え難いよ!

 OPが無かったので、EDのスタッフロールが早い早い。次回予告も兼ねているので情報量が凄いことに。

燃:A+ 萌:B+ 笑:B+ 総:A