コミカライズ,ファミ通文庫

“文学少女”と死にたがりの道化 2 (ガンガンコミックスJOKER)

原作:野村 美月 作画:高坂 りと キャラクター原案:竹岡 美穂

「お昼前の現国は辛いわ~」
「普通辛いのは体育ですよ」

表紙は何と心葉単独。何というサプライズ。
それはともかく、進行遅ぇええええええぇぇええEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!
8話収録て。ギャグ漫画じゃあるめぇし(´・ω・`)

進行ペースを除けば、良いコミカライズだと思うんだけどなぁ。
次で『死にたがりの道化』編は完結らしいが、この書き方からすると、その後も続きそうだな。

燃:C 萌:A- 笑:B 総:A-

シリーズリンク
“文学少女”と死にたがりの道化 <1>(2009/04)
“文学少女”と死にたがりの道化 <3>(2010/12)

“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)
“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)

コミカライズ,ファミ通文庫,雑記,電撃ハードカバー,電撃文庫

コミカライズ新刊を買ってきました。ブツは、

・図書館戦争 LOVE&WAR <5>
・“文学少女”と死にたがりの道化 <2>
図書館戦争LOVE&WAR 5 (花とゆめコミックス)
“文学少女”と死にたがりの道化 2 (ガンガンコミックスJOKER)

の計2冊。


電撃文庫の1億冊突破キャンペーン第2弾のオリジナルブックカバーが当たりました。阿呆みたいに葉書を送った甲斐があったぜ……。
そのまんまのカバーイラスト、若しくは既存のイラストをカバー仕様にして、その後プリズム加工(?)がなされている代物でした。実用的かと訊かれれば、全くそんなことはないと答えざるを得ないw

コミカライズ,ファミ通文庫

“文学少女”と美味しい噺(レシピ) 第1巻 (あすかコミックスDX)

原作:野村 美月 作画:日吉丸 晃
キャラクター原案:竹岡 美穂 シナリオ協力:松田 美弥

「わたしはお米やパンの代わりに物語を食べるの。普段は本を食べているけど本当は、紙に肉筆で書いた文字が一番好き。恋物語は甘くて美味しいからもっと好きっ。だからねぇ」
「う~~~~んと甘いお話を書いてね」

ファミ通文庫の大人気シリーズのコミカライズ2本目。タイトルの「噺」は「レシピ」と読みます。
作画はファンタジア文庫『放課後トロイメライ』の挿絵でお馴染み、日吉丸晃さん。
ビーンズエースで連載開始したものの、同誌の休刊と共にAsukaへとお引っ越し。
ガンガンジョーカーでの連載が本編のコミカライズなのに対して、こちらは原作短編集『恋する挿話集』に収録されているショートショート『"文学少女"の今日のおやつ』のコミカライズとなっている。シナリオ協力者がついているところに注目したい。

基本的には原作準拠ではあるが、本編から数年後、成長した心葉が過去を思い出す形で構成されているのがポイント。
未来の心葉の傍によく居る妹の舞花が超紛らわしい件。そんなところ原作準拠にしなくて良いよ!

また各エピソードの後には題材となった文学作品の解説漫画が付いている。これは面白い構成。

で、原作、アニメ、本編コミカライズとはまた違った遠子先輩の可愛さがある。デフォルメでちょこちょこ動いている遠子先輩がとても可愛いです。

巻末には時系列表が付属。サービス精神旺盛だな。
この時系列表には今後のエピソードの予定も載ってるんだけど、もしかして2巻で完結なの?

燃:C 萌:A 笑:B 総:A-

放課後トロイメライ (富士見ファンタジア文庫)
放課後トロイメライ (富士見ファンタジア文庫)

アニメ,コミカライズ,電撃文庫

「あのね、私もチャイルドエラーなの」

乱雑開放を起こしている犯人が衿衣ではないかと疑った美琴と黒子は調査を進めるが、2人がしていることを知った初春は激怒。こんなに怒った初春って初めて見た気がする。

そんな中、衿衣の探している人物というのが木山先生と関係があると判明。いよいよ繋がって参りました。

で、時折入るテレスティーナの意味深なカット。明らかに、この人が犯人だよなぁ。

燃:B 萌:A 笑:C 総:A

とある科学の超電磁砲 1―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)
とある科学の超電磁砲 1―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)

コミカライズ,角川スニーカー文庫

長門有希ちゃんの消失 (1) (角川コミックス・エース 203-5)

原作:谷川 流 漫画:ぷよ キャラクター原案:いとう のいぢ

「長門さん、あなたは…」
「文芸部を守るために、動くの?動かないの?」

ヤングエースで連載中の、『涼宮ハルヒの消失』を下敷きにしたオリジナルストーリーで展開するコミカライズ。角川書店の『ハルヒ』関係でファンから根こそぎ金を毟り取ってやろうという商業戦略が丸判り。

基本は『消失』における改変後の世界観を土台としているが、登場人物や人間関係は大分異なっている。
朝倉さんが完全にただの良い人な件。でも、長期化したら、きっとフラグが立つと思うんだ。

ノリとしては『ハルヒちゃん』よりもストーリー性がある、といった感じ。4コマにもならないし。
気になるのは話数のカウントが「Epilogue」となっていること。これは一体……?

そういうわけで、『長門有希ちゃんの消失』でした。取り敢えずは様子見ってことで。
冷静に考えたら、図書館で見ず知らずの女の子に貸出カード作ってあげるって、どんなシチュエーションだよw

燃:C 萌:A 笑:B 総:B+

アニメリンク
長門有希ちゃんの消失 第1話「大切な場所」

コミカライズ,ファミ通文庫

バカとテストと召喚獣 (1) (角川コミックス・エース 256-1)

原作:井上 堅二 漫画:まったくモー助、夢唄 キャラクター原案:葉賀 ユイ

「……何色だった?」
「みずいろ。」
即答か。

少年エースで連載中のコミカライズ。典型的なメディアミックス用コミカライズでした。ストーリーはおよそ原作準拠か。細かいところまで憶えてないから詳しくは判らんが。

姫路さんの殺人料理によるダメージ描写が激しかった以外は特筆すべきことも無く。
既に2巻が出てるけど、これは楽勝で切り捨てですなぁ。

ゲストイラストで秀吉をチョイスしてくる葉賀さんは自重してください。

燃:C 萌:B- 笑:B 総:B

コミカライズリンク
バカとテストと召喚獣SPINOUT! それがぼくらの日常 <1>(2010/05)
バカとテストと召喚獣ぢゃ <1>(2010/08)

バカとテストと召喚獣 (ファミ通文庫)
バカとテストと召喚獣 (ファミ通文庫)

アニメ,コミカライズ,電撃文庫

「さあ、私達も花火のように燃え上がりましょう!!」

サブタイトルは「ポルターガイスト」と読みます。

初春達の通う中学校に、春上衿衣(はるうえ・えりい)という少女が転校してきた。この少女こそ、#17で鉄装先生が出会った人物である。
語尾に「なの」を付ける喋り方、どっかで聞いたことあるぞ、能登麻美子さんが演ってたキャラだ!というところまではすぐに判ったんだけど、何のキャラだったかが全然思い出せなくて、視てる間ずっとモヤモヤしてました。ネットで調べて、『CLANNAD』のことみだと判明。居たなぁ、そんなキャラ。

初春は風紀委員ということで、衿衣とルームメイトになり、色々と教えてほしいと大圄先生に頼まれる。先生はちゃっかり結婚指輪をしてます。

一方、その頃、巷では能力の暴走を引き起こすRSPK症候群なるものが流行していた。この能力の暴走が複数の能力者によって起こされた場合に発生するのが乱雑開放と呼ばれる現象なんだとか。
警備員と風紀委員の合同会議では先進状況救助隊のテレスティーナが説明に参加。一見、良い人そうに見えるが、多分敵側だろうなぁ。今回の最後の笑みを見る限りでは。

美琴達は衿衣も誘って花火大会を見に行くことになるが、初春と衿衣は浴衣の着付けに苦戦。それを難なく助ける佐天さん。何気に、佐天さん凄ぇ万能じゃね?良いお嫁さんになりそうですね。

屋台の中にはカナミンの綿菓子を売っている店が。こういう背景に細かいネタを仕込んでくるの良いね。

固法さんは花火大会にも行かず、一人で乱雑開放のことについて調べ物をしていた。ムサシノ牛乳を飲んでるのが、また細かい演出だなぁ。
彼女が調べたところ、RSPK症候群はAIM拡散力場への人為的な干渉によって起こる可能性があると判明。

不気味な笑みを浮かべるテレスティーナ、再び姿を現す木山先生。おおおおおおおおお、盛り上がってきたぜぇぇええええええ!!

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A+

とある科学の超電磁砲 1―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)
とある科学の超電磁砲 1―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)

コミカライズ,トクマノベルスEdge

クラック・ハウンド 3 (ジェッツコミックス)
原作:榊 一郎 作画:前川 かずお

「…亜麻音ちゃん、本気にしちゃいけねぇ…」
「俺は<詐欺師>。騙すのが商売さ」

3巻にして完結巻。打ち切りのようにも見えるし、予定通りの完結のようにも見える。どっちなんだろうなぁ。

存在破綻者を個々に撃破していても埒が明かないどころか、亀裂は広がるばかりとの判断は状況を黒衣の未亡人との直接対決へと導く。

ちゃんと黒衣の未亡人は倒せたし、露骨な俺達の戦いはまだまだ続くエンドではなかったので、まあいいか。
何にしても、登場人物がバサバサ死ぬので否応なく盛り上がっちゃう。

総評

そういうわけで、まさかのコミカライズ『クラック・ハウンド』全3巻でした。トクマノベルスEdgeで1冊出したきりで止まっていたシリーズをこういう形で一応とはいえ、完結まで漕ぎつけたことに感動した。
しかし、一体どういう事情で、こんなことになったんだろう……。

燃:B 萌:B- 笑:C+ 総:A-

クラック・ハウンド 聖人の条件 (トクマ・ノベルズ EDGE)
クラック・ハウンド 聖人の条件 (トクマ・ノベルズ EDGE)

アニメ,コミカライズ

魔法戦記リリカルなのはForce (1) (角川コミックス・エース 247-2)

原作:都築 真紀 作画:緋賀 ゆかり

「誓約(エンゲージ)」

娘TYPE(ニャンタイプ)で連載中。『ViVid』とセットで『魔法少女リリカルなのは』シリーズ第4期。正史扱いでコミカライズ2種同時進行とか俺のツボ過ぎる。
『StS』から6年後、シリーズ初の男性主人公トーマと2人のヒロイン、リリィとアイシスをメインとして、トーマ、管理局、フッケバイン一家(ファミリー)の三つ巴の戦いを描く。
流石に20歳を越えて、少女はキツいものがあったのか、タイトルの「少女」が「戦記」に変更。『ViVid』の方は「少女」のままだけど、これは「ViVid」に掛かっているものと思われ。

『ViVid』の方ががっつり既存のキャラが登場しているのに対し、こちらはあくまでも新キャラメイン。
まぁ、とは言え、テンション上がるのは既存キャラが出て来たときなんだけど。
シグナムとアギトは『StS』で今一つ活躍しきれなかった感があるから、出て来たのは嬉しいな。
何の説明も無しにリィンフォースⅡが人間サイズになっている件。はやてはちょっと髪が伸びてるけど、大分雰囲気が変わったなという印象。逞しくなってるw

基本的に男が全然出て来ない作品なので、ちゃんと男が出て来てバトるだけで何だか感動する。
あれ、淫獣ことユーノ君は?どっちにも出てなくね?

トーマの恩人のスゥちゃんって誰だよって思ってたら、スバルのことかよ!!繋がってくるなぁ。これはテンション上がる。
巻末には用語解説載ってるし、がっつり読ませるなぁ。

そういうわけで、今まで通りアニメでやれば良いと思った『リリカルなのはForce』でした。
乳首券発行要るか?

燃:A+ 萌:A- 笑:C+ 総:A+

アニメ,コミカライズ

魔法少女リリカルなのはViVid (1) (角川コミックス・エース 169-2)

原作:都築 真紀 漫画:藤真 拓哉

「ヴィヴィオはまだまだ子供だから、ちゃんと順番を追って大人になってくよ」
「普通に成長してこの姿になった時、恥ずかしくないように」
「自分の生まれと、なのはママの娘だって事に、えへんと胸を張れるように」

『魔法少女リリカルなのは』シリーズ第4期は2種類のコミカライズでスタート。ゆずっちがお薦めするので借りてきました。
まずは『StrikerS』の4年後、なのはが引き取ったヴィヴィオを主人公とする『ViVid』から。コンプエースで連載中。

聖王、覇王、冥王という太古の王の物語を交えながら、ヴィヴィオの成長を描く。『なのは』シリーズって、ぱっと見は美少女わっしょいなだけの作品と見せかけて、その実、結構重いストーリーが展開しているわけだが、本作は悪人ゼロの凄く爽やかなストーリーテリング。

『StS』最終回の時点で4期の主役がヴィヴィオになるのはあからさまだったわけだが、やはりこうやって実現すると、感慨深いものがあるな。
彼女の専用デバイスはセイクリッド・ハート。ママのデバイスの名前を一部貰っているのがイカス。
変身すると、かつて操られた際にも見せた大人モードに。何故、聖王モードをロリじゃなくしたし!!
しまぱんは正義ですね、分かります。

流石に3シリーズ分の積み重ねがあるので、キャラの多いこと多いこと。もう、ナンバーズなんて、誰が誰やら全然判らんw
ナンバーズの何人かはスバルのお父さんが引き取ったみたいだけど、お父さん、何気に凄いハーレムじゃないか!順番に夜の相手をやらせているに違いない(ぇ

なのはママとフェイトママは早く結婚すれば良いと思うの。

後書きによると長期連載らしいが、それは1話毎のページが少ない結果、長期連載になるのか、それとも単行本の巻数もそこそこいくということなのか。

いやしかし、これはアニメのコミカライズ扱いなのかな。でも、そもそも『なのは』自体が美少女ゲーム原作とも言えるしなぁ。カテゴリー分けが難しいな……。

燃:A- 萌:A 笑:C+ 総:A

イラストリンク
ガラクタ・パーツ(スーパーダッシュ文庫、2008/01)
R-15 ようこそ天才学園へ!(スニーカー文庫、2009/07)
ウチの姫さまにはがっかりです…。(電撃文庫、2010/10)
まちがい英雄の異世界召喚(ファンタジア文庫、2014/02)
ウィッチ・アームス 魔法少女は素敵なお仕事(ダッシュエックス文庫、2016/06)
S級学園の自称「普通」、可愛すぎる彼女たちにグイグイ来られてバレバレです。(講談社ラノベ文庫、2022/08)