MF文庫J

IS〈インフィニット・ストラトス〉2 (MF文庫 J ゆ 1-2) (MF文庫J)

著:弓弦 イズル イラスト:okiura

「お、お前は私の嫁にする!決定事項だ!異論は認めん!」

約二ヶ月一週間の積み。三ヶ月振りの新刊。表紙は一巻の箒に続いて、セシリア。やはりISを部分展開しています。作品の内容を適切に表現した良い表紙だと思います。
総扉は差分変化で、セシリアのタイツと靴がキャストオフ。着てるもの全てとかスカートとかがキャストオフするのは時々見るけど、タイツがキャストオフするのは凄く珍しい気がする。
今回は分厚く、MFの限界点、約320ページです。ベテラン以外がこのページ数を出してくるのはそうそう無いんじゃないかな。

わるぷるキス!』を読んだときに女子だらけの学園に男が一人って『戦嬢の交響曲』じゃんって書いたけど、これもそのパターンだったな。すっかり忘れてたが。

口絵のショート漫画では箒可愛いよ箒。

さて、二巻。プロローグで出て来た妹ちゃんが可愛い件。シリーズが長期化すれば再登場しそうだ。
三人のヒロインのキャラ立てをちゃんとやってくれるのかと思いきや、新たに転校生が二人やって来るという、まさかの展開。
でも、片方が男だったので安心していたら、どう見ても男装美少女です。本当に有り難う御座居ました。
どんだけヒロイン増えんねん!もうええわ!しかも何か先生のフラグまで立ったみたいだしな!
後書きによると、今後はゲストヒロインが登場することはあってもレギュラーヒロインが増えることはないみたいなことが書いてあるが……。

ISの設定は読んでいて結構ワクワクするので、是非そちらにウェイトを置いてほしいところなのだが。
ところで、女子は制服の下にISスーツを着ている者が多いそうな。ってことは一巻の表紙の箒のスカートの中から見えているのはぱんつでもブルマでもなく、ISスーツなのか。

一夏の語り口が平常時は結構軽く、それが嫌いな人も居るかなぁ。軽過ぎるという印象が。つーか、まさかの『聖剣の刀鍛冶』ネタで吹いた。

一巻は重版かかったらしいので、三巻打ち切りの可能性は消えたかな。
次は十一月。

燃:B+ 萌:A- 笑:B+ 総:B+

戦嬢の交響曲1 (ファミ通文庫)
戦嬢の交響曲1 (ファミ通文庫)

HJ文庫,角川スニーカー文庫,雑記,電撃文庫

よっしゃ、今日はスニーカーが出るぜ!と思って、書店に行ったら出てなかった……orz
はめられたぜ……。HJは出てたが、今月買うもん無いしなぁ。土曜補正フライングだろうか。
ただ、『アスラクライン』の新装カバーの一二巻が入ってたので確保しました。

・アスラクライン(新装カバー)
・アスラクライン② 夜とUMAとDカップ(新装カバー)
アスラクライン (電撃文庫)アスラクライン〈2〉夜とUMAとDカップ (電撃文庫)

の計二冊。画像並べると綺麗だな。

HJで気になったのは、わかつきさんの新シリーズ『ラッキーメイド天(あまね)くん』。どうやら『放課後の世界征服』は二巻打ち切りのよう。今度はまた、女装少年もののよう。勿論エロ多めで。いつも通りって感じだなぁ。
ラッキーメイド天くん (HJ文庫)

ガガガ文庫

ラ・のべつまくなし (ガガガ文庫)

著:壱月 龍一 イラスト:裕龍 ながれ

「攻めとくれば、受け……これ腐女子」

約一週間半週間の積み。ガガガ文庫。『Re:ALIVE』でデビューした壱月さんの第三シリーズ。二作目『七夕ペンタゴンは恋にむかない』は一冊しか出てないが。

取り敢えずタイトルにラノベって入ってたら買わざるを得ない。しかもイラストがMF文庫Jの『桜野きらほ』シリーズでお馴染みの裕龍さんときたらもう購入しない理由が見付からない。

主人公の学(まなぶ)は純文学作家を目指していたが、出版社の部門消滅の影響を受け、気付けば売れっ子ラノベ作家になっていた。
そんな彼が自分の作品の大ファンである腐女子、明日葉に一目惚れするという筋書き。
ものすげー穿った見方をすると、作者の願望含みまくりの妄想乙となるわけだが、個人的にはクリティカルなシチュエーションでした。

ラノベでは主人公が作家というのも珍しけりゃ、社会人というのも珍しい。最近は主人公やヒロインが作家という作品がかなり増えてきたが。

メインは学と明日葉の恋物語なのだが、ラノベを要素として扱っているだけあって、そういったものの商業戦略的なところに言及しているのが興味深い。Twitterで小説を公開するってのは実例があったりするんだろーか。

学とその親友、圭介の友情にも注目したい。明日葉が興奮するほどの仲の良さだが、なかなかアツい友情。

ガガガっていうと、良い意味でも悪い意味でもキワモノ揃いという印象なんだが、これはストレートに面白かった。最後のLOVE寄せとかもうね、読者皆殺しですよね。
あれ、後書きは?

燃:B+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

七夕ペンタゴンは恋にむかない (ガガガ文庫 い 1-3)
七夕ペンタゴンは恋にむかない (ガガガ文庫 い 1-3)

HJ文庫,ファミ通文庫,角川スニーカー文庫,雑記,電撃文庫

いつも通り1日フライングで29日発売。電話で発売してるか訊いたら、他に何にも言うてないのに、スニーカーとHJは明日ですと言われました。流石、店長、よく理解ってらっしゃるw
ブツは、

・命じて!服従フロイライン <3>

命じて!服従フロイライン 3 (ファミ通文庫 し 1-3-3)

の一冊。前回行ったときに『アスラクライン』一巻二巻が無くなってたから、よっしゃこれで新装カバーが入る!勝った!と思ってたら、無かったorz
いや、すぐに入荷してくれる筈さ!

来月の新刊で気になるのは新シリーズ『あかてん☆ナイツ(仮)』か。イラストが一迅社文庫の『ペンギン・サマー』でお馴染みの茨乃さんなので買う可能性がなきにしもあらず。

アニメ,電撃文庫

「副葬処女ってやつは、どいつもお節介でお人好しで――もどかしい」

OPの冒頭のカットで操緒と奏っちゃんが消える直後に光が弾けるエフェクトが追加。何の意味があるんだろう……。

さて、『真夏の夜のナイトメア』編後編。ピンチの智春達を救った謎の演操者と機巧魔神。彼は「また死なれちゃ困る」という言葉を残して消える。
智春と声一緒って聞いたら一発で判るんだけど、キャストクレジットでモロに直貴って書いてあって吹いた。まだ書いちゃらめぇぇええええええええ!

意識を取り戻した智春達は加賀篝に助けられていた。
操緒は遂に副葬処女の宿命を知っていたことを智春に打ち明ける。それでも誰かのために《黑鐵》を喚べと言う操緒が健気過ぎて泣ける。

そこで彼等はクルスティナの非在化が進行していること、契約悪魔が、機巧魔神が副葬処女の魂の質量を削って魔力を行使するように、契約者の愛の記憶を削って魔力を行使することを知る。

そしてVS《蒼鉛》。超弦重力炉より、機巧魔神から副葬処女を分離出来る装置を取り出そうと《薔薇輝》の力を使った加賀篝は隙を突かれ苦戦。
その最中、人質となったアニアを助けるため、無理をしたクルスティナが完全に非在化。使い魔のイングリッドも消滅、更に《薔薇輝》もボッコボコに。

智春は機巧魔神の代償を背負っていく覚悟を決め、二期に入ってから初めて《黑鐵》を喚んだ。
怒り補正で《蒼鉛》を大撃破。里見は副葬処女の変わりなどいくらでも居ると外道なことを口走るが、直後、突如現れた氷羽子の力で《蒼鉛》は沈黙するのだった。
氷羽子は重力炉にあったトランクを持って逃走。このとき、さも意味ありげにコアラのカットが挟まれた。前半でも意味ありげなコアラのカットがあったし、匂わせ方が上手いな。
いつの間にか、コアラから炫部長の意識は無くなってるんだけど、多分、氷羽子からトランクを受け取ってるんだろな。

一瞬にして、愛する人達を失ってしまった加賀篝はアニアにクルスティナの研究データが入ったディスクを託す。
原作ではこれ以降、加賀篝の出番は無いが、アニメでも同様かな。つーか彼は元演操者になったんだよな?

エンドカードの用語紹介は非在化。
次回は原作通りなら、『KLEIN Re-MIX』で、ともはさんの登場と相成るわけだが、どうも違うっぽいなぁ。
そう言や、六夏会長って二期になってからまだ出て来てないんじゃね?真日和は出て来たけど。

たまたま和狸さんのブログ見て知ったんだけど、『アスラクライン』の関連書籍発売が保留になったそうな。やはり売れ行きが今一つなのか……(´・ω・`)

燃:A+ 萌:A+ 笑:C 総:A+

アスラクライン〈8〉真夏の夜のナイトメア (電撃文庫)
アスラクライン〈8〉真夏の夜のナイトメア (電撃文庫)

MF文庫J

聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)〈7〉 (MF文庫J)

著:三浦 勇雄 イラスト:屡那

「やるよ。私は」
「すべてを、救う」

約一ヶ月一週間半の積み。三ヶ月振りの新刊。表紙はアリアの服を着たセシリー。違和感が物凄い。

さて、前巻のラストを絶望したセシリーの挿絵で引っ張っといて、今巻のプロローグで勇気を奮い立たせた彼女の挿絵を同じ構図で描くという演出が素敵。

でも内容は特になぁ。今更、口絵でセシリーの下乳アピールなんぞされても、もう俺は惑わされない!<何なんだ
もっと中二全開な設定があった方が好きなんだけどなぁ。

前巻とセットで上下巻構成、次巻からは新章突入だそうな。もう切り捨てるけどな。
後書きではサイン会で、おっぱいマウスパッドを貰った話が。そうか、読むの止めたら、もうこの奇蹟のおっぱいマウスパッドリレーを見ることも出来なくなるのか……。

燃:C 萌:B 笑:C+ 総:B

ガガガ文庫

うかつに復活!!邪神大沼 2 (ガガガ文庫)

著:川岸 殴魚 イラスト:Ixy

「ディ●ーゴー●ティーニ!」

約一週間の積み。四ヶ月振りの新刊だと思う。何ていうか、もう自由としか言いようがない。全体的に超適当でその適当さ加減が笑いを誘う。
説明口調部の部長、本部(もとべ)が出て来て一巻の内容を説明するとか適当にも程があるw

淡々とした展開が続くんだけど、時々ボケが気持ち悪いくらいツボにハマってクスクス笑いが止まらなくなるw

一応、女の子キャラを増やすという売れ線狙いをやってはいるけど、基本自由。って、冷静に考えたら結構女性比率高いのね。全然そんな気しねぇな。

燃:C 萌:B+ 笑:A- 総:B+

富士見ファンタジア文庫,雑記

帰宅すると、何やら富士見書房から封筒が届いているではないか。何かと思ったら、すっかり忘れていたレギオス・レストレーションキャンペーンのフェリメタル栞が当たっタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
らっき!実用性のある栞は嬉しいぜ!

これまでは大分前にファンタジアのアンケート葉書を送って当たった『フルメタ』のテッサのメタル栞を使っていたんだが、今日からこちらにシフトします。ビニールから出さんとこ。

鋼殻のレギオス (富士見ファンタジア文庫)
鋼殻のレギオス (富士見ファンタジア文庫)

雑誌,GA文庫

visualstyleとはヴィジュアルアーツが専門店等で無料配布している情報誌という認識で良いのかどうかはよく判らんが、取り敢えずそんな感じの冊子です。
ぼんやり榊さんのブログを見ていたら、そこに『ポリフォニカ』絡みでインタビューが載っていると書いてあったので。

巻頭特集が『ポリフォニカ』で、全体の半分くらいある。その特集の半分くらいがインタビュー。
アニメの脚本の話の下りで、作品の総合的な品質に自分で責任が持てない歯がゆさという話があるけど、「深刻崩壊アニフォリカ」のことか!!
あと、奥さんよりコーティが良いのかよ!w

あとは作品全体のイントロから始まり、主に『赤』の解説。多色も存在自体は書かれてます。

もう一つの見所は『アフタースクール』の内容で。まだ公式サイトにも掲載されていないCGが見れます。
この新作キネではこれまでスルーしていた部分にも触れたりするそうです。ドーリスラエっぽいCGもあったし、やっぱりプリネシカの卒業試験が描かれると期待していいのか。

CGでは他にも紫髪の女の子やイアリティッケのしまぱん等があり、wktkが止まりません。また、水着もあるとか。

ネットで読めるけど実物欲しいじゃんってことで、BGBの仲間達に探してもらってます。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

アニメ,電撃文庫

「メリークリスマス、お姫様」

綾瀬家で行われる綾瀬家と乃木坂家合同のクリスマスパーティー。ちゃっかり春香の両親まで来てます。
お父さんは目の前で愛娘二人がどこぞの馬の骨とも判らん男にデレデレなので、とても落ち着いちゃいられません。暴れ過ぎて、アリスに殴られてたけど。あれって、もしかしてエスカリボルグか?
何だか、お父さんが可哀想になってきた……(´・ω・`)

裕人は春香へのプレゼントを買うためにバイトに精を出し過ぎてパーティーの最中、過労で倒れてしまう。ここで、乃木坂家メイド隊、医療担当、鞠愛(まりあ)登場。

美夏達が撤収する中、春香だけは裕人の看病のために綾瀬家に残ることに。お約束のドッキリ☆ハプニングがあったりするわけですが、あのサンタコス、どんだけ脱げ易いんだよ!!

そして、いつも通り最後には良い雰囲気になる二人。裕人がナチュラルに気障過ぎるw
椎菜は出番自体はあったものの、裕人との接点は全く無し。最早、この人居る意味あるの状態……(´・ω・`)

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

乃木坂春香の秘密〈5〉 (電撃文庫)
乃木坂春香の秘密〈5〉 (電撃文庫)