泳ぎません。
「僕は神にはなれませんが、何かの分野で神と呼ばれるような人間になれるよう頑張ります!」
MF文庫J2011年9月の新刊。約1年2週間半の積み。『神明解ろーどぐらす』を5巻で完結させた比嘉さんが半年降りに復活。
今度は、休憩時間中にプールサイドで、ダベる3人の水泳部女子をひたすら描いた日常系ストーリー。
いや、ストーリーって言うほどの内容無いけど。
イラストは講談社ラノベ文庫『セクシャル・ハンター・ライオット』等の、はましま薫夫さん。
こんな名前だけど、女性なのね。
帯や粗筋では、やたらスク水をアピールしてるんだけど、だから競泳水着とスクール水着は全然違うものだって言ってるだろ!いい加減にしろ!
競泳水着は競泳水着で大変素晴らしいものではあるが、それはスク水の良さとは、また違った話でして。
その辺を比嘉さんが理解っているのかどうか判らんが、本編中では、これ等をいっしょくたにしている描写は無かったと思う。つまり担当が悪いのか。
内容としては、『ろーどぐらす』で言うところの、丹下の一人称が延々続く感じ。まぁ、あそこまでギャルっぽい感じではないけども。
これまでのシリーズを彷彿とさせる部活名が出るというサービスもあったり。
イラストの使い方がちょっと独特で、ドボンの挿絵が3回も使われていたりする。天丼はギャグの基本とか、そういうことなの?
また、モノクロ挿絵に差分があるというのも珍しい。表紙と総扉が差分変化というのは、よく見かけるが。
問題は舞台が舞台だけに、イラストの殆どがサービスカットみたいなもんなわけですよ。ヤエ可愛いよヤエ。性欲を持て余す。
次は2011年12月に2巻。
燃:C 萌:A- 笑:B+ 総:A-
シリーズリンク
・泳ぎません。 <2>(2011/12)
著者リンク
・神明解ろーどぐらす(2010/03)
・神明解ろーどぐらす <5>(2011/03)
・覚えてないけど、キミが好き(一迅社文庫、2012/04)
・転醒のKAFKA使い(ファミ通文庫、2014/04)
・たまらん! メチャクチャな青春ラブコメに巻き込まれたけど、生まれてきてよかった。(MF文庫J、2015/05)
・キミは一人じゃないじゃん、と僕の中の一人が言った(ファミ通文庫、2017/08)
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