薔薇のマリア 17.この痛みを抱えたまま僕らはいつまで
「やほーいッ!ユリィだッ!ユリィ!ユリィ!ユリィ……!嘘じゃァねェーよな!?ホントだよな!?やべえッ!ユリィ!毎日夢に見てたけどよォ!実物は全然違ェーよッ!かわいすぎだって!美しいって!愛しいって!うはーッ、すげえッ!オレこんなに好きなンかよユリィのコト!わかってたけどすげェーッ!愛してるぜユリィーッ……!」
2012年4月の新刊。約8ヶ月2週間半の積み。8ヶ月振りの新刊。
さて、衝撃のラストから随分と待たされましたが、いよいよ再動。今回はエルデン脱出直後から始まって、結構な時間が経過することに。
大きく勢力図が変わってしまったため、これまで冒頭に掲載されていた地図は消滅。
ZOOのメンバーと離れ離れになったマリアは何とか日々を生き抜きながら、仲間達と再会していく。
マリアの視点多めだけど、それ以外の登場人物の視点も山盛りで。
そんな中、異彩を放つSIX。ベアトリーチェに懐いて、すっかり大人しくなってしまったな。何か和む。まぁ、えらい目に遭わされた人達からしたら戦々恐々だろうが。
まぁ、何やかんや言いつつも、ルーシーはSIXの息子だし、しれーっと復活したりしねーかなーと思ってたけど、完膚なきまでに死んでたでござるの巻。
もー、すぐ容赦なく殺しちゃうんだからー。
そして、ほぼ集結したZOOだったが、肝心要の男トマトクンの生命が風前の灯火で……。
ってか、このシリーズは何をもって完結とするのだろうか……。
次は2012年8月に新シリーズ『聖断罪ドロシー01 絶対魔王少女は従わない』、12月に2巻『魔神と少年とかわいそうな魔法使い』。あれ、こっちの続きは……?
燃:B 萌:A- 笑:C+ 総:A
シリーズリンク
・薔薇のマリア 16.さよならはいわない(2011/08)
・薔薇のマリア 18.光の中できみが笑う今は遠くて(2013/04)
著者リンク
・聖断罪ドロシー01 絶対魔王少女は従わない(2012/08)
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