小説 仮面ライダー剣
「統制者よ!破壊者よ!神よ、悪魔よ!おまえたちを封印する!」
講談社キャラクター文庫2013年3月の新刊。約3日の積み。発売スケジュールが変更され『キバ』と同時発売に。
著者はテレビシリーズのサブライターというほどの本数は書いていないが、脚本を担当したことのある宮下さん。
さて、どんな内容かと思いきや、まさかの300年後。荒廃した世界で、不老不死であるジョーカーの剣崎と始が統制者の陰謀に巻き込まれていく。
粗筋を見た段階では、普通に未来が舞台と思ってたんだけど、更に世紀末的な世界観とはな……。
どういう経緯で、こういう話になったんだろう。後日談っていうには、ぶっ飛びすぎてる気がする……。
特に、ジョーカーとなって世界中を放浪する剣崎の死ねないがための絶望感がえげつない。一応、ラストは希望のある終わり方になってるけど。
アンデッドは死なないんだから、どうせなら他のアンデッドも登場したら良かったのにと思う。
ジョーカーである2人が他の上級アンデッドと絡む展開とか。
以前に超全集だか何だかに収録された後日談の要素も内包されているそうな。
次は2013年4月に『龍騎』『ディケイド』、5月に『響鬼』『電王』と続く。『クウガ』もちゃんと出るんだよね……?
燃:B+ 萌:C 笑:C 総:A
シリーズリンク
・小説 仮面ライダーファイズ(2013/01)
・小説 仮面ライダーキバ(2013/03)
著者リンク
・小説 忍風戦隊ハリケンジャー(2014/06)
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