引きこもりたちに俺の青春が翻弄されている

引きこもりたちに俺の青春が翻弄されている (一迅社文庫)

著:棺 悠介(ひつぎ) イラスト:のん

「ゲロ?やだ、何を言ってるの?これはゲロじゃなくてエンジェルティアーズよ」
「天使がそんな酸っぱい涙流すか!」
「……あー、はいはい。ゲロです、ゲロですよ。何ならウンコもしましょうか?」

一迅社文庫2013年11月の新刊。約3ヶ月1週間半の積み。一迅社NewGenerationAward2012大賞受賞作。
帯を外してもぱんつは見えません。

ネットで話題になっていたので買っちゃいました。
イラストは最近ちょいちょい見かけるのんさんか。

かつていじめられっ子だった主人公、春哉は自分を助けてくれた少女、紫羽に憧れ、立派な男に成長した。
しかし、6年振りに再会した紫羽は何故かすっかり引きこもりの駄目人間になっていて……というお話。

イケメンに成長した春哉と残念な引きこもり美少女達が織り成す青春ラブコメといった具合で。
ちょっと真面目な話をしつつも、ボケのオンパレードで楽しい。
特に、特大ねるねるねの下りで吹いた。「ひーひっひっひっ」じゃねーわ、どういう世代に向けて書いてんだw

面白かったけど、これが初の大賞や!(ドヤァって言われると、え、大賞……?と思わざるを得ない。
次は2014年3月に2巻。

燃:B- 萌:A 笑:A- 総:A

シリーズリンク
引きこもりたちに俺の青春が翻弄されている <2>(2014/03)

一迅社文庫

Posted by お亀納豆