スクランブル・ウィザード

スクランブル・ウィザード (HJ文庫)

著:すえばし けん イラスト:かぼちゃ

「最初の質問の答え。だから、恨んでなんか、ないっすよ。俺、先生のこと大好きっすから」
「…………」
「大好きって――あの、そ、それはどういう意味で言ってるの?」
「……あ、今の顔、俺の知ってる、信乃先生だ」


脇役達のLOVEが!

中古。HJ文庫。第2回新人賞受賞作品だっけ?ヒロインが小学生と聞いて(ry
舞台は現代、才能のある者だけが魔法を行使出来る世界。魔法士の位置付けはスーパーダッシュの『パーフェクト・ブラッド』あたりに近いか。
主人公十郎とヒロイン月子の関係は一応、教師と生徒ということで『円環少女』形式。年の差は十歳くらいか?

一巻目ということで、十郎と月子が出会ってお互いを知っていく過程が描かれるの段階なので、LOVEっぽい展開には殆どならず。
加えて、ストーリー自体が中盤まであまり盛り上がらなかったので、どうかと思ったんだが、終盤で十郎の姉、一花(いちか)の生存の可能性が示唆されたりして、そこそこ盛り上がりました。

二巻も既に中古で確保してあるので、話はそれからですね。

燃:B+ 萌:B+ 笑:C 総:A-

HJ文庫大賞大賞リンク
命がけのゲームに巻き込まれたので嫌いな奴をノリノリで片っ端から殺してやることにした <1>(第9回、2015/12)

HJ文庫

Posted by お亀納豆