パナティーア異譚3 再会のクロスロード
「ちゃ、ちゃんとやってるじゃない」
「嘘。やってない!ぜんぜんちゃんとやってない!具体的にはフォーリンラブのビームが出てない!全身で発情しちゃって!桃色になって!」
2014年5月の新刊。約3ヶ月半週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙はずっと理人+ヒロイン誰かという構成なのね。
さて、新たに嫁ウルスラ達をパーティーに加えて、響子捜しの旅を続ける理人。今回は何も分からないままパナケイアに放り出されてしまった響子の視点で物語は始まる。
何やかんや言いながら、全編に渡って響子を精神的フルボッコにする巻だった件。しかも一旦上げてから叩き落とすの繰り返しなんだから、えげつないったらない。
生命の危機を助けてもらって恩返しも出来そうになっていた相手には裏切られるし、やっとのことで理人と再会出来たと思ったら、彼は響子そっちのけでイシュアンとイチャイチャしだすし。
響子こそが本当の勇者というのは一体どういうことなんだろうか。やがて理人の前に敵として立ちはだかるのかしら。
うーん、響子をヒロインとして見たらえげつないんだけど、理人視点から見れば、勝手に近付いてきて自分が選ばれなかったからキレたとしか思えないわけで。難儀な話やで……。
次は2014年9月に4巻『聖石のエニグマ』。
燃:A- 萌:A- 笑:C+ 総:A
シリーズリンク
・パナティーア異譚2 熱砂のレクイエム(2014/01)
・パナティーア異譚4 聖石のエニグマ(2014/09)
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