【ラノベ感想】災厄戦線のオーバーロード <2>

災厄戦線のオーバーロード (2) (富士見ファンタジア文庫)
著:日暮 晶 イラスト:しらび

「籠目純。お前、何のために強くなって、何のために戦いたい?」

2015年4月の新刊。約1ヶ月2週間半の積み。3ヶ月振りの新刊。
口絵ピンナップはサービスカットだけど、勿論本編にそんなシーンは無いよ!やったー!
さて、新たに銀が鍛えることになったのは第二グラフィティ取得実験によって能力が弱体化してしまった籠目純。
自分だけと思っていたポジションに新たな人物の参戦で心穏やかではいられない琴音だが……。

1巻の時点で結構登場人物が多かったんだけど、今回また増えましたね。しれっと銀以外の特級イレイザーのコードネームっぽいのも出て来たし、まだ地盤固めの段階なのかしら。
セカンドハーフの発生頻度が上昇しているって振りもあるし、まだ話が動き出す前ってことかな。裏では人為的な何かが絡んでいたりするのか。

銀と琴音の関係がちゃんと進んでいるのが好印象ですね。他のヒロインが間に入る余地は既に無さそうだけど……。

後書きによると2巻では視点変更時に、誰の視点か判るように名前を入れるか担当さんと相談したらしいけど、これは入れなくて正解だよなぁ。いや、リーダビリティを最大限高めるためにはあった方が良いんだろうけど、そこはちゃんと文章中で判るようになっていてしかるべきだろうしな……。
個人的には無い方が好きです。

燃:A- 萌:A- 笑:B- 総:A

シリーズリンク
災厄戦線のオーバーロード(2015/01)
災厄戦線のオーバーロード <3>(2015/08)

スポンサーリンク