「今はそれが僕の戦う線引きです」

最終回ということで久し振りに尺が伸びて39分。
トラロック完了から３週間。苦情班は解散し、悠とマモルの行方は判らなくなっていた。全てのアマゾンが駆除されたわけではない。水澤本部長は捜索を続けるが……。

トラロックによって駆除出来たアマゾンはおよそ2/3。まだ1000匹弱は残っている計算になるので、これならシーズン２で出す雑魚には困らなさそう。

生き残ったアマゾンが潜伏していると思しきエリアが発見された。再び集った駆除班は複雑な思いを抱えて現場へ向かう。
三崎は義手を装着してましたね。

生き残ったアマゾン達を守っていたアマゾンオメガはアルファのような傷だらけの姿に。ちょっと風格が出て来たか。

そんな悠の元には度々仁がやって来て、覚醒前のアマゾンを狩ろうとする。毎回エネルギー切れになるまで戦って力尽きたら解散ということを繰り返している模様。これは不毛過ぎるでしょ……。そう近くない内に限界が来ることは目に見えてるぞ。

特に仁は殺したアマゾンの心臓を喰ってスタミナを保っている模様。顔面のダメージ描写はトラロックの影響なんだろうか。
ボロボロになった仁の元に現れる七羽さんマジ天使

悠のスタンスはアマゾンなんだから人間喰ってもおｋというところで落ち着いた様子。ただ、覚醒して無差別に喰い出した奴は狩るってことか。それはそれで貫くのが難しそうなスタンスだよなぁ。

マモルは志藤さん達に駆除班に戻って来いと言ってもらえるが、やはり戻るわけにはいかないか。一緒にいたら、また喰ってしまうって理解ってるんだろうな。

マモルが三崎を喰ったって言ったときに、普通に受け入れた悠はもう完全にアマゾン側に立ってしまったわけか。
しかも、このとき悠は三崎が喰われたのが腕だけって知らずに聞いてる筈で、となると三崎が死んだと思った上で肯定していることになるんじゃないか……？

第３のアマゾンというのはアマゾン細胞に人間の遺伝子を注入した存在のことを指す。悠に注入されている遺伝子は水澤本部長のもの。人間としての核があるからシグマとの戦いで大ダメージを負ったときも簡単に回復したってことなのかな。

また、２年前の実験施設の事故は会長が犯人だったことが判明。会長、興奮し過ぎて、もう何言ってるか判んねぇｗ

橘本部長は会長のスタンスにドン引きしてたから、続編でもう一度敵として動き出すって展開は無さそうかな。
キャラクターとしては面白いから、出て来てはほしいけども。

結局、美月とは最後まで理解り合えなかったわけか。金色のレジスターはどこいったんだ？最後に浜辺に落ちていた奴が金色だったのかしら……。

今回は最終回というよりはエピローグって感じだったな。盛り上がりとしては前回の方が圧倒的にデカかった。露骨にシーズン２へ繋がりそうな要素は無かったかしら。

総評

そんなわけで予想外に面白かった大人向け作品『仮面ライダーアマゾンズ』でした。制約の外れた靖子にゃん節が全開で良かったな。

玩具のギミックで楽しむのがテレビ、シナリオに集中して楽しむのが配信、みたいな感じで上手く住み分け出来ていたと思う。
毎回、引きが最高にZOKUZOKUしたよなー。

メインキャラの何人かは最後に死亡するんじゃないかと思っていたけど、意外にも全員生き残ったな。

ギミックをふんだんに使用したバトルも良いけど、グロ要素多めの肉弾戦主体のバトルも味があって好きだな。
ん？結局、玩具のドライバーに付くアマゾンブレイドって使ってなくない？

楽しみなシーズン２は来年春って話だし、ひとまずは７月から放送されるテレビ版でおさらいってところかしら。
あれ、スーパーヒーローイヤーのプロジェクト第３弾って、まだ発表されてなくない？

燃：A+　萌：B+　笑：Ｃ　総：A+

エピソードリンク
・Episode12「LOST IN THE FOG」

ＴＶ版リンク
・Last Episode「Ｍ」（ＴＶ版）

シリーズリンク
・仮面ライダーアマゾンズSeason２　Episode１「NEO」