【ラノベ感想】エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ 5巻
著:東 龍乃助 イラスト:みこと あけみ、汐山 このむ、貞松 龍壱
『お前はここに来るべきじゃなかったんだ……サブキャラクター(かませ犬)っ!』
2016年11月の新刊。約3日の積み。半年振りの新刊。
表紙は神馬の五(スレイプニル・ファイブ)の伍橋月下か。暫くは【テンナンバー】が表紙を飾っていくのかな。
さて、遂に氷室義塾に反攻のチャンスが訪れた。ネイバー7番機、明星の奪取計画が実行に移される。一方、本物の氷室夏樹についての真実が雷鳥から語られる……。
【テンナンバー】も揃い、快進撃を進める氷室義塾。このままヘキサが安心して暮らせる世界を目指して一直線……かと思いきや、そうは問屋が卸さない。
ヘキサを生み出していたのはネイバーだという衝撃の事実。ただ、ネイバーが起動しただけで世界中にヘキサが誕生するって理屈がよく理解らない。超常的な力が作用してるってことなんだろうか。
柔呉の男らしい告白で日向の想いは叶う。こんなに早く叶って大丈夫かよ……。どっちか死ぬんじゃねぇの……。
エイルンの「悲しみを打ち砕く」って決め台詞、かなり好きになってきた。ここぞというタイミングで出ると燃えざるを得ない。
最悪のタイミングでアギトのネイバー、アモンが参戦。イギリスの公式番機が悪魔のアルカナなのは、どうやら理由があっての騙りの模様。
無敵を誇っていたエルフィーナが易々と破壊されていくシーンは戦慄。激闘を終えた隙を突かれた形とはいえ、これはキツイ。
そして、この世界から姿を消したエイルンとエルフィーナ。絶望のドン底に叩き落とされる氷室義塾の面々。散り散りになっていく仲間達。
物語は1年後へ……ということで第1部完だそうで。おいおい、これはまた最後の数ページで怒涛の展開じゃないですか。
アニメ1クールでここまでやるんですね、分かります。
燃:A+ 萌:A 笑:A- 総:A+
シリーズリンク
・エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ 4巻(2016/05)
・エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ 6巻(2017/04)
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