【ラノベ感想】ストライク・ザ・ブラッド16 陽炎の聖騎士【16巻】

ストライク・ザ・ブラッド16 陽炎の聖騎士 (電撃文庫)
著:三雲 岳斗 イラスト:マニャ子

「先っちょのとこだけ。ほんの先っちょだけでいいから!」

アカン。
2016年12月の新刊。約4日の積み。7ヶ月振りの新刊。

第二部終焉篇開幕ということでスペシャルリバーシブルカバー仕様。裏側は新ヒロインの雫梨(しずり)。
どうせなら表紙のキャラ自体、交代制に切り替えれば良かったのでは……。マニャ子さん自身は構図は尽きてないと言ってるが……。

さて、瀕死の姿で極東の「魔族特区」恩莱島の浜辺に流れ着いた古城。記憶喪失の彼を迎えに来た修女騎士の少女、香菅谷雫梨は、古城の正体が世界最強の吸血鬼「第四真祖」であり、自分はその監視者だと告げて……。

記憶喪失の主人公に新ヒロイン登場で新章開始って、すんげーベタだなw
分割2期の後半戦みたい。

前巻で大々的に第1部完結と銘打っていたから、一体どんな新章が始まるのかとDOKIDOKIしていたが、大体いつも通りじゃねーか!
古城がヒロインを助けて、俺の戦争で眷獣発動っていう。とはいえ、いつもの決め台詞が出ると、はい!いただきましたー!という具合にテンション上がるわけです。

優麻が久し振りに登場したのが嬉しかったですね。登板回が終わってから1回も出て来たことなかったよな?随分と頼もしくなってまぁ……。

古城を狙う謎の存在、〝吸血王(ザ・ブラッド)〟。あんまり厨二力の無い名前だなーと、ぼんやりしていたけど、よく考えたらタイトルが劇中に出て来たんだな。ということは『ストライク・ザ・ブラッド』とは、こいつを倒す物語ってことなのか?

そして未来から古城と雪菜の娘、零菜がやって来る……というところで今回は終了。終焉篇は未来と現在が入り混じる物語になるのかな。
このシーンでは、古城と浅葱の娘らしき萌葱も登場している。この2人は番外編に登場済ですね。

萌葱の方がお姉ちゃんというのがちょっと意外かも。零菜は姉も名前+ちゃん付けで呼んでるのな。凪沙譲りなんだと思うが。

そんな感じで新章でした。短編集も用意しているって話だし、この導入なら最低でも20巻到達くらいはいけるか……?

燃:A 萌:A 笑:A- 総:A

シリーズリンク
ストライク・ザ・ブラッド15 真祖大戦(2016/05)
ストライク・ザ・ブラッド17 折れた聖槍(2017/06)

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電撃文庫

Posted by お亀納豆