仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ


「お宝は、決して失われてはならない」

はじめに

本編上映前の『宇宙ショーへようこそ』の宣伝で3/4泣きになったのは秘密。「ヒーローが偉大なのは勇気を持っているからだ」と「私はヒーローじゃないけど、このまま帰って良い筈ないよ!!」はズルい。

概要

トリロジー第3弾にしてラストとなる『EPISODE YELLOW』はディエンドの物語。どの辺がイエローなんだ……。他の2本がメインのライダーの色と合っていただけに余計に気になる。
しかし、ディエンドを乱入させるという発想は面白いと思います。

ラストということで、パンフレットはDVD付きのものがあります。おのれディケイド!

海東乱入

電王世界に再び海東大樹が乱入。それは自分のミスで失われてしまったお宝を取り戻すため。
士や夏みかんがちょろっとくらいは出て来るかなと思ったが、『ディケイド』勢は一切出番無し。光写真館がちょっとだけ出て来たけど。つーか、海東、まだ士達にちょっかい出してんのかよw

スパイダーイマジン

海東がデンライナーをおびき寄せるために契約したイマジン。スーツが使い回しなわけだが、そこは海東が以前にどこかの世界で既にスパイダーを見ていて、そのイメージが影響したと無理矢理思い込んでおこう。

VSスパイダー

あっさりソードフォームのフルチャージで撃破するが、戦闘終了後、みんなで放り投げたライダーパス探し始めてクソ吹いた。
モモさん曰く、フルチャージ後に丁寧に仕舞っていたら格好がつかないとか。そりゃそうだが、まさか言及される日が来るとは思わなかったw
みんなでその辺を探し回るシーンが面白過ぎた。この後、キンはちゃんとフルチャージ後仕舞ってましたw

時間警察、黒崎レイジ/仮面ライダーG電王

時間警察って、てっきりイマジンによる被害増大を受けて設立された組織だとばかり思ってたけど、どうもそれなりに昔からあるっぽいな。
イブが人工イマジン1号らしいから、これまではイマジンに対抗出来る戦力を有していなかっただけなのか。

黒崎は2008年時点で5、6歳くらい。20歳で時間警察に所属しているってことは10数年後には時間警察が設立されるのか?それとも良太郎みたいに、特別な事情でスカウトされたのかな。

イブの力で時の列車無しで時間転移が可能。アカシックレコードに忠実に行動しようとするってパンフに書いてあるんだけど、マジなの?
つーか、Gって何だよ。

G電王へはGデンオウベルトで変身。電仮面はアメリカのパトカーモチーフなんだけど、展開ギミックがすげー格好良かった。
デンガッシャーを標準装備。ガンモードをよく使用していた印象。

G電王はイマジンは全て逮捕するというポリシーの元、モモさん達も逮捕。

久々のカメンライド

ライオトルーパーが登場。1枚のカードで複数体呼び出せるからか、使用頻度が高い気がする。でも、これまでって3体ずつじゃなかったっけ。今回は5体召喚してました。

ウラ活躍

他の2本で今一つ活躍出来なかったからなのか、今回はウラがかなり活躍していた印象。時々デンガッシャーロッドモードを使ってたんだけど、あれ、どっから出したのさw

本心をなかなか語らないとうのは海東と共通するところで、上手くそこが絡んだ良シナリオだったと思う。
特にピンチに陥った海東を助けるために憑依し、U海東のままディエンドに変身する展開は最高に燃えた。ウラの武器も持ってたしな。

今回の電王

ソードフォームは勿論として、アックスとガン、クライマックスフォームが登場。こいつら、ビックリするくらいフォーム特性を意識しないなw

コハナ

モモさんに俺の有用性が霞むとまで言わしめた戦闘力の高さに吹くw
イマジンテイマーは伊達じゃないのか。コハナ可愛いよコハナ。

愛理さん達

何故、今回も出て来るw
お姉ちゃんはどうも、栄養を摂ったら良太郎が元のサイズに戻ると思っているらしい。そんな馬鹿なw
って、三浦と尾崎も良太郎が縮んだこと受け入れてるのかよ。

仮面ライダーディエンドコンプリートフォーム

海東にお宝を渡されたレイジが彼に託したケータッチでパワーアップ。ケータッチの出所がイミフ過ぎることを覗けば、この映画、最高だったと思う。何で時間警察が持ってるんだ……。
黒崎が海東を追う過程で大ショッカーと接触、そのときに押収したものを個人的に持っていたとでも思っておこう。ほんと、恐ろしいまでに唐突
だったし。

で、劇場版オリジナルライダーの力を得たコンプリートフォーム。ディケイドとは違い、一気に全員を召喚。きっとスタッフはアークが身長3.2メートルとかいう設定を考えた奴を怨んでいるに違いないw

最後はアタックライド・ゲキジョウバンでフィニッシュ。そのまま過ぎる……。
とは言え、全員で必殺技をぶっ放す様は圧巻。

伏線回収

何これ怖い。
トリロジーを総括するオチがこれとは……。食べ物を玩具にするのはNGではないんだろうか。

まとめ

そういうわけで、ケータッチの出所以外は予想以上に面白かった『EPISODE YELLOW』でした。前2本がライダーのギミック的には今一つ盛り上がらなかったので、そういう意味では凄く楽しめました。

それとウラと海東の絡みが凄く良かったです。非BL的な意味で。凄く良かったです。大事なことなので(ry

最後には『ダブル』の劇場版の予告が。

総評

ってなわけで、『超・電王トリロジー』でした。せっかく『俺、誕生!』ではテレビシリーズと連動した緻密なシナリオ構成をやったんだから、今度も3本が連動するシナリオにすれば良かったのにと思う。正直、『ディケイド』のガシャーン!→「ライダー大戦は劇場版へ!」ってやらかした以上、どんな汚い商売手法使っても、もう問題無いと思うんだw

あとは超クライマックスフォームが見たかったです。

燃:S- 萌:A- 笑:A+ 総:S

反復リンク
2回目

シリーズリンク
仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル(2010/06)

映画リンク
仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ(2010/08)

映画,特撮

Posted by お亀納豆