【ラノベ感想】エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ 7巻
著:東 龍乃助 イラスト:みこと あけみ、汐山 このむ、貞松 龍壱
《どうして未来がそうなるって決めつける!!》
2017年10月の新刊。約1ヶ月2週間半の積み。半年振りの新刊。
表紙は成長したセレンなのか。え、成長し過ぎでは……。いや、過酷な環境を生き抜くには大人になるしかなかったということなんだろうけど……。
さて、のっぴきならない状況となった欧州を中心として開始されるオペレーション・リミットブレイク。
4機のネイバーをはじめとする圧倒的戦力を投入し、マリスのキングを討伐する作戦は順調に推移するかに見えたが……。
元々敵側の機体みたいなデザインだったデストブルムは更に進化を遂げ、いよいよ化物染みた外見に。総扉で描かれている姿、完全に凶悪なボスキャラでしょ……。
マシンアームで敵を千切っては投げ千切っては投げって完全にモンスターの戦い方では……。
語られるネイバーの謎。そもそもネイバーとは未来人がマリスを倒すために過去へと送り込んできた代物らしい。
それならオーバーテクノロジーの産物であるのも理解は出来る。つまり未来人は過去をやり直そうとしているってことなのか。
しかし、それなら過去に未来の出来事をアニメにして伝える必要性がよく理解らない。情報の拡散手段としては非効率過ぎると思うが……。
それに以前、エイルンを殺すような形で未来へ送り返した理由もピンとこない。ジン達の思い描いていたシナリオから外れ過ぎたのかな。
そしてパワーアップして帰ってくるヒーローというドチャクソ王道展開。どうせなら、ここは効果的に漫画パートを突っ込んでほしかったところではあるが……。もうあの手法はやらないんだろうか。
メチャンコ手間かかるからやりたくないのは理解るけども。
あまりにもクライマックス感を漂わせるから、このまま打ち切り完結するんじゃないかとヒヤヒヤしたわ。
最終的にはネイバー全機集合でマリスをぶっ飛ばすことになるのか、それともマリスの裏側に何者かがいるのか……。
燃:A+ 萌:A- 笑:B 総:A+
シリーズリンク
・エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ 6巻(2017/04)
・エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ 8巻(2018/04)
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エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ 7 (MF文庫J) | |
東 龍乃助 みこと あけみ
KADOKAWA 2017-10-25 |
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