【ラノベ】転生ごときで逃げられるとでも、兄さん？真実の輪廻期：奪い取られた初恋を Web版【感想／ネタバレ】

たとえ生まれ変わっても、もう一度彼に恋をする。

今度はジャックが裏に回ってラケルが主人公のような形に。単身時間遡行を繰り返す彼女の孤軍奮闘が始まる。
ティーナって世界の傍観者という感じだけど、もしかして紙城さんの他の著作にも出てたりするのかしらね。
このティーナ、ちょいちょ読者目線で語ってワクワクさせてくるのズルいよねぇ。

ティーナのお母さん、ロリババアなこともあって読んでると脳内イメージがどんどん『原神』のファルザンになっていく。もう、ほっちゃん声でしか喋ってないｗ

そうか、ラケルもまた転生者だったのか。まさかジャックの転生前の幼馴染みだったとは……。
ジャックが自宅から逃げ出せたのは幼馴染みの行動の結果だったのか……。うーん、このパズルのピースが徐々にハマっていく感じ、きーもちー!!

彼等を転生させた存在が出て来たのって初めてだっけ。善悪という基準なんかは超越している存在っぽいが、今後も絡むことあるのかな。
妹ちゃんの前世での名前も判明して、ここから最終決戦に雪崩れ込んでいくんだろうか。油断するとまた隠し玉に背中を刺されないとも限らないけど……。

ジャックを縛る５本の鎖。ラケルの【因果の先導】の覚醒と記憶変換によって、その内の２本は断ち切れた。残るは３本。そう思うとまだ先は長いのか……？まぁ素直に１本１本断ち切っていくなんて素直な流れにならないかもしれないが……。

燃：A+　萌：Ａ　笑：B+　総：Ｓ

2023年10月3日MF文庫J

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