【ボーダー】ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~【8巻/感想】
著:三上 延 イラスト:越島 はぐ
「面白いって感じるのは同じでも、自分一人で読んでいたい本と、他人に薦めたくなる本の二種類があると思うんだよな」
2018年9月の新刊。約5日の積み。1年7ヶ月振りの新刊。
本編最終巻の後書きで出すみたいなことを言っていた番外編が実写映画公開を間近に控えて、ようやく発売。
本編の数年後、大輔と栞子さんの間に生まれた娘、扉子は母に本にまつわる人々の物語をせびる。栞子さんはこの数年の間に起こった出来事を話し始めて……。というわけで、表紙を飾っているのは篠川母娘ということになる。
あっ、ナンバリングが付いていないんだな。
久し振りにメディアワークス文庫読んだけど、やっぱりうわっ、文字デカっ!ってなるよな。
シリーズ初期の連作短編集形式に戻ったので嬉しい。やっぱりこっちの構成の方がしっくりくるよね~。
今回は特に『俺と母さんの思い出の本』が刺さりましたね。題材がゲーム関係だったから感情移入し易かったというのもあるが、何ともハートフルでなぁ。やっぱり長編とか要らんかったんや。
まさか兄弟レーベルとはいえ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』が登場するとは……。ほんとに出て来ただけだが。
大輔と一緒に拳を突き出して結婚指輪をアピールする栞子さん可愛いな……。
扉子は快活に育っているようで、誰に似たんだよw
叔母かな……。
最後にシリーズタイトルの意味も明らかになって、あ~これは綺麗な終わり方ですわ~って思いながら後書き読んだら、まだ普通に続くのかよw
まぁ、まだアニメ映画も残ってるしな……。
燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A+
シリーズリンク
・ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~(2017/02)
・ビブリア古書堂の事件手帖Ⅱ ~扉子と空白の時~(2020/07)
スポンサーリンク
ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~ (メディアワークス文庫)
KADOKAWA (2018-09-22)
売り上げランキング: 52
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません