【ボーダー】ビブリア古書堂の事件手帖Ⅱ ~扉子と空白の時~【9巻/感想/ネタバレ】
著:三上 延 イラスト:越島 はぐ
(奴は息を吸うように本を読む。いつでもどこでも本を読む……つまり相当のポンコツだ!後は任せた!)
2020年7月の新刊。約4日の積み。1年9ヶ月振りの新刊。アニメ映画の制作は頓挫してしまったようだし、原作もフェードアウトしたと思い込んですっかり存在を忘れていたぜ……。
大輔と栞子さんの娘、扉子をメインに据えた前回は番外編的な位置付けだろうと考えていたが、まさか巻数カウントをローマ数字に変えて続刊するとは……。
リアルタイムで追ってる身からすると気にならないが、これ、新規層にめっちゃ不親切な設計なのでは……。
さて、今回は横溝正史の未発表原稿にまつわる事件にビブリア古書堂が挑む長編作品。扉子が過去に起こった事件を振り返る構成となっているが、基本的に活躍するのは大輔と栞子さんとなるので、ほぼほぼ本編と同じノリ。
ちょいちょい2人がイチャつくので、都度都度あま━━━━い!ってなるけど。
本好きな人間が必ずしも善人とは限らないということで、まぁギスることギスること。最後に関係者で和解出来るかと思えば、長い時間が解決してくれる……かもしれないみたいなふわっとした終わり方でなぁ。
昔は新聞の連載小説は単行本化されないものもあったってマ?作家のファンは追っ掛けるのが大変そうだよな……。
まだまだ裏で暗躍を続ける智恵子さんの存在もあるし、この巻が出たことでシリーズが終わっていないことが明確になりましたね。また忘れた頃に続きが出るんでしょう。
燃:C 萌:A 笑:A 総:A
シリーズリンク
・ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~(2018/09)
・ビブリア古書堂の事件手帖Ⅲ ~扉子と虚ろな夢~(2022/03)
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ビブリア古書堂の事件手帖II ~扉子と空白の時~ ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~ (メディアワークス文庫)
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