【ラノベ】青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない【９巻／感想】

著：鴨志田 一　イラスト：溝口 ケージ

「客観的に見ると、まあまあウザいな……」
それに、かなり気持ち悪い。

フルコンボだドン！
2018年10月の新刊。約１週間半の積み。半年振りの新刊。
アニメ放映開始月ということで、そりゃ新刊出すしかないでしょうよというタイミングである。

しかし溝口さんにとってはかなり厳しい進行だったようで、描き下ろしイラストはかなり少ない。
その穴埋めのために今更のキャラ紹介をイラスト付きでやっているページがあるんだけど、違和感が半端無い。

突如、咲太の前に現れた麻衣さんにそっくりの小学生の女の子。時を同じくして、咲太と花楓の母から会いたいという連絡が来て……。

母娘の感動の再会と見せかけて、どうせまーたきっつい展開を仕込んでくるんでしょ……って身構えていたが、素直に感動の再会で良かったねぇ良かったねぇって涙腺が緩みっぱなしである。
と思った？残念！咲太の方がお母さんから忘れられてました！って、えぐいしほんとやめて……(´；ω；`)ってなってる　。
ふえぇ……もう咲太をいじめないであげてよぉ……。麻衣さんがいてくれなかったら即死だったわ……。

またチラつき出す霧島透子の名前。てっきり翔子さんが色んな世界を見ているという説明のために使われるだけだと思っていたけど、ここでまた出て来るか。一体何だっていうんだよ。

時は一気に進み、咲太の大学の入学式へ。まぁ、その出来事自体が思春期症候群で見ている幻という可能性もあるんだけれども、後書きで次から大学生編と言っているので、素直に読めば良いのかな。

ってかアニメと一緒に畳むんだろうと思っていたが、大学生編なんて銘打つってことはまだ暫く続くんだろうか。

燃：Ｃ　萌：Ａ　笑：A-　総：A+

シリーズリンク
・青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない（2018/04）
・青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない（通常版）（2020/02）

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