【ラノベ】GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅩ〈上〉【感想】
著:川上 稔 イラスト:さとやす(TENKY)
「副会長、貴女方は個々ではキチガイですが、集団になると面倒なキチガイズになります。何故ならそれぞれが役目を認識しているキチガイだからです」
キチガイの定義とは一体。
2017年10月の新刊。約1年6ヶ月3週間半の積み。『ガールズトーク』3巻からは3ヶ月振り。通算27冊目。
表紙はここに来て二代。このタイミングで主要キャラが表紙に来ると完結が近い気配を感じますよね。
口絵のお遊びコーナーはビックリマンチョコ的な。これ、シールのキャラに採用された人は収入入ってくるんだろうか……。
ピンナップではネシンバラが良い空気吸ってますねぇ。あれ、でも今回さほど出番無くなかったか?
厳密な歴史再現を言い出すと技術レベルまで下げなければいけなくなるが、そこは非衰退調律進行の観点からスルーしても良いと判断されているそうな。これは上手く誤魔化しましたねー。
今回、武蔵の自動人形さん達にグッとクる挿絵が会ったのが嬉しいですね。〝武蔵〟さんのスカートが大きく翻っているの良いな……。
567ページの頭を抱えてるのって〝青梅〟さんで合ってるかな。こちらも素敵なお姉さんオーラが出ていて良い……。
『終わりのクロニクル』の時も主要キャラそれぞれに対応する敵キャラってネタがあったから今回も何か十本槍にはデカい秘密があるんだろうとは思っていたが、武蔵勢の子供達だとは……。
未来の運命から抽出したとか言っているので、実際に未来から子供が来たというのとはちょっと違うのかしら。
彼等曰く、武蔵の創世計画阻止というコンセプトは失敗し、世界は滅びることになるので、何が何でも創世計画を完遂しなきゃならんということらしいが、そう言われてしまうと武蔵勢詰んでね?
まぁ、信じるに足る根拠があるのかって話だけれども。
次は2017年12月に『Ⅹ〈中〉』、2018年3月に『Ⅹ〈下〉』、7月に『ⅩⅠ〈上〉』、9月に『ⅩⅠ〈中〉』、12月に『ⅩⅠ〈下〉』。
燃:A+ 萌:A+ 笑:A 総:A+
シリーズリンク
・GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅨ〈下〉(2016/06)
・GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン ガールズトーク 縁と花(2017/07)
・GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅩ〈中〉(2017/12)
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